ミッド・ロムニー政権の対日政策は？
JRT(Japan Real Time) が答えを発表しました。最も相応な答えは、「善意の傍観」ということになりそうです。
2012年の共和党の大統領候補のアジアについての考えの中で優先する国は中国であることはバラック・オバマ大統領と同じです。驚くことではありません。アジアに関するロムニー氏のウエブサイト上の方針書には「中国と東アジア」というタイトルが付けられています。しかし、外務省役人が東京のワシントンへの重要性が減少していることを常に憂慮していることは言うまでもないとしても、1410語の方針書の中に日本についての言及がわずか３か所だけということを知ると親日家は少し傷つくかもしれません。最初の言及は、2010年に中国が日本を抜いて世界で2番目の経済国になったこと、他の2つは、日本はアメリカの同盟国の一つであるが、常に韓国の次に引用されているということです。
ロムニー陣営の3人のアジア太平洋のアドバイザーは、皆東アジアを幅広く経験していますが、主に中国に集中しています。
2010年発行の彼の本の中で、ロムニー氏はアメリカの長い間のアジアの同盟国（日本）に言及しています。彼は、臆することなく、日本を引き合いに出して、アメリカの国の制度の利点を示しています。
車に関して：日本は、1970年代に米国市場に侵入して米国の自動車メーカーと互角の競争をしたと書いた後、つけ加えています：「私の心の中では、見かけと私の2005年の赤いムスタングのスポーツカーのしわがれたような音に例えられる日本からは得るものは何もない」
刷新について：「教育と同じくらい重要なことは刷新です、我々は、文化のような他の要素が役割を果たしているので幸運です。例えば、アメリカ人は失敗することを恐れません。もし失敗をしても、日本やドイツのように面目を失うということはありません。」
医療について：「例えば、日本では医者が自分の薬局を持つことができるし、彼らは薬を処方するたびにわずかな利益を得ます。アメリカの医者は自分の薬局を持つことが認められていない。それは良いことです。日本の医者は、アメリカの医者の2倍多くの薬を一人につき処方します…」
彼は、日本がアメリカから中国へ方向転換するかもしれないと警告しています：「もし日本がアメリカのアジア大陸での役割が弱くなっていると思えば、アメリカから距離を置き、あえて中国との同盟関係を求めるだろう。」
ロムニー氏がビジネスの経験の中で日本と関係があったかどうかははっきりