うまさいと

お馬さんは好きですか?

総決算の夢の跡。

2005-09-25 02:14:21 | 競馬
Queen Elizabeth II S.(GB G1 T8f)はいいレースだったねぇ。まずは「馬場入りから物凄く暴れてた」Raktiが先頭。つーか、引き綱離してから騎手振り落とすかと思ったし。
レースは内外二手に分かれて
埒沿い:Starcraft, Dubawi, Blatant
埒から離れてる:Rakti, Sleeping Indian, Mullins Bay
↑自信無いorzDubawiは途中から移ったのか??ワカンネ
と3頭ずつわかれました(多分こういう別れ方だったような)。
いや、最後にBlatantは埒沿いに加わったんだっけ??う~ん・・・。わからない。
んで、前半は埒から離れた組がひっぱり、後半は埒沿い組が頑張った。ってか、Blatantはペースメーカーの役割果たしてたのか疑問。最終的にはDubawiとStarcraftの壮絶な叩き合いになり、Starcraftがその叩き合いを制しました。強いねぇ。

そして気になるのはStarcraftの次走。元々Australian Derby(AUS G1 T2400m)を勝ってるようなお馬さんなので、欧州であっても距離も2000mまではもつんじゃないかしらとは推測します。但し、豪州の場合は全体的にスピード色が濃い感じがするので、欧州に行ったらマイル辺りが一番合ってるのかもしれん。とすると、あとは距離を縮めるのもアレだから、Breeders' Cup Mile(USA G1 T8f)に行く、もしくは10f路線に打って出てChampion S.(GB G1 T10f)からHong Kong C.(HK G1 T2000m)という線も。はたまたCox Plate(AUS G1 T2040m)で凱旋帰国という線もあるかもしれないねぇ(追記:Cox Plateは登録やめちゃったそうで)。とりあえずMelbourne C.(AUS G1 T3200m)への登録は無いけど。

と思ったら、某掲示板情報によると、既にHong Kong Mile(HK G1 T8f)に出走表明してるのねぇ。Breeders' Cup Mileに寄ってからになるのかな?

て・・・てんのうしょうはだめですか・・・?
(そういえば登録してなかった気はするけど)

ということで、負けたDubawiはちと案外かなぁとしか言いようが無い。この後はBreeders' Cup Mileかいなという気はするわけですが、ここで休養してMaktoum Challenge Round III(UAE G2 D2000m)辺りに大人しく出てくるのが一番良い気がしますが、多分BCつかうんだろうなぁ。

Raktiどうすんだよもう。

というわけで、マイルの総決算は無難なのかそうでないのか、ある意味無難という結果に終わりました。
Starcraftが勝ったのは嬉しいけど、Dubawiが負けちゃったのは残念、というのが私の感想。酷く普通ですが。

凱旋門へ思いを馳せて。

2005-09-24 00:25:59 | 競馬
とりあえず現時点での凱旋門賞のお話。

もうすぐなんだよねぇ。Prix de l'Arc de Triomphe(FR G1 T2400m:凱旋門賞、以下「Arc」)は。
前半戦で頑張ったAzamourが回避してBreeders' Cup Turf(USA G1 T12f)に直行という噂なので、ちと淋しい気がしますな。

05 Azamour-Night Shift
04 Doyen-Sadler's Wells
03 Alamshar-Key of Luck
02 Golan-Spectrum
01 Galileo-Sadler's Wells

ここまで書いてふと考えた。これはKing George IV & Queen Elizabeth S.(GB G1 T12f:Kジョージ、以下「King George」)の過去5年の勝ち馬なわけですが、この五頭(回避予定のAzamourも含めて)は一頭もArcに出とらんのよね。我ながら今気付くなんてアフォかと思った。イメージとしては「前半戦での実績馬 vs 夏の上がり馬&遅れてきた3歳馬」だっただけに少し意外。ただ私が無知だったというのが一番正しいのかもしれないが。奇数年の3頭は古馬にしろ3歳馬にしろ王道のローテできてる印象アリ。DoyenもKing Georgeのみに焦点を合わせた様なローテ(Hardwicke S.から本番へ)だし、ある意味王道なのかもしれない。GolanだけはJCからの長期休養明けだから例外。父方だけ見ても、Golan以外はNorthern Dancerの直系だし、そのGolanも母父はNorthern Dancerのラインと。

んじゃ、次は昨年までのArcの勝ち馬を並べてみる。

04 Bago-Nashwan
03 Dalakhani-Darshaan
02 Marienbard-Caerleon
01 Sakhee-Bahri
00 Sinndar-Grand Lodge

とまぁこんな感じ。Bagoは2歳時から大物といわれており体調不良(ウィルス性の何かだったか)が原因で裏街道を突き進んだか。その前年のDalakhaniも同じくCriterium International(FR G1 T1600m)を勝ってるが、こちらは同馬主Aga Khan VIのAlamsharとのIrish Derby(IRE G1 T12f)での対決に敗れ、潔く秋に向けて休養したっけ。Marienbardは長距離路線からシフトしてきた異色の存在(長距離路線では良績はあげられなかったが)で、ドイツG1連勝からというなかなか見られないローテ。Sakheeは3歳時にクラシック路線でSinndarとやりあったものの、長期休養を経てフレッシュな状態(叩き三戦目)で臨んだはず。Sinndarはといえば、英・愛のDerbyをぶっこ抜き、無敵のMontjeuを蹴散らしたわけで、古馬にしろ3歳馬にしろ、これぞ王道といったローテを歩んでいるのはSinndarとDalakhaniだけということになります。こちらはKing Georgeとは違い、Northern Dancerの直系はMarienbard, Sinndarの二頭。Sakhee, Bagoは母父がNorthern Dancer系。Dalakhaniに至ってはNorthern Dancerの血が一滴も入っていないですか。それもまたよし。

King GeorgeとArcの勝ち馬の臨戦過程を比べると、何となくKing Georgeの方が洗練されている気がするねぇ。血統(といっても、父と母父位しか見てないけど)もArcに比べれば流行に乗ってる気がしますしねぇ。

つーわけで、今年の面子がまだわからん。仏語読めないし、公式サイトには行きたくないしなぁ。ブックメーカーのオッズ表を見ただけでは正確性に欠けるしねぇ。racingpostでも仏の大レースの登録馬も見れるようになったらなぁとか思った。←わがまま

どこかいいとこがございましたらお願いいたします。

六頭立ての総決算。

2005-09-23 18:34:54 | 競馬
久々のエントリ。最近あれだ、何かしんどい。でも、もうすぐArcか。

Queen Elizabeth II S.(GB G1 T8f)
No.(Post) Form Horse Trainer Wgt Jockey
1(1) 60-4 Blatant 138 Saeed Bin Suroor 6 9-1tv K McEvoy
2(4) 3211 Mullins Bay 24 A P O´Brien 4 9-1 K Fallon
3(5) 7-12 Rakti 102 M A Jarvis 6 9-1 P Robinson
4(3) 1512 Sleeping Indian 16 J H M Gosden 4 9-1 J Fortune
5(2) -361 Starcraft 20 L M Cumani 5 9-1 C-P Lemaire
6(6) 5131 Dubawi 41 Saeed Bin Suroor 3 8-11 L Dettori

というわけで、欧州マイル路線の総決算。
昨年は改修前の最後のAscot開催でSoviet Songが大コケしたんだよなとかそういった記憶がありますが、勝ったのはマイル戦初挑戦(つってもデビュー戦は1500mだけども)だったRakti。ちなみに最下位はBlatantだったようで、今年は昨年の最上位と最下位が出てきました。といっても下手するとRaktiは今年最下位になりかねんという思いが頭をよぎる(日本人はマイルCSを観てるからそう思うのかもしれんな)わけですが、欧州ならそこまでコケる心配はなかろうという気もする。彼の場合、1着or5着辺りかという成績だろうし。
このレースは、昨年がSoviet Songがコケた(勝ち馬Rakti)、一昨年がマイルでこそのWhere Or WhenもDubai Destinationも負けた(勝ち馬Falbrav)、その前はHawk Wingコケたな(勝ち馬Where Or When)と、最近は何となく「マイル路線の総決算」という感じがしないレースなのですがなぜだろう。
ブックメーカー各社のオッズを見ていても三つ巴の様相を呈しており、この内のどれかなんだろうなという気はしますが、じゃあどれなんだと言われるとわからん。戦績を見ると今年はテレンコのDubawiがリード、休み明けとなるRaktiは03年に長期の休み明けでChampion S.(GB G1 T10f)をモノにしてることも忘れちゃならない。そして今回の舞台はその時以来のNewmarket。ちなみに私はStarcraft派だったりするよ。もう腰は完全に大丈夫なのかなぁ。
三頭以外で気になるのは、A O'Brien師のところの連勝中のMullins Bay。前走で勝ちにきたMaraahelを軽々退けている辺り、もしかしたら昨年のAceのような存在で、三つ巴の一角を崩すようならば来年以降に期待が持てるかなとか考えておりますが、今4歳かよorz
でも、半兄に今はチリで種牡馬やってるっぽいStagecraftがおり、母親もPrix de l'Opera勝ってる(当時はG2だけど)Bella Colora、近親にはOpera House, Kayf Tara, Zee Zee Top, Colorspin, Cezanneなどなど、G1馬がボコボコ出てくるファミリー(F13-e)。最近ではMona LisaやSuezもいるしねぇ。ところでこのお馬さんのとこに書いてある525,000gnsってのはセリ価格なんだよねぇ?大体1億円といったところかしら。その金額でもこの血統なら頷けるなぁというところではあるか。さて、この高馬はどれだけ頑張るかねぇ。

Irish St. Legerにかける夢。

2005-09-16 16:04:00 | 競馬
Irish St. Legerの出馬表(Irish Racing)

ということで昨日更新した時点で既に出ていたらしいorz

こんなメンバーになりましたか。長距離らしく少頭数。Vinnie Roe vs Yeatsという図式は変わってないようで。絶対の王者(このレースに関しては) vs 新興勢力(この距離では)というわかりやすい図式になって、こっちとしても非常にわかりやすいわけです。個人的には第三勢力としてのIrish Derbyの3着馬Shalapourに注目しようかなとは思いますが。これからを期待するという意味も含めての注目。他にはSt. George Memorial S.での圧勝を再現できれば、のGamutがもちっと頑張ってくれれば怖い存在になるわけでしょうがねぇ・・・。その時にはMillenaryにも完勝してるわけですし、気にならんわけでもない。そういえば、出てくると面白いCherry MixもAcropolisも結局回避しちゃいましたか。この辺りの12f路線の今ひとつ調子に乗れないお馬さん達がキッカケを掴むために出てきたレースでは、大抵は快勝か惨敗かになるっぽいのですが、出てこないのならしょうがないよねぇ。ところで、Yeatsがツクバシンフォニーの半弟だという話はメジャーなのよね?Colonation C.に続くG1制覇となりますかどうか。A O'Brien勢はどうしても古馬勢が貧弱だよなぁとか思いつつ、YeatsがいたりPowerscourtがいたりAceがいたりするわけだから、見る目自体も贅沢になってるんだろうな。

ということで、五連覇を望んでおります。ここで良いレース(要は勝つことが絶対条件かな)ができさえすれば、Melbourne C.へもう一度行く可能性もあるわけですし。もうハンデ発表されちゃったから変わらないしね。Westernerが出てきてくれれば面白かったわけですが、Badenで頑張ってくれたのでよしとしましょう。つーか、今一番乗ってる時期だろうから、Royal OakではなくArcってのもそこそこ面白いとは思うのです。Vinnie RoeはArcでは5着だったっけねぇ。懐かしい。

んで、ちと出かけるので帰ってくるのは月曜日。

五連覇へ。

2005-09-15 19:14:29 | 競馬
コアな方々にとっては、先週のLeopardstownよりも今週のCurraghの方がたまらないのかもしれないなと思ったり。土曜日にはIrish St. Leger(IRE G1 T14f)が、そして日曜日には2歳戦のNational S.(IRE G1 T7f)が行われます。後者はくろうまさん辺りがきっちりとスポットを当てて下さることを期待しまして、私は前者のIrish St. Legerに焦点をあててみたいわけです。

