何かほっとした。

某大手掲示板でPleasantly PerfectがJapan Cup Dirtに出走するかどうかということが話題になっていました。んで、色々皆さん書き込んでたんだが、ちょっと転載。


421 ：名無しさん＠実況で競馬板アウト ：04/10/31 13:02:55 ID:Jk1Hb1PB
プレザントリーパーフェクトってこれで歴代賞金王の夢が途切れたから
ＪＣダート出走もなし？

429 ：名無しさん＠実況で競馬板アウト ：04/10/31 14:20:49 ID:HCPTWsbW
どっちかっつーとＡｚｅｒｉなんかに来て貰いたい

430 ：名無しさん＠実況で競馬板アウト ：04/10/31 14:56:29 ID:GY3MLMVx
ファニーサイドでも大歓迎。スクールバスごと船便で。


何か最後ので色々救われた様な気がした。

今日の面白素材。

AAP

今日もAAPからお届けします。

The top rated horse from the first half of the year, Tsurumaru Boy will be wel fancied. Lemaire rides the brilliant filly Dance in the Mood, but she is up against the boys and the older horses - Admire Groove is the only other female in the race and she will be ridden by Yutaka Take. Peslier rides Zenno Roy Roy, a 4yo Sunday Silence colt. In fact there are seven Sunday Silence progeny in the race.

This is a tricky race but if we have to make a decision it will be Telegnosis, Admire Groove and Lincoln.

なるほど、良い予想だと思う。とりあえずレーティングから入るところが基本。そしてSunday Silence産駒が７頭もいるというのは驚くべきことなんだろう。実は、他にも２頭Sunday Silence産駒の種牡馬の仔が出てる訳なんですが。

で、今日の見所はもう言わなくてもいいですよね。




On Saturday the G3 Tokyo Chunichi Sports Hai Musashino Stakes is over 1600m on the dirt, but we don't know muchabout them so we will leave that and look at the Swan Stakes in Kyoto - we'll go Gallant Arrow, Magnaten and She is Tosho.


続いて武蔵野Ｓの予想をよくわかんないと断念している辺りが素敵。どうやら純粋に実績馬を選ぶ傾向があるんでしょうな。この辺り、日本のマスコミが海外レースを予想したら・・・もっと陳腐なものになるんだろう。だから、日本よりかは立派だと思います。これからも頑張って欲しいですね。

豪州四方山ニュース。

Breeders' Cup Turfの回顧をやると言っておきながらこっちに走る辺り、自分がミーハーなんだなぁとつくづく感じます。

まぁそんなことはどうでもいいかもしれんが、とりあえずMelbourne C.展望。その前に一言言わせて。

Elvstroemまた出てきました。

9/19 Underwood S. 　１着
10/2 Turnbull S. 　１着
10/16 Caulfield C. 　１着
10/23 Cox Plate　８着
11/2 Melbourne C.　？着

これ、凄くないか。何かもう泣けてきた。日本の有力馬のハードローテーションが云々といっている方々に見せてあげたい。みんなで感動するか。ラガービッグワンだ。


しまった。他にも美味しいニュースがあり過ぎる。

とりあえず10/30Mackinnon S.の話題から。

実はCox Plateに出ていてMile ChampionshipをけったGrand ArmeeがMackinnon S.を連闘で４馬身差で圧勝してたり、しかもこのレースに出てたRoman Archが中２日(連闘とかそういう問題じゃないな)でMelbourne C.に挑戦しようとしてたり。
Roman Archといえば（アンダーザミント、馬と歩く。）さんで変わった調教方法が話題になっていましたが。あ、しかもMcDynamoのネタも扱ってらっしゃる。親近感。

Elegant FashionもCox Plate(９着)→Mackinnon S.(４着)をやらかしてますな。
ox Plate(１３着)→Mackinnon S.(１４着)と両方ビリだったいうNatural Blitzもなんか泣ける存在。
Mackinnon S.で２着だったConfectionerは密かにバブルガムフェロー産駒だったりするし。

Melbourne C.に出なくてちょっと残念と思っていたSavabeelは10/30Victoria Derbyで２着に負けてますな。とりあえず、豪州と日本との感覚には違いがあるということが浮き彫りになった一週間でした。

豪州は宝の山だと思うよ、色々な意味で。

お疲れさま。

Personal Rushは６着でした。道中５番手の内にピッタリとつけていたのはＬ・デットーリのうまさが出たということでしょうかね。でも、６着なら人気に反した予想外の好走ということなんだろうと。関係者の方、とにもかくにもお疲れ様です。そして、Personal Rushさん、来年も楽しみにしていますよ。お疲れ様です。

さて、レースの回顧に移りましょうか。Ghostzapperは最初から最後まで先頭を譲らないという気合いの入った逃げっぷり(後ろが無理に抜こうとしなかったのもあるけど)で、２番手にはAzeriがつけ、続いてRoses in May、その後ろにNewfoundland、直後の内にPersonal Rushといった辺り。Pleasantly Perfectは８番手位か。

途中でRoses in MayがAzeriを交わして２番手に上がり、外からはPleasantly Perfectがまくってくるんだけども、楽をした前は止まらない感じで直線へ。結局そのままGhostzapperが逃げ切ってしまう訳だけども、外からPerfect Driftと一緒に上がって来たPleasantly Perfectの末脚には鬼気迫るものがあったなぁ。最後はPerfect Driftとの競り合いを制して３着はもぎ取ったと。

Ghostzapperが逃げ切って圧勝。Awesome Againに続く親仔制覇なのか。1.59.02というBreeders' Cupレコードなので優秀か。でも、ここはスタビライザーだし、時計は出易いんだろうな。結局前々で決まっていることを考えたら、先行した一団から１馬身程距離を置いた場所につけたPleasantly Perfectは少し位置取りが後ろだったのかもな、と。Dubai World Cupを制した時の積極的な先行策を見た人間としてはそんな印象。勿論、このお馬さんの末脚を最大限に発揮するのは昨年と同じ様な今回の乗り方が一番いいんだろうけども、先程言及したDubai World Cup時の素晴らしいファイトバックを発揮してくれる(今回も最後にPerfect Driftを競り落としたし)と考えれば、少々勿体無いかなとも思いました。この負け方だとJapan Cup Dirtに来るんだろうなぁ。２着のRoses in Mayは下馬評ではこちらが逃げると言われていたんだけれども、蓋を開けて見ればこんな感じ。積極的に競りかけていけば、昨年のMedaglia d'OroとCongareeの様になってしまう訳で、共倒れを避けた形になったのか。３コーナー辺りでGhostzapperをサッと交わして先頭に立てば面白かったのかもしれないけど、そこまで無茶はさすがに出来ないか。来年も現役を続けるならGhostzapper共々面白い存在になるんだろうなぁ。５着のAzeriは道中２番手から最内をキープして、しっかり粘り切ったと言えるんじゃないだろうか。２年前なら・・・と思ってしまうのも無理はないかな、という感じ。

今年も面白かったですよ。

お買い物。

bloodhorse

Silver CharmをJRAが買っちゃったそうですね。Three Chimneys Farmもよく売ってくれたもんだ。PreachinatthebarがG2を勝ってたりしますが、まだ初年度産駒が現在の３歳になったばかりでは？とか思うのですが。Tom Fool系ですから、どちらかというと母系に入っていい気がするんですよね。まぁそれはおいておこうか。そろそろSunday Silenceの血が飽和状態になってきている感があるので、既存のNorthern Dancer系やMr. Prospector系の種牡馬よりもこっちを優先する方がいいだろうと考えたんでしょうね。間違ってはいないと思うんですが、Ferdinandの一件以来、アメリカも穿った見方になっていると思うんですよね。きっちり成功させてあげないと、新たな意味で種牡馬の墓場と言われる様になっちゃいそうですな。

BC展望。

Breeders' Cup Distaff

Ashado
Elloluv
Tamweel
Society Selection
Nebraska Tarnado
Hollywood Story
Storm Flag Flying
Indy Groove
Bare Necessities
Island Fashion
Stellar Jayne

