飛鳥瑠璃的美生活のススメ

~大和撫子道~

エイジ・オブ・イノセンス

2007-04-26 06:47:54 | 映画

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玄関に手作りの人参ケーキと共に入っていたビデオ、メールが届き『ビデオ早く見終ったら是非感想を聞かせて。ブログでみんなに紹介して~何しろ、これは私のベスト10に入ってる作品で、枕元に置いてある愛読の本のように毎晩寝る前に少し何ページか読む(何分か見る)ようになっているからよ!監督のマーティンはチョ~ベテランで今年やっとオスカーを手に入れた。』

先日買い物途中で会った時「すご~くいい映画があるから今度ビデオもってく、不倫の映画だよ~☆」なんて言ってた、例のあれだ。

彼女は数年前「そこがへんだよ日本人」という番組でテンション高く活躍し、お正月の特別番組では“嫌いな外人”のベスト3に選ばれた人気者?!

運命的な?出会いから10年、「日本に来て9年になるけど、あなたみたいな日本人はじめて見た」と言われた、あれは一応ほめ言葉ということにしてある、私の中では・・・・今では「お醤油かして~」みたいな気さくなお付き合いをしているがホントはすごい才能をもってる彼女、日本1高い醤油をおとりよせしてもいいくらい。その時は「お醤油かして~」と行くつもり(^0^)

話はずれたが、この映画、たんたんと美しい場面が流れてく、どこにそんなに感動したの?と思いながら半分以上を見た・・・・これは後半だね。

人は過去のYは見ることができる、あの時あっちの道を選んでいたら・・・・そう思うことは誰にでもあると思う。特に恋愛の場合成就しなかった愛は永遠。でも、人は自分の人生のシナリオを自分で書いてこの世に生まれてくる(らしい・・・)、その時はわからなくても人生の黄昏に「これでよかったんだと、すべての澱が溶けるような、許されたような一瞬が来るのかもしれない、いやきっと来るんだろう」そんな風に感じさせてもらったラスト。

これには「汚れなき情事」という副題がついている・・・・でも秘めやかな純恋愛こそ身を焦がすんだよね~☆

「老後のために甘美な思い出たくさん作ろう」とスローガンを掲げる私達には確かにベスト10入りさせたい映画だ!

何かを捨てなければ成就しない・・・・わかりやすい例、不倫って。

でも必ずしもすべてを捨てて一緒になることが“成就”ではない(瑠璃的には)。。。。

私はこの映画を見て、「マディソン郡の橋」を思い出した。公開されたときは???だったのに4年前に見たときは涙・涙(メリル・ストーリープの演技最高でした)・・・・

今回のエイジ・オブ・イノセンス」も、心に迫る、切ない映画に思えたのは今だからこそ!Meika、素敵な映画教えてくれてありがとう^^

☆年を重ねることは素敵!と感じさせてくれる1本でした。人を愛するって苦しい時もあるけど、そんな苦しさも人生の黄昏には黄金色に染まるのかな~なんて思っています。瑠璃としては「永遠に届かぬ愛」でも誰かを愛し続けたいです\(^0^)/☆

今日も、届きました?あなた☆


さくらん

2007-03-26 22:37:01 | 映画

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公開されたら1番に見に行こうと予定を入れていた日に行けなくなってしまい、その後見そびれていた「さくらん」やっと見てきました。

前世『花魁』だったことがあるらしい?私としてはこの手のものはなぜか心惹かれる・・・・というのも本当だけど、今回は演出家、蜷川幸雄の娘で、世界的フォトグラファの蜷川実花の初監督作品(しかも舞台が遊郭)とあってとても楽しみにしていました。

映像は期待通り!どこを切り取ってもポストカードにできそうなくらいの美しいさ。主演の土屋アンナの日本人離れした、なおかつ現代的な顔立ちが蜷川実花の作り出した原色の「遊郭」とピッタリ。椎名林檎の曲もこれまたピッタリ。個性的な女3人が作り出した世界はなんともいえず素敵でした。

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遊女であろうと淑女であろうと、「あなたを殺して、私も死にたい」・・・・女はいつもそんな風に愛してしまうんですね・・・・そんなことないですか?私はそうなんだけど・・・・

エロティックな場面ばかりが注目されがちだけど、私にはとても優しさを感じさせる映画でした。彼女達の人間性がにじみ出てしまうのかな。「さくらん」を見てこんな感想ないかもね。

季節で言ったら「春」の映画。「春」であってほしい映画。

個人的には好きな映画でした。

前世で花魁だったこと、ホントにあるかも・・・・

P.S フラワーコーディネーターとしては床の間に飾られている花々に注目して欲しい、花だけ追ってみてもかなり意味深だし、見ごたえ充分です☆


ドリームガールズ

2007-03-22 21:06:34 | 映画

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私の中では夢を見るにはふさわしい季節到来です!(一年中夢の中とも言われていますが・・・・)