Irish St. Leger(IRE G1 T14f)
ABC順 過去4走 馬名 齢 馬主 調教師
1 -234 Acropolis/4/Michael Tabor/A P O'Brien
2 3347 Akarem (GB)/4/Hamdan Al Maktoum/Kevin Prendergast
3 2-40 Cherry Mix (FR)/4/Godolphin/Saeed Bin Suroor (in GB)
4 1-1F Cloone River/9/Mrs Kathleen Gillane/Paul Nolan
5 15-3 Collier Hill (GB)/7/R H Hall & Ashley Young/G.A.Swinbank (in GB)
6 621- Cutting Crew (USA)/4/Mrs P W Harris/W.R.Swinburn (in GB)
7 -216 Franklins Gardens (GB)/5/Mrs M Barwell/M.H.Tompkins (in GB)
8 3195 Gamut/6/Mrs G Smith/Sir Michael Stoute (in GB)
9 012 Hippodrome/3/Michael Tabor/A P O'Brien
10 4446 Holy Orders/8/Allan McLuckie/W P Mullins
11 2963 Liss Ard /4/John Joseph Murphy/John Joseph Murphy
12 5313 Mkuzi (GB)/6/Sheikh Mohammed/John M Oxx
13 1132 Shalapour/3/H H Aga Khan/John M Oxx
14 4-13 Songlark (GB) /5/Godolphin/Saeed Bin Suroor (in GB)
15 4-43 The Whistling Teal (GB)/9/Mrs F A Veasey/G.Wragg (in GB)
16 -133 Vinnie Roe/7/Seamus Sheridan/D K Weld
17 -219 Yeats/4/Mrs John Magnier/A P O'Brien

で、またなぜこのIrish St. Legerなのかと言いますと、これはもう単に4連覇中のVinnie Roeが、5連覇という偉業を達成するかどうかにかかっているからなのです。同一G1を4連覇の時点で一体どれだけタフなんだと考えるわけですが、その間の2着馬を見ていくのもまた一興かと。04年の2着馬はBrian Boru。A O'Brien師の期待を裏切った同馬はこの年も迷走してたなぁ(遠い目)。03年の2着馬は今年も登録しているGamut。04年のGrand Prix de Saint-Cloud(FR G1 T2400m)を勝つまではあまり有名ではなかった気がするわけですはい。私が知らなかったというだけですが。02年はPuginって・・・知りませんorz。01年のMillenaryは現在も現役で走っており、重賞を11勝。Persian Punchへの道を歩もうとしていると言ってもいいのかな、とは思いますが、実際はよくわからん。
さて、では今回の見所はと言いますと、Vinnie Roeに挑みかかる面子に注目が集まります。Ballydoyleからは、Colonation C.(GB G1 T12y10y)の覇者でGrand Prix de Saint-CloudでコケたYeats、昨年のPrix de l'Arc de Triomphe(FR G1 T2400m)の4着馬Acropolisは今年の3走では勝てずじまい。そして新鋭HippodromeはMontjeu産駒ということで少し注目しておこうと。単なるペースメーカーかもしれないわけですが。
Godolphinからは何とも形容のし難い実力を持ったCherry Mix、長距離路線で活路を見い出そうという意味ではSonglarkも一緒か。Mkuziは馬主と調教師がちと面白い組み合わせかなと思ったりしたわけですが、これは特に珍しくはないのかな?
その他の陣営ではAga KhanのShalapourがIrish Derby(IRE G1 T12f)で3着、 Ballyroan S.(IRE Lis 12f)で2着と大舞台での経験もあり、Vinnie Roeにも先着していると。さて、そのBallyroan S.で3着だったVinnie Roeはというと、昨年もそのレースで2着から巻き返しているわけですし(その前2年は勝ってるけど)心配はいらないかと。
話題は戻って、同一レース、しかもでかいところの5連覇と言われると何となく思い付く(勿論私はその時は生きてないです)のがJockey Club Gold C.(USA 16f)でのKelso辺りかなぁとか。いずれにしろ、前人未到の大記録とは言えるんだろうなぁと。昨年のアイルランド年度代表馬の走りを目に焼き付けたいです(動画下さい)。
実際にどれだけの面子が揃うのかはわからないですが、楽しみな週末になるだろうと。