とりあえずこんな感じ。まともに考えたらAshado,Society Selection,Storm Flag Flying,Island Fashion,Stellar Jayneの５強か。しかし、Azeri,Sightseekが抜けると何だか淋しいメンバーになったなぁ。負け組みの勝ち馬決定戦という感じがしないでもない。
個人的に注目しているのはWild Rush産駒のStellar Jayneなんだけど、大外枠とステップのIndiana Breeders' Cup Oaksを３着に負けた点がいただけない。Island FashionはSanta Anita H.２着というのは地力がある証拠なんだろうけど、その時の３着以下のお馬さん、最近聞かないな・・・。安田記念後にLady's Secret Breeders' Cup H.も勝ってるし、調整に狂いはないか。
昨年もロングショットを飛ばしたレースだし、まさかまさかのNebrask Tornadoってのもあるかもしれんなぁと。せっかく来たんだから、勝算はあるんだろうし。地元勢では最近いまいちなElloluvとAzeriの２着したTamweelにも注目。


Breeders' Cup Mile

Whipper
Silver Tree
Special Ring
Soaring Free
Domestic Dispute
Artie Schiller
Antonius Pius
Diamond Green
Musical Chimes
Singletary
Six Perfections
Nothing to Lose
Blackdoun
Mr O'brien

マイル戦。Six Perfectionsの連覇なるかというところだけど。個人的な興味はもっと違うところに。Domestic Disputeはこっちに出てきてどうするんだ。昨年のPeace Rules的な匂いがするぞ。さて、何となく欧州勢に蹂躙されそうな匂いがするけども、Atto Mile S.を勝ったSoaring Freeに注目しようか。Woodbineで勝ってきたカナダ馬だからって評価低いな。昨年ちゃんと５着だったのになぁ。あとは圧勝してきたNothing to Loseも怖いんだけど。オーナーがKitten's Joy,Roses in Mayと同じだし、勢いに乗ってそのまま戴冠ってのもあるか。あとは同じく前走の圧勝でHollywood Derbyからこちらに目標を変えてきたArtie Schillerも怖いかな。
欧州勢、元欧州勢は抜けたお馬さんはいないものの、良い布陣。確実に走ってきそうなWhipper、化けの皮が剥がれ始めたAntonius Pius、２着大王を今回で確実なものにするかというDiamond Green、適鞍はFilly & Mare Turfだろうと思われる元欧州勢Musical Chimes、連覇には叔母の後押しが欲しい六波羅蜜多(Six Perfectionsのことですよ、勿論)、Blackdounはアメリカに来てから連勝だし、追加登録料を払った辺りから、陣営が期待してるんだろうなと。


Breeders' Cup Sprint

Bwana Charlie
Speightstown
Champali
Our New Recruit
Kela
Abbondanza
Clock Stopper
Pt's Grey Eagle
Gold Storm
Cuvee
Cajun Beat
My Cousin Matt
Midas Eyes

こちらも大本命のPico Centralが200,000$が勿体無いから回避しちゃってちょっとトーンダウン気味。でも、Cajun Beat,Our New Recruit辺りが出てきてくれたんでまぁよしとするか。んで注目したいのが２～５枠のSpeightstown,Champali,Our New Recruit,Kelaの４頭。それにCajun Beatかな。Midas Eyesみたいに7～8fのレースをつかってきて、人気になってコケるのは毎年のこと。昨年のAldebaranが良い例かClock Stopperもそんな匂いがするんだが。そしてそして、一番復活を期待しているのがCuvee。昨年のBreeders' Cup Juvenileでの負けっぷりは見事なもの。叩いたKentucky Cup Sprint S.は完敗だったけども、４ヶ月振りだったんだししょうがないか。Carson Cityの血は何とかこの時期まではもつ・・・と思う。

ちなみに、２歳戦は割愛。データあんまり無いし、正直何が勝つかさっぱりなんで。


Breeders' Cup Filly & Mare Turf

Super Brand
Katdogawn
Film Maker
Moscow Burning
Ouija Board
Shaconage
Light Jig
Aubonne
Riskaverse
Megahertz
Yesterday
Wonder Again