で、単純に題名に惹かれて映画“ドリームガールズ”を見に行ってきました。

3人組女性コーラスグループ。彼女達の夢と成功、それに伴う代償と挫折。

歌も踊りもゴージャス見ごたえ充分・・・・でも、今の私には涙なくしては見れない、胸迫るセリフや状況がたくさんあり、もう一度一人で見に行く映画の1本になりました。

映画が終わって会場を出るとき「歌ばっかりで、途中で飽きちゃった」という若い女性の言葉が・・・・「あ~年を重ねるってこういうことだな」ってつくづく思いました。私も彼女の年頃には感じられないことがたくさんあったもん。(フリルのスカートは着づらくなっても、心のフリルはプリーツからチュチュぐらいにボリュームアップ!←感受性というヒダが増えたと言いたい)

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映画はシュープリームスが活躍した60~70年代が舞台。

ダイアナ・ロスよりドナ・サマーの方が身近だけどディスコ・サウンド聞くとじっとしてられない!

初めて行ったディスコは六本木の「ネペンター」、結婚式の2次会は、当時マドンナやマイケルジャクソンなど有名な外タレが来日するとお忍びで訪れたというこちらも六本木の「レキシントン・クイーン」貸しきったもんね☆

なんだか話がずれてきたけどワクワクしてきた☆

本当は今日は“情熱”について語りたかったのに・・・・

“情熱”という言葉は昔から大好き!西城秀樹の「情熱の嵐」(←クリックすると音楽が流れます♪)はフリつきで歌える・・・・またずれた・・・・

世の中には2通りの人がいるんだって。

Dreamgirls

「一見何でもないものをも自分の情熱の炎で魅力的に照らし出す人と、自分が情熱を燃やすに値するものを探し続ける人」

どちらになりたいか?

もちろん私は前者。素晴らしいものは遠くまで探しに行かなくても意外と近くにあると思うんだけど・・・・と言うよりなんでもいいような気がするし♪

だって平凡なあなたが私の情熱で最高の恋人になったり、平凡な私があなたの情熱でいい女になったりするんだから・・・・

夢を叶えるにはやっぱり情熱!頑張ろう!冷めた女にはなれそうもないし☆

ちょっと話が飛んだけど

「ドリームガールズ」テンションをあげてくれる素晴らしい映画でした(^0^)/

もう一度見に行きます、一人で☆


マザーテレサ

2006-10-12 14:46:24 | 映画

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先週読んだ本の中で“マザーテレサ”という言葉が引っかかっていました。でも、日常の雑事に埋もれ・・・・そんなことは良くあることですよね。

一昨日、友達から電話があり、「天然酵母のパンのお教室と出会い、これだと思ったの」、「キリストが最後の晩餐で食べたパンはきっとこれだったんだわ」と感激の話の中、マザーテレサの話が出てきました。

そして昨日、生徒が「先生、“マザーテレサ”の映画見たことありますか?私昨日DVD借りて見たんですけどすごく感激しました!」と・・・・そして「先生、今日は午後予定入ってるんですか?」とさりげなくプッシュ・・・・

はい、はい、今日のテーマは“マザーテレサ”ですね☆

宗教とは無関係そうな2人が続けて“マザーテレサ”!今日は午後から暇!そのうえ、今日はレディースデーでレンタル料金半額ですもんね!

というわけでレッスン終了後、歩いて30秒ぐらいのレンタルショップへ直行、“マザーテレサ”を借りてきました。主人公演じるのはオリビア・ハッセー、あの可愛かったジュリエットが年月を経て“マザーテレサ”へ!なんて素敵な歳の重ね方でしょう!まずはそんなところに感動し昼食後、心して?!拝見。

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う~ん、簡単に感想を述べられるような映画ではないと思うので、映画の中のセリフではないけれど生前の彼女の言葉から、2つだけ記しますね。

ノーベル平和賞を受賞した時のインタビューで

「世界平和のために、私たちはどんなことをしたらいいですか?」

「家に帰って家族を大切にしてあげてください」

“マザーテレサ”の残した語録から

「世界には、二つの貧しい国がある。一つは物質的に貧しいインド、もう一つは、世界でこれだけ困っている人がいるのにそのことに無関心でいる日本である」

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どうですか?みんなが一日に一つだけ、他人のために何かしてあげたら、他人のために祈ってあげたら大きな力になるかもしれませんね・・・・私はそう思いました。

わたし的には、“花魁(おいらん)”とか“ハーレム”とかのテーマが与えられると張りきっちゃうんだけどな~☆    そのうち来るかな~^^

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