土曜日の色々。

2005-09-11 23:03:50 | 競馬
特に私が言うことでもないのですが、この土日は凄いねぇ。ということで、Prix de l'Arc de Triomphe(FR G1 T2400m)とBreeders' Cup Classic(USA G1 D10f)に関係しそうなところだけ。

Woodward S.(USA G1 D9f)はShanikoがスクラッチし、残る5頭は全てSaint Liam陣営とCommentator陣営だったために、N Zito師とR Dutrow師の対決ということに。前走では7ポンドのハンディを背負ってクビ差で負けたSaint Liamがリベンジを達成。というか、さすがに7ポンド差もあればきついだろと思った。昨年のSteven Foster H.(USA G1 D9f)でもSouthern Image vs Colonial Colonyなんかも11ポンド差で前者が負けてたよねぇ。さて、どれくらいのベイヤー指数となるんでしょ。
GhostzapperとRoses in Mayが去り、Big Cap制覇のRock Hard Tenが頑張るかなとは思うのですが、果たしてどうなるかねぇ・・・。3歳勢に期待しますか。でも、個人的にはここでFunny Cideの復活だろと思うのですがそれはだめですかそうですか。

Irish Champion S.(IRE G1 T10f)はOratorioさん。Eclipse S.(GB G1 T10f7f)時と同じ様に(レース観てないから知ったかぶり)最後に差したということだそうで、この距離ではMotivatorは分が悪いねぇ。Oratorioの陣営コメントでは距離伸ばしてもいいんじゃないかとのことですが、Queen Elizabeth II S.(GB G1 T8f)→Breeders' Cup Mile(USA G1 T8f)辺りかな。もしくは無難にChampion S.(GB G1 T10f)、そこからHong Kong C.(HK G1 T2000m)とかに行ったら、これはもう日本は面目を失いますか。願わくばJRAの方は海外馬への開放元年の天皇賞・秋の目玉(春はMakybe Divaだったし)として何とか攻勢をかけて欲しいのですが、だめかなやっぱり。昨年はRaktiに攻勢かけて連れて来たという話なので期待していたのですが、昨日某氏とメッセしてる時にこの思い付きを披露しましたら「Coolmoreは日本を見てないんじゃないかな」との言葉をいただきまして、ちょっとしょげてる24歳男性です。
Azamourは前が詰まったの?Aceに先着されてますな。そしてNorse DancerはまたAzamourよりは後ろと。3着のAlexander Goldrunはここでも3着に来れましたか。個人的には評価が高くなかったので、これはちと驚いたのです。昨年の香港のイメージがそれほどでもなかったもので。Prix de l'Opera(FR G1 T2000m)→Hong Kong C.(HK G1 T2000m)だそうですが、まず大丈夫かな。

St. Leger S.(GB G1 T14f132y)はScorpionが逃げ切りと。ここからArcかな。きっちり勝ったので正直ほっとしてます。個人的に興味のあるThe Geezerがきっちり2着を確保したので嬉しかったかなと。

今日はPrix Vermeilleなどまたたくさんあるわけですが、とりあえずShawandaは勝ったみたいね。それについてはまた明日。

めるぼるんかっぷ1。

2005-09-08 14:39:50 | 競馬
最近ちょいと疲れ気味なんで、なるべく時事性の無いネタでせめる。というか期限が後の方というだけかもしれんが。

Makybe Diva allocated 58kg for the Melbourne Cup(thoroughbrednews)
Melbourne C.の登録馬の斤量。
Makybe Diva's Cup weight deemed fair(AAP)
Melbourne C.の斤量についての捕捉記事。
Caulfield Cup weights(thoroughbrednews)
Caufield C.の登録馬の斤量。