おいおい、Wonder Againは輸送が不安で回避じゃなかったのか。圧倒的な人気のOuija Boardは小回り＋11fというのはどうよ。何だか中途半端な感じがするので、Ouija Boardが勝つシーンが想像できないのよね。地元勢はLight Jigが人気になってるけど、何だか頼りない感じがする。日本人としてはやはりWonder Againに望みを託したい訳だが、Flower Bowl Invitational S.で６着。なんなんだ、この負け方は。それならば、Ouija Boardが後ろから追い上げてくる間に、今年２戦しかしていないフレッシュなYesterdayが先行してひょっこり差してくる可能性というのはどうだろう。Yesterdayは昨年も出ていたけど、よく考えたらMegahertz,Riskaverse辺りも昨年微妙な着順だったか。競馬情が変わればレース自体も変わるけど、でも何となくリンクしてしまうのが競馬な訳だしな。人気薄だけど、Super Brand辺りもちょっと注目してみたい。いずれにしろOuija Boardがどんなレースをするか注目ってことで。

Breeders' Cup Turf

Powerscourt
Request For Parole
Strut the Stage
Kitten's Joy
Better Talk Now
Magistretti
Star Over the Bay
Mustanfar

随分と少頭数になっちゃったけど、とりあえず今年はKitten's JoyとPowerscourtで決まりなんだろうという雰囲気がぷんぷんするなぁ。オッズを見てもそう。でも、意外とそううまくはいかないだろうな。じゃあ、この２強の一角を崩すとすれば、地力で何とか食い付いていけそうなMagistrettiと、重賞３連勝中と勢いのあるStar Over the Bayしかいない訳で。あとは・・・力が足りない気がするなぁ。でも、欧州でInternational S.２着（勝ったのはFalbrav）とかそこそこ活躍してたのに、Turf Classic Invitational S.でKitten's Joyに苦もなく捻られた感じがするので、やはりKitten's Joyは数年に一度出るレベルのお馬さんで相当強いかと。欧州勢はOuija Boardが回避したことで相当淋しくなってしまったなぁ。Powerscourtのツキの無さはアメリカ人もArlington Million S.でしっかりと目に焼き付けている訳ですしね。ここはKitten's Joyで堅そうかな。個人的にも何か好きだし。ってか、El PradoってMedaglia d'Oroを出してたのでてっきり産駒はダート傾向にあると思ってたんですけども。今回のBreeders' CupにはMileにArtie Schiller、TurfにKitten's Joy、よく考えたらCanadian International S.にもSenor Swingerを出してたんだ。うん、勘違いだな。毎年Breeders' Cup Turfは何となく淡白な結果に終わるので、評価の通り決まるかもしれませんね。


Breeders' Cup Classic

Ghostzapper
Freefourinternet
Azeri
Perfect Drift
Fantasticat
Roses in May
Birdstone
Personal Rush
Funny Cide
Newfoundland
Bowman's Band
Pleasanly Perfect
Dynever

はい、メインイベントがやってきました。今年の出走馬を見ると、Smarty JonesとSouthern Image以外の有力馬は揃ったかな、と。まぁ他にも出ていないお馬さんはたくさんいるんですが、この２頭は勝つ確率が高いってことで挙げてみました。他にはLundy's Liabilityなんかも出なかったというのは残念。ここは一頭ずつ見ていきましょうか。但し、何日か前にも展望書いてますのでその辺りの流用が主になりますが。

GhostzapperはPhilip H. Iselin Breeders' Cup H.の10 3/4馬身差での圧勝で一気に注目された感があるなと。その時のベイヤー指数は驚愕の128。そういや、昨年Cajun BeatがBreeders' Cup Sprintの前のKentucky Cup Sprint S.で113をもらってて高いなぁって言ってた様な気が。Ghostzapperも昨年の今頃はBreeders' Cup Sprintの有力馬だったことを考えると、距離延長にも対応できたということか。父親のAwesome AgainもBreeders' Cup Classicを勝っているし、親仔制覇といきたいところか。でも、よく考えたら10fは走ったことないんだ。その辺りがどう出るか、もしかしたらタレちゃうって可能性もあり。

