うまさいと

お馬さんは好きですか?

喜望峰。

2004-12-31 02:05:07 | 競馬
ネタがなくなったからいつも通りAAPに頼ろうかと。


こんな記事をみつけた。

AAP


日本でもお馴染みになった(よね?)Cape of Good Hopeが豪州遠征に踏み切るとこのこと。1/10に現地に到着して1/12からの開催に間に合わせるみたいなことが書いてある様な(適当です)。2走位叩くのかしら。ターゲットとなるのは

2/5 Lightning S.(AUS G1 T1000m)
2/19 AustRalia S.(AUS G1 T1200m)
3/12 Newmarket H.(AUS G1 T1200m)

の3レースらしい。このサイトをご覧になってる方ならわかると思うけど、最初の2レースはGlobal Sprint Challengeの対象レースじゃないか。香港がのけ者にされたとかそういったことを言うわけでもなく黙って参戦する辺り、D・Oughton師は格好良い。

昨年の夏にも欧州で好走の連続だったCape of Good Hopeなんだけど、ちょっと待てよ。よく考えたらつかい過ぎじゃないか?と思ったので、ちょうど一年前辺りからの出走履歴を載せてみようかと。

12/14 Hong Kong Sprint(HK G1 T1000m) 3
1/1 Chinese Club Challenge C.(HK Gd3 T1400m) 6
2/1 Bauhinia Sprint Trophy(HK Gd1 T1000m) 3
3/13 Centenary Sprint C.(HK Gd1 T1000m) 2
4/25 Chairman's Sprint Prize(HK Gd1 T1200m) 2
6/15 King's Stand S.(GB G2 T5f) 2
6/19 Golden Jubilee S.(GB G1 T6f) 3
7/8 July C.(GB G1 T6f) 4
10/3 Sprinters S.(JPN G1 T1200m) 3
11/21 International Sprint Trial(HK Gd3 T1000m) 4
12/12 Hong Kong Sprint(HK G1 T1000m) 2

こういうのをハード(ヘビー)ローテーションっていうんだと思う。香港最大の短距離レースの後、叩き台を挟んで香港スプリント三冠で3 , 2 , 2着。香港がオフシーズンに入ったら今度は欧州遠征に打って出てRoyal Ascotやその後も好勝負を続け、日本に来てスプリンターズSで3着に突っ込んだと。香港にとって返してまた叩いて再び暮れの大一番できっちり2着を死守。こうして見るとSilent Witnessはあらためて凄いお馬さんなんだなぁというのがわかってくるわけで。馬場とか展開云々を抜きにして、このお馬さんを物差しにして考えたら、やはり香港のスプリント路線が世界最高峰にあることは間違い無いというわけか。あ、でもその場合は日本のスプリント路線も世界最高峰に入ることになるのか。これはいいね。

そんな風に妄想に耽るのはおいといて、今回の遠征はGlobal Sprint Challenge参戦を表明したと受け取って差し支えないのではなかろうか。とすると、香港以外では未知数のSilent Witnessを除けばこれ程優勝に近いお馬さんもいまい。ちなみに、昨年の成績をポイント換算すると3レースで22ポイントか。あらら、この条件じゃ優勝もできないのか。Choisirはすごいな。やはり優勝するにはSilent Witnessに出張ってもらわないといかんことになるのかな。でも、香港スプリント三冠後の進路の情報は錯綜してるしな。

話を元に戻そう。Cape of Good Hopeのこの素敵な勝ち切れなさはもはやキャラが立ったとしか言い表しようが無いんだが、どこかで勝ち癖がつくと空恐ろしいことになるのは目に見えている。既に6歳ということもあり、実力面での上がり目というのはかなり厳しいだろうが、欧州でも日本でも香港でも、これだけ安定して実力を発揮できるというのは素晴らしいの一言に尽きる。その上豪州でも同じ様なレースを繰り返してくれたら、もう本当にファンタスティック。惚れるね。ステイゴールドでもここまでではなかったよ。

そんなこんなでCape of Good Hopeの豪州遠征を楽しみにしております。