一番上はMelbourne C.(AUS G1 T3200m)の斤量の発表の記事ですね。ということで各所でその記事へのリンクが張られています。内容を簡潔に読みたい方はBUNNYさん@海外競馬の記事をご覧になるとよろしいかと思われます。

ということで、私は少しダラダラとAAPと並行しながら見ていきますか。つまり、BUNNYさんのように「要点だけを押さえる書き方」というのができないだけですorz

先日9/1にMelbourne C.(AUS G1 T3200m)とCaufield C.(AUS G1 T2400m)、そしてCox Plate(AUS G1 T2040m)の斤量がVRC(Victoria Racing Club)のチーフハンデキャッパーであるGreg Carpenter氏から発表されました(といってもCox Plateは馬齢重量)。それによると日本でもお馴染みのMakybe Divaが58kgとなり、連覇を飾った昨年よりもさらに2.5kg重い斤量を背負うことになりました。氏曰く
「既に連覇しているお馬さんがそれより低い斤量の増加(2.5kg未満の増加)だったことは無いし、前年の覇者にしたって2.5kgの増加で済んだのは4頭だけだから」
ということで正当性を強調しています。この点についてはAAPの方でも「Makybe Diva's Cup weight deemed fair(Makybe DivaさんのMelbourne C.での斤量は公平な判断)」といった見出しになってますし、問題無いかと。
というのもこれには伏線がありまして、BUNNYさんの言葉をお借りしますと
「昨日の記事に出ていたコメントでボス騎手は『57kgなら勝てる。その辺の斤量になることを望んでいるが、58kg以上だとかなり厳しいだろう』と語っていた」
ということなので、不公平な設定ではないよ、ということを一応強調しておきたいなという次第です。
先程ちょろっと書きました過去の例としまして、1974-75年に連覇を達成したThink Bigは、連覇を達成した75年は58.5kgでしたが、三連覇を狙った76年は62kgという斤量を背負っていました。今回のMakybe Divaは58kgですが、これは2kgのセックスアローワンスが加味されてのこと(牝馬であることをお忘れなきよう)なので、実質斤量は60kgということになります。これは「98年に連覇を狙ったMight and Powerが60.5kgを背負わされたのとほぼ同じ条件」としていますね。
6歳以上の牝馬がMelbourne C.を制覇した例は101年前のAcrasiaまで遡らねばなりませんね。

話が前後しますが、Makybe Divaは日本に来る前に3/12のAustralian C.(AUS G1 T2000m)と3/19のThe BMW(AUS G1 T2400m)という馬齢重量(weight-for-age)戦で 「一週間でG1を2勝」という離れ業をやっておりまして、しかも前者では現在欧州にいる(もう引退なんだろうか)"Elvis"こと中距離王者Elvstroemを、後者では当時の古牡馬王者Grand Armeeという2頭をそれぞれ下しました。その結果、Greg氏に
"In the 12 months since last year's win, Makybe Diva (GB) has been transformed from a champion two-miler into a weight-for-age superstar."
(この12ヶ月間で、Makybe Divaは『2マイルの王者』から『馬齢重量戦のスーパースター』に変貌を遂げた)
とまで言わしめたわけです。(日本語では感じが出ないので英語も併記。下手な訳ですみません)
それと合わせて「昨年のMelbourne C.を勝ってからの最大のパフォーマンスはThe BMWだ」
と言わせたように、上がり33秒台という強烈な末脚を発揮した彼女の勇姿は、多くの人々の目に未だ焼きついて離れないようです。それから
「先週のMemsie S.(AUS G2 T1400m)の結果は斤量には影響してないですよ」
とのコメントが示す通り「それ以上の」斤量増は見送られた模様ですね。これもまぁ妥当なところか。短距離戦だし。

というところで、これを続きものの第一回とでもしますか。日本のお馬さんも出るみたいな気配なので。

異国の地で掴んだもの。

2005-09-05 20:32:53 | 競馬
Three Valleys Scales Del Mar Breeders' Cup(bloodhorse)

Del Mar Breeders' Cup Handicap(USA G2 T8f)の舞台で遂にThree Valleysがアメリカの重賞を勝ちましたようぅぅ(泣)。しかもトラックレコードですよ。

でもまて。

Trainer Bobby Frankel saddled Three Valleys, a 4-year-old son of Diesis who won the Middlepark Stakes (Eng-I) at Newmarket in October 2003.