Freefourinternetは昨年はMileに出てたよな、確か。６着だっけか。今年は夏を休養に充てて、Labor Day H.を勝って、Hawthorne Gold Cup H.では何とPerfect Driftをやぶってしまったので陣営が自信を持ったということか。でも、いいよねそれ。アメリカンドリーム。Tabasco Cat×Dixieland Bandってのも何だかやりそうな血統だし、夏前までの成績に目をつぶれば案外いいのかもしれない。

続いてAzeri。さてこのお馬さんの取捨というか、結局どうなんだよというのが一番難しい。多分A・Paulson氏がW・Lukas師にわがまま言って出してきたんだろうけど、元々転厩の原因はここだったんだから問題は無いか。ここで勝ったら本当に惚れるよ。Sightseekとのエクリプス賞争いは今のところ一歩リードされてる訳だし、上位に食い込んでくれれば３度目の受賞も期待できると。

昨年はMineshaft,Congareeに勝っちゃって物凄く注目を浴びた割に、今年は２着ばかりで色々なお馬さんに金星を献上中のいまいちなPerfect Drift。昨年のVolponiとイメージがかぶってしまうよ。まぁ、口頭蓋エントラップメントを患ってたので、その辺りの影響がないとも言えないかもしれない。母父NaskraがNasrullahの直系だし、実はWajimaの半兄だってことで日本にちょっと近いとか思いを馳せてみたりする。ここできっちりDynaformer産駒の意地を見せて欲しいところかな。

次はSuper Derbyを勝って来た３歳馬Fantasticatか。裏開催で頑張ってたのが花開いた感じでしょうか。でも、Storm Cat産駒は、デビュー間もない頃から活躍していないと大物感に欠ける感じがするなぁ。人気が示す通り、ここではちょっとつらいんでしょうけども。

Roses in Mayも怖い一頭。今年最大の上がり馬という表現の方がいいかな。名前の通りにはいかなかったが（実はKentucky Derbyの日にデビューしてるし。全然間に合ってないよ）、今年に入ってからは５戦５勝の負け無し。同オーナーのKitten's Joy,Nothing to Loseも好調なだけに一発もあるかも。Devil His Dueのイメージからすると、今が最高潮なんじゃなかろうか。母系にPrincequilloが入ってるのが個人的にお気に入り。

Belmont S.,Travers S.と連勝中のBirdstoneですけど、私はこのお馬さんが本命かもしれない。まだ３歳としか対決してないですけども。ローテーションは余裕を持った感じでいいのかも。アメリカ的に使い込まれてって感じではないのがまた不思議ですけど、そういうお馬さんなんだろうなと。Grindstone×Storm Birdといういかにもアメリカな血統なのに、何でだろうか。まぁそれはいいとして、Belmont S.を勝ってはいるものの、本来得意な距離は10f前後なんだろう。何だか勝ったら納得できそうなお馬さんです。私はね。

日本の夢、Personal Rush。現地のオッズは５１倍。Coral社に至っては名前消えてるんですが、なぜ？まぁそれはいいとして、日本の３歳の中ではこの距離なら一番なんだろう。エルムＳを勝っていることからも、そこそこやれるんじゃないかと思ったり。でも、アメリカのこの路線はとにかくみんな強いからね。どうなるかはわからんが、Wild Rushの血、というよりも祖父のWild Againの血が爆発することを願おう。

こちらはアメリカ庶民の夢とでも言うべきなんだろうか。Funny Cide。こちらも10fなら確実に走ってくるタイプなんだけども、Preakness S.時の様な爆発的な強さが見られない限り、勝ち切ることは難しいんだろうなと思う。最近ライバル的な存在だったEvening Attireがここを回避しちゃったので、何となく足りない雰囲気がするのは私だけか。

NewfoundlandはJockey Club Gold CupとSuburban H.の２着が光る程度。Peace Rules,Funny Cideに負けている辺りから、このお馬さんの実力ではやはり今回は厳しいかな、とも思う。Storm Cat産駒で既に種牡馬入りが決定している時点で、背水の陣ではないという感じがするなぁ。ちなみに、トゥザヴィクトリー、サイレンディール姉弟とはいとこの関係になる。

Bowman's Bandは距離が1f長いイメージ。それよりも、何とも言い難い成績を残しているのだからここでは厳しい。Metropolitan H.の２着というのが光る程度なので、やはり8～9f路線でこそのお馬さんだろう。

