お花のプレゼント

ブーケが縁でレッスンに来てくれるようになった奈穂ちゃん。まだ十数回しかレッスンしてないのにそのうちの半分くらいはプレゼント用のお花。

アン・ジュールに来るようになって、自分で作ったアレンジをプレゼントするのが楽しくなったとか。

自分のご両親はもとよりお姑さんやお舅さんにもお花を丁寧にアレンジして素敵なプレゼントを作ります。

今日はお舅さんへのプレゼント。ワニ革風？のこげ茶色の箱にアレンジしました。

本人も大満足。お舅さんも喜んでくれるでしょうね。

可愛いバスケットブーケはゆりちゃんの作品。ゆりちゃんも習い始めてまもなく友人の結婚式のブーケを作るといって、こちらまでドキドキしながらブーケを作りました。なにせ本番用ですから、失敗は許されません。ブーケにブートニア、ヘアオーナメントまで真剣勝負！そのブーケをとても喜んでもらってその後も本番用のブーケをプレゼントするためにいくつか作りました。

・・・・・もしかして最初のブーケが奈穂ちゃんのだっけ？

自分のためにお花をアレンジするのも素敵な時間だけど、誰かのためにアレンジするのはまた違った楽しみがありますよね。そのプレゼントを手にした時の相手の笑顔とか想像するとなんだか心が温かくなる。

今日も奈保ちゃんアレンジしながらポツリ・・・・

「なんだかとっても癒されます」

お花って本当に優しくてパワフルです☆

今日のレッスン

レッスンは３６５日予約OK!なので、普段は１人とか２人とか・・・・

のんびりいろんなお話をしながらというのが多いのですが、土日はOLさんでにぎやか☆

今日も初級・中級・上級のレッスン入り混じり、お花もおしゃべりもわいわいと楽しい時間でした！私の元気の源です☆

初めてから始めた生徒が、私より上手なんじゃないの～ぐらい成長するとまさしく親の気持ち

「こんなに大きくなってママ嬉しい！？」

上級になると個性がハッキリしてくるので自由にアレンジしてもらうと新鮮な感動をもらうこともたくさんあります。

お花が好きな人達が集まる空間は気持ちいいし、綺麗な時間が流れてるな～っていつも思います。

みんなもますますお花が好きになってくれて、お花の教室をやっててよかったなってまたまたしみじみしてしまいました。

＊作品は上級のめぐちゃん。

こぼれた花を花瓶に浮かべてくれました、ナイス！

マザー・オブ・パール ～パワーストーン～

ブレスレットを頼まれてもいつできるかわかりません、できるときにはわりとすぐできる、でもできないときは３ヶ月ぐらいできない・・・・

今待っていただいているみなさん気長にお持ちください☆

ビビッときたら作るのはすぐなので（^o^）

マザー・オブ・パールは今回初めて使いました。

できれば青い石がいいな～って言われていたのにも関わらず、青い石を繋げてもなかなか納得できない。私が感じる「今の彼女」とリンクしないんだもん。

ラピスじゃ強すぎるし、ソーダライトじゃ同調しすぎて、新しく変化を引き寄せるには役不足・・・・などなど根拠のないダメな理由がたくさん並び２週間。

それでビビッと来ちゃったのが、全然青じゃない白！

でも私が感じるあなただから間違いない！と思う☆

この前も３ヶ月かかった生徒さんが「先生、ブレスレットもらった次の次の日ね～」なんて報告してくれたし。

こんなお客さんの要望無視した仕事でいいのだろうか？

でも、あなただけのものだから・・・・信じてね☆

【マザー・オブ・パール】・・・・正確には『石』じゃなくて、「白蝶貝」、真珠の母貝ですが天然石に負けないくらいのパワーを宿すということでパワーストーンとして扱われています。「女神の慈愛を宿す石」とも言われ、不安や怒りを抑え、心の傷を癒し、いつまでも若々しく美しさを保つ効果もあるそう。パールは現世的な形を取ったキリスト意識とも言われていてハイヤーセルフと繋げてくれるそうです。

この石を中心に他の石と合わせてみましたよ。

ステージが変われば石も変わるから、その時までこのブレスレットをよろしくね☆

＊残った石で自分のために２連のブレスを作ってみました。

これからの季節いい感じ♪

＊『瑠璃屋』は本物だけを提供しています。

花と居る

今からちょうど５年前、あるアーティストの花の写真集の出版記念パーティーでとても美しい人と出会いました。

お話していて驚いたのがその方が私より一回り年上だったこと。ずうずうしいとは思ったのですが美しさの秘訣を知りたくてお尋ねしてみました。

「どうしてそんなに綺麗なんですか？」って。

答えは・・・・「いつもお花といるからよ」

わ～素敵！彼女が言うから説得力がある！

でも・・・・じゃあ、お花の先生はみんな綺麗？お花の仕事にたずさわっている人はみんな綺麗？・・・・そんなことないですよね～

私はやっぱり彼女がいつも『お花と居（い）る』から美しいんだ～と思いました。

＊『居（い）る』・・・・（動かずに、じっとその場所に）すわるという意味

前回の記事のコメントでTommyさんが

どんなものにも、そこに存在する意味があって、みんなちゃんと役割があり
1つとして無駄なものはない。
心をかけてあげると、恩返ししてくれる。

って書いてくれました。

「お花と居る」って言葉にはそこに『心』を感じます。

何をやってても美しい人っています。

どんなに綺麗な仕事をしていてもそうじゃない人もいます。

何に対しても『心』をかけるって大切なことだなって思います。

花は特に「心をかけてあげると、恩返ししてくれる」ことが目に見えやすいのかもしれませんね。

今日もとても美しい花と出会いました。

私も「身も心も魂も」美しくなれるようにちゃんと一緒に居ようと思います☆

サンクチュアリー ～聖域～

我が家には不思議な場所があります。

そこにお花を飾ると２週間ぐらい薔薇が美しいままだったり、そのままの姿でドライになったり・・・・

それはいつもレッスンした作品を置いて写真を撮るコンソール。

そもそもこのコンソールとの出会いが不思議でした。

ある家具屋さんに入ったとき、引きつけられるようにお店の奥に進むと、そこに壁に持たせかけてあるコンソールが。よく見ると後ろの足がない。引き出しを開けるとその中に折れた足が入ってました。

その時「あなたこのままここにいたら捨てられちゃうけど、うちに来たら主役になれるよ」って思わずコンソールに語りかけてました。

そしてお店の人にお願いして足を直してもらい、ほとんどただのような値段で売っていただいたのです。

狭い我が家にやってきたコンソールはそれこそ主役、作品展の時も会場にもっていって薔薇と紫陽花で思いっきり飾ってあげました。

何年か過ぎたときふとあることに気づきました。

なんだかお花がすごく持つのです、しかも美しい状態で・・・・

不思議？

そう思い始めたら、忘れていたいろんな物が出てきて・・・・それをコンソールの上に飾り始めたら、なんだか祭壇のようになってしまいました。

その中でも今年初め出て来た絵葉書が私の中ではかなり意味深だったのですが・・・・

１８年くらい前友人がイタリアに行ったとき頂いたもの。

もしやと思って裏を見たら、シエナの聖カテリナ教会と書いてありました・・・・

個人的なことなので、私を知っている人にしかわからなくてごめんなさい。

でも、不思議なことが、目に見えないけど繋がっていることが、確かにあるってここを見るといつも思うのです。

そういう意味では、このコンソールは目に見えないものに対する畏怖や敬虔な気持ちを持たせてくれるサンクチュアリー（聖域）のような気がしてます。

宗教など関係なく、自分にとっての特別な場所を持つことは大事な事なのかもしれませんね。そういえば子供の頃は秘密基地とか秘密の場所とか誰でも持っていましたよね。

大げさなことじゃなくて、どんなものでも自分にとって大切なもの、自分にとってのシンボルなどのある場所をほんの少しもつこと。そんなことが今日１日を豊かにしてくれるような気がします。