おいおい。クレンブテロール事件が消されてる。
ドーピングは怖い怖い。(05/1/7)
ここに書いてあるような出来事が過去にあったのですよ。懐かしい。頑張ったねぇ。おめでとう、Three Valleysさん。

豪州の最終兵器、戴冠。

2005-09-05 01:58:18 | 競馬
Starcraft grabs Moulin glory(racingpost)

さて、Prix du Moulin de Longchamp(FR G1 T1600m)で豪州からの移籍馬(NZ産だな)Starcraft(スタークラフト)が遂に大仕事をやってのけましたと。

久々です。(04/11/11)
豪州の最終兵器、ついに始動。(05/6/9)

この辺りにStarcraftについてのことは書いた記憶があるような無いような。一応書いておくと

Starcraft:Soviet Star×Flying Floozie(Pompeii Court), F4-d
05 1st Prix du Moulin de Longchamp(FR G1 T1600m)
03/04 1st Chipping Norton S.(AUS G1 T1600m)
03/04 1st Australian Derby(AUS G1 T2400m)
03/04 1st Mudgway Partsworld S.(NZ G1 T1400m)

こんな感じだっけな。半姉にForum Floozieがいまして、今年のCoolmore Classic(AUS G1 T1500m)で2着してたりとかしてますねぇ。

さてと、このレースには今やフランスのマイルの主役となっているValixirと「Divine Proportionsの兄ちゃん」ことWhipperが出ていたわけですが負けちゃったと。2着のGorellaにしてもWhipperの妹さんが勝ったPrix d'Astarte(FR G1 T1600m)で3着だったお馬さんだもんねぇ。それとJacques le Marois(FR G1 T1600m)の結果と今回の結果を重ね合わせるともうさっぱりわからん。Divine Proportionsがやっぱり腱を痛めてて・・・って話が一番理解できるか。まぁよくわからんが。余談だけど、Caciqueはいつになったら姉ちゃん達みたいに爆発するんだろう。

StarcraftはL Cumani師に連れられて欧州に移籍してきたわけですが、元々肩と腰とに弱いところがあって、それがパンとすればねぇというのは言われてたみたいね。そして、デビュー戦のQueen Ann S.(GB G1 T8f)ではValixirの3着、Eclipse S.(GB G1 T10f7y)の6着後に骨盤を痛めてたことが発覚して、International S.(GB G1 T10f88y)辺りを回避してたんでしたっけね。そこできっちりと休ませてここに照準を合わせたと。確か休養っぽいのに入ってすぐにここが目標ってコメントが出ていた気がしますし。次はどこに行くのかは知りませんが、勝手に予想をするとQueen Elizabeth S.(GB G1 T8f)からChampion S.(GB G1 T10f)ってとこなんじゃないかなと。まだ次のシーズンも考えられるだろうしねぇ。

こっくりさん再び。

2005-09-01 19:38:19 | 競馬
Ouija Board handed French assignment(racingpost)

ということで、September S.(GB G3 T12f)を回避したOuija BoardがどうやらPrix Vermeille(FR G1 T12f)に回るらしいと。どうやらこれはSeptember S.回避の既報の際にも一応書かれていたみたい。でも、日本語ソースで見なかった気がするというだけでこれを書いてみたと。昨年の欧州年度代表馬は怪我の後の一戦としてここを選んできますか。私見では妥当なところだろうねぇと思うわけです。やっぱりG1馬は常にG1を狙って欲しいというのが私の気持ちなんで。ここで勝てばBreeders' Cup Filly & Mare Turf(USA G1 T11f)連覇も視界に入るし、負けちゃったとしてもその後どうするかをはっきりと見極められるのではないかと考えます。

と当たり障りの無いことを書く自分がちょっと嫌い。