大本命のPleasantly Perfect。昨年夏まではFleetstreet Dancerとトントンのお馬さんだった気もするけど、昨年秋に本格化してからはSan Diego H.の２着以外は完璧な成績。勿論距離に不安は無いし、Stabilizer対策も万全だろう。おまけに小回り馬場に必要な好位追走もDubai World Cupで経験済み。となると、死角が無い様にも思えるのだが、あえて探すとすれば全走から３ヶ月が開いている点か。でも、休み明けでも強いものは強いんだよね。連覇濃厚と見るか。

そろそろ復活しないかDynever。昨年と同じく、前３走を２→６→２着で臨んでくる。ついでに言えばMeadowlands Breeders' Cup S.２着というステップまで同じ。昨年の３着はPleasantly Perfectと同じく展開のアヤだと言われたが、Pleasantly Perfectはそんなことを言われない様な王者にまで上り詰めた。さて、Dyneverはそのイメージを払拭する為に、今年も後方からの一撃を見舞うのか。


ということで、今回もBreeders' Cup Juvenileは抜かしました。Roman Ruler頑張れということでひとつ。

もう何も・・・

bloodhorse


もう何も言えない。自己主張の嵐。


読んでもらえればわかると思うけど、英語が苦手な方の為に一文だけ抜き出そうと思う。


Personal Rush stood out on the track as he was wearing the distinctive pink hooded blinkers that covered his ears.


あぁ、だからPersonal Rushなんだなって思った。そんなある秋の日。

Breeders' Cup Classic展望。

Breeders' Cupと一口にいっても８レースもある訳で、どれから考えていけばいいのかよくわからないのです。

なので、まずはBreeders' Cup Classicからいきましょうか。

何といっても注目されるのはPleasantly Perfectになります。しかし、今考えるとなぜSan Diego H.を落としたのか。といっても、それは重箱の隅をつつく様なものか。Choctaw Nationとは10lbの差があった訳だし、致し方ないというところか。Pacific Classicでは４着に沈めているし。無敵の王者として日本に乗り込んできていただきたい。

さて、全米が注目するのはPleasantly Perfectよりも、Azeriが挑戦を表明したことか。もしここでBreeders' Cup Classic制覇ということになれば、０２年に続く二度目のエクリプス賞年度代表馬の座も見えてきそう。ただ、現実はそんなに甘くない・・・かな。Metropolitan H.では惨敗してしまっただけに、二度目の牡馬との対決に注目が集まっていることだろう。

GhostzapperはPhilip H. Iselin Breeders' Cup H.の10 3/4馬身差での圧勝で一気に注目された感がある。その時のベイヤー指数は驚愕の128。そういや、昨年Cajun BeatがBreeders' Cup Sprintの前のKentucky Cup Sprint S.で113をもらってて高いなぁって言ってた様な気が。Ghostzapperも昨年の今頃はBreeders' Cup Sprintの有力馬だったことを考えると、距離延長にも対応できたということか。父親のAwesome AgainもBreeders' Cup Classicを勝っているし、親仔制覇といきたいところか。

Birdstoneはいつでも虎視眈々というイメージがある。Smarty JonesをやぶったBelmont S.の時も、Travers S.の時もそう。３歳春までは主役の一頭だったんだが、Lane's End S.の惨敗で一気に人気が下がった気がするが、現在３歳No.1は間違いなくこのお馬さん。月並みだが、文字通り「全米を熱狂させた」Smarty Jonesの分まで頑張って欲しい。

Roses in Mayも怖い一頭。名前の通りにはいかなかったが（実はKentucky Derbyの日にデビューしてるし。全然間に合ってないよ）、今年に入ってからは５戦５勝の負け無し。同オーナーのKitten's Joyも好調なだけに一発もあるかも。

Funny CideはようやくJockey Club Gold Cupを勝って復活の狼煙を上げた・・・と言いたいところだが、何となく押し出されて勝った感は否めない。今年は９戦して１着３回２着２回３着３回５着１回。何だか微妙な成績だな。Preakness S.時の強さは戻るんだろうか。

Personal Rushの現地での扱いはどうなんだろうか。あんまり注目されてもアレだから、ひっそりと頑張って欲しいと思う。

他にもお馬さんは出てるけども、とりあえず眠いのでまた明日。

セリ。

sportinglife

Airwave、Latice、Frizzanteの３頭のＧⅠ勝ちのある牝馬がTattersalls Salesで上場されるらしい。

Airwaveはずっと注目していたけれども、今振り返ってみれば一番成績が良かったのが２歳～３歳春か。Temple S.を勝った時は、どこまでのお馬さんになるかかなり期待していたのだけれども・・・。一般的にはCheveley Park S.でRussian Rhythmに土をつけたのが競走生活のハイライトか。

LaticeはPrix de l'Arc de Triompheで７着がラストレース。Prix de Dianeを勝っているし、やはり高値が期待されるか。

July Cupを制したFrizzanteは、同じEfisio産駒であるAttractionが今年大活躍したこともあり、こちらも高値がつくんだろうなぁと。

要するに、この３頭が同時にセールに出されるというのがかなりの驚き。



そして、一番驚いたのが


Amongst the mares in foal going under the hammer is Ipi Tombe, winner of 12 races and nearly 」900,000 in prize money.

The six-year-old enjoyed her finest hour when winning the Group One Dubai Duty Free at Nad Al Sheba in 2003 to add to her two South African Group One wins.


そうか・・・Ipi Tombe、元気にしてるんだなぁ。無事だったら昨年のアメリカ芝路線はStorming HomeとSulamaniに持って行かれることはなかっただろうと今でも頑なに信じております。

ところで、Ipi Tombeのお腹に入っているのはSadler's Wellsなんだろうか。ここにはそういったことは書いていないけども・・・。

選出馬達の顔触れ。

Japan Cup

Kitten's Joy
Ouija Board
Powerscourt
Grand Armee
Grey Swallow
Vallee Enchantee
Warrsan
Mubtaker
Acropolis
Policy Maker

何これ。Prix de l'Arc de Triompheですか？ちなみに3,4,6,9,18,19着のお馬さんが登録してるな。ちなみに、この並び順に深い意味はなく、何となく強そうな順に並べてみた。来年はKitten's Joyの次にAcropolisが来てるかもしれんな。日本の馬場への適正で言うと、Ａ・オブライエンのお馬さんは苦しかろうが、そこは何とか若さでカバーして欲しい。来ないだろうけどな。Grand ArmeeはYalumba S.で２着、Cox Plateで４着といまいちさんになってきた。Lonhroを圧倒したQueen Elizabeth S.の頃の勢いは鳴りを潜めたか。どっちにしろ本命はMile Championshipなんだろうな。Ouija BoardはBreeders' Cup Filly & Mare Turfに回るとか弱気なこと言ってるし・・・。

この中で本気で来そうなのはWarrsan、良くてVallee Enchanteeまでか。今年の目玉だったHard Buckが引退しちゃって、どうやら本当に来るメンバーは昨年より下かもしれないな。ひっそりPolicy Makerとか来るかもしれんが、昨年のAnge Gabrielより騒がれたりしたら、日本のマスコミは無能なんだろうなと思ってほくそ笑むか。個人的にはAcropolisに一番来て欲しい。好走できる気がするしなぁ。



Japan Cup Dirt

Pleasantly Perfect
Ghostzapper
Roses in May
Lundy's Liability
Saint Liam
Dynever
Perfect Drift
Total Impact

こちらも豪華。この面子でBreeders' Cup Classicをやっても何の問題も無かろう。上３頭は米国でもトップ級の扱いを受けているし、Lundy's Liabilityは未知(既知だけど)魅力がある。Saint Liamの前走がフロックでないのなら、さらに評価が高まるところ。Dyneverはそろそろ復活して下さい。Perfect Driftは相変わらず善戦ばかりだし、今年ＧⅠ勝ちのあるTotal Impactを一番下に持っていかなければならん辺り、少々心が痛むな。でも、イメージ的にはそんなものだろうと。

実際に来そうなのは、Pleasantly Perfect、Lundy's Liability、Total Impact位かな。