飛鳥瑠璃的美生活のススメ

~大和撫子道~

短歌13 心に咲いた美しい時間

2005-03-31 21:05:51 | 花短歌
IMG_1547
桜が私たちの心をピンク色に染める前に、3月はちょっぴり寂しい別れの季節でもありますね。
永遠の別れでもないのに、いつもいる場所にいつもいる人がいなくなるのはやっぱり寂しい・・・・
でも景色が変わるのはちゃんと前に進んでる証拠だから「別れ」は悲しいものではないはずですね。
「すべての人間の一生は、神の手によって書かれたおとぎばなしにすぎない」
アンデルセンの言葉ですが、中学生の時に出会って以来、折りに触れ思い出します。
私の人生は神の手によって書かれたおとぎばなしだと思うと、なんだかすべての出来事を余裕を持って受け止めることが出来るような気がします。
私にとっては「あなたの人生を花びらを重ねるように大切に」ってささやいてくれる魔法の言葉です。
「別れ」と「出会い」の季節、おとぎばなしのページをめくる季節です。

花びらを
重ねるように
恋をして
心に咲いた
美しい時間(とき)


*いろんなことを経験して美しい時間を重ねていきたいな・・・・

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短歌12 たまゆらの恋

2005-03-30 14:34:18 | 花短歌
アジアンビューティーが注目され始めた数年前、ビジュアルの次は精神、これからは古典が新しい!と思い、改めて「和」を意識し日常を見直して楽しんでます。
今年初めて購入した本も「和のルール」という単行本でこれもなかなか面白かったです。
言葉一つ取ってみても日本には美しい言葉がたくさんありますよ。
たとえば「たまゆら」なんて言葉も今では使われないけれどきれいだなーって思います。
古語辞典を引くと(玉がゆれあって鳴る音がかすかなところから)かすかに、とかほんのしばしの間と書かれています。「玉」というのは美しい石とか宝石のこと。または真珠のことを表しているそう。
草柳大蔵さんは「花のある人花になる人」という著書の中で「たまゆらの恋」を~思いだけ残って、永遠に実現しない恋のこと~と書かれていました。
メールで簡単にくっついたり別れたり(するらしい?)現代、こんなに美しい「忍ぶ恋」は存在するのかしら・・・・・

キャンドルの
灯(あかり)のなかで
揺れている
永遠の今
たまゆらの恋


*キャンドルの灯ってロマンチックだしなんだか心が和みますよね。
  私はキャンドルが大好きで家のあちこちに置いてます。
  最近も桜の花の形をしたキャンドルを買いました。
  桜が咲いたら灯をともしてみようと思ってます・・・・

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雨が好き・・・・

2005-03-28 14:02:15 | インポート

雨の日って結構好きです!特に今日みたいに家でじっとしていられるときは・・・・
子供の頃、窓をつたう雨だれを飽きることなく見つめていたことを思い出します。
葉っぱをたたく雨の音が好きだった・・・・
あじさいの下にもぐってかたつむりをながめているのも好きだったし、空に向かって大きな口をあけて雨を食べる?のも好きだった。
雨の匂いも好きだった・・・・
う~ん、要するに昔からぼーとしてるのが好きだった・・・・ということ!?
今日は久しぶりに何にも予定が無いし・・・おもいっきりぼーとしちゃおう。
雨がふってるからいいんだもん!

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草月会館(作品展)へ行ってきました

2005-03-26 17:15:48 | アンジュール
IMG_1717アン・ジュールではもう6年になる生徒さんが草月造形科作品展に出展するというので、会場である東京青山の草月会館へ行ってきました。
もともと異彩を放っていた彼女でしたが、色水と油と空気を混ぜてコピーをとった作品や、キャンバスを切ってその奥にグルーガンで無数の玉をつくり、思わず「その向こうは?」と見る側の好奇心を誘う作品など、彼女ならでは、の世界を感じぜずにはいられませんでした。
一人の人間として、内なる自分と現実とのバランスに苦悩していた日々を知っていたので、彼女のもてあましていた才能や感情を正直に吐露するもの出会えたのではないかという印象を強く持ち、とても安心して帰途につきました。

自分を表現できるものを持てることは何よりの幸せです。
他人を気にせず「私は私」と生きていけることは、大きな安心感と
充実感を与えてくれるでしょう。
電話の向こうの彼女の声がとても晴れやかだと思ったのは気のせいではないと思います。
本当に素晴らしい作品で感動しました。これからも頑張ってね。

話は変わりますが、インテリアの仕事をしていた私にはイサム・ノグチは家具や照明のほうが馴染みが深いのですが、会場である草月会館のイサム・ノグチの石庭「天国」はやはりすごいですね。
まだ知らない人がいたら、この空間にぜひ身を置いてみて下さい。
(ちなみに我が家の和室にもなんちゃってノグチの「あかり」がありまーす!)

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短歌11 アマリリス

2005-03-24 16:12:07 | 花短歌
IMG_1727ホワイトデーにアマリリスとクリスマスローズのブーケをいただきました。
オフホワイトに淡いライムグリーンがひそんだとってもノーブルなアマリリスです。
先日小野岳也さんの撮ったアマリリスを見て今までアマリリスに抱いていた印象が見事にくつがえった矢先だったので、今までにないくらいアマリリスを見つめていました。固いつぼみが徐々に花開いていく姿を・・・・
モー本当に色っぽい!小学校の時に歌った「か・わ・い・い・アマリリス~」じゃない!
「花が人の心をそそるのは、美と官能がなんのわだかまりも罪責もなく同時に実現されているからである。聖と俗の奇跡的な結合である。したがって花の美しさはただの美しさではない。」
ー花の詩史、山中哲夫著ー
私の中で見事にはまりました。妖艶でどきどきな時の流れ・・・・
なんだかアマリリスのおかげで私まで色っぽくなったような気が・・・・少ししました!?

アマリリス
見逃さないで
透ける肌
あなたのために
生まれていくの


*アマリリス・・・・原産国メキシコ、英名Night star lily「騎士の星」
           花言葉「ほどよい美しさ」「誇り」「静寂」

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