飛鳥瑠璃的美生活のススメ

~大和撫子道~

短歌21 桜草

2005-04-30 18:59:41 | 花短歌
いよいよゴールデンウィーク突入ですね。人の多いところは苦手なので、おうちでベランダガーデニングをする予定です。
ガーデニングといえば朝のウォーキングのとき、あちこちのお店の前でプランターに寄せ植えされた桜草を見かけます。
桜が終わると桜草なんて自然は絶えることなく私たちを楽しませてくれてすごいなぁ!

目を閉じて
あの日に帰る
桜草
あの春の日は
永遠の春


*「わが国は 草も桜を 咲きにけり」と一茶も歌った桜草は葉も花も桜に似た可愛らしい花です。
学名Primura(プリムラ)は「Primos(最初)」が語源、春に最初に咲く花という意味かな・・・・
花言葉は「初恋」「長続きする愛情」
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短歌20 アジアの花(インド)

2005-04-28 16:56:19 | 花短歌
雑誌「美生活」企画の‘インドの魅力‘に参加して、インドの文化に触れ、インド古典舞踊を堪能し、すっかりインドモードになって帰ってきました・・・ので、今日はインドに「黄金の千年王国」を築いたチャンドラという王の母からイメージして作った歌です。

情熱の
アジアの花よ
運命の
鎧(よろい)を外し
月を飲み込む


*インドに「黄金の千年王国」を築いたチャンドラという王がいました。チャンドラ王がもっとも愛した花アフア。
アフアのお酒には神が宿るといわれ、若い女性は愛する人への想いが通じるようにと願って飲んだといわれています。
チャンドラは月を意味します。名前の由来は、王妃が月夜の晩に湖に映った月を飲み込んだときに生まれたからです。

アジアの女性って内に秘めた情熱と、人を愛するときになんか覚悟を決めるみたいな強さを感じるんだけど・・・・
昔の話かな?
でも何でも真剣勝負って好きです!情熱を傾けたことは結果がどうあれ、自分の中に宝石を増やしていくことになると思うから・・・・ 
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恋愛力~美しいものは美しい!~

2005-04-25 19:56:32 | 日記・エッセイ・コラム
齋藤 孝の「恋愛力」面白くて一気に読んでしまいました。
思わずその気にさせるコメント力と言うことで、モテない男性に向けての指南書ですが、女の私が読んでも参考に?なりました。
それにしても同世代ですね。恋愛テキストとして村上春樹がふんだんに引っぱり出されていますが、私も学生時代ひととおり読みました。いつも思うのですが学生時代お会いしてませんでしたでしょうか?
今回も一人くすくす笑いながら、私も使わせてもらおうかしらと赤線引きながら読んでしまいました。
でも女と男じゃちょっと違うからなぁ・・・・決まったつもりが、引かれたなんてことになってもいけないし、まあ笑わせてもらったとこでやめておきます!
もし可能なら第二弾、男性を思わずその気にさせるコメント力を書いていただきたいわ!
エピローグに~この本で強調した「恋愛力」は、経験知を背景にしたコメント力だ。若さとは別のところで恋愛する力を捉まえたい、そんな気持ちがあった~と書かれていましたが、日本もそういう「大人の男女」が増えると楽しいですね!
二年前、パリにお花の勉強に行ったとき、デザイナーのアランさんの(アルマーニのショップディスプレイをしている素敵な人です)「今日の君は水をたっぷり吸った花のように美しいね」とか「君の~うんうん~というあいづちはまるで音楽を聞いているようだよ」などなどのコメントには感動しました。
あいづちを褒めるなんて日本の男性にはできませんよね、サスガです!それにもましてアランさんの奥様と女性の美についてお話していたときに「年なんて関係ないわ、美しいものは美しいの!」と力強く言われたときはものすごい説得力でした。奥様は確か58歳だったと思います、私なんてまだまだおこちゃまです。
ホント素敵な大人たちの国ですね。いろんな意味で勉強不足を感じました。
齋藤さんも「まごまごしていたら日本女性は根こそぎ韓国男性に持っていかれないとも限らない。」と心配?しておられましたが、「恋愛力」確かに大事なことかもしれませんね!
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ベリーダンスを再開です!

2005-04-23 15:20:53 | 日記・エッセイ・コラム
IMG_2013
レッスン日とお花の仕事が重なってしまい、二年前に一度断念したベリーダンスをこの春から再び始めました。
ベリーダンスはアラブ・中東諸国全域で踊られる女性による即興ソロダンスとして有名だけど、発祥はエジプト・メソポタミヤと言われています。
クレオパトラやサロメが神殿の女神に捧げた踊りと言われていて、とってもエキゾチック。
もともとエジプトとか砂漠とか、空飛ぶジュータン?
とかだ~い好きな私としては「踊らないわけにはいかないでしょ!」って感じです。
携帯のアドレスにも、砂漠の上に海からもたらされた貝を使って「鏡の寺院」を作ったといわれているリマの女王の名前をおかりしてます!
17年前ペルシャ絨毯の事典が出たときは大枚はたいて買っちゃったし・・・・
(今はすごーく安くなっててビックリ!本て値段が変わるんですね)
もともと農耕民族とは思えないので、
前世はジプシーで砂漠で踊ってたような気がします!?
腰に巻くショール(写真見てね)についてる飾りのあのシャラシャラする音もなぜかなつかしいー!
いつかご披露できる日を目指して(見たくなーい!という声が聞こえたような・・・・)頑張りますネ!



短歌19 桜(5)~桜に教えてもらったこと~

2005-04-19 17:24:51 | 花短歌
短歌を作り始めて、もう一つ新しい目が開いたような気がします。
今年ぐらい桜をちゃんと見た春はなかったかもしれません。
いろんな所でいろんな桜を見ました。
子供時代を過ごした町の桜並木はウン十年たって素晴らしく幻想的な桜のトンネルになっていました。
時を重ね太い幹にしわを刻み、枝葉を大きく成長させた桜ほど美しい満開の春を迎えている。
厳しい冬をたくさん超え、美しい春をたくさん見てきた巨木ほど人を感動させる、圧倒的な花を咲かせている。
咲くことを忘れずに一生懸命生きていれば年を重ねるほどに美しい花を咲かせられる・・・・
桜の花びらが静かに舞い散る中、「あなたもがんばりなさいよ。」って穏やかな優しい声が聞こえたような気がしました・・・・
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ペイザージュ
古都の桜に
あこがれて
君がほほえむ
夢を見ている


*ペイザージュ・・・・風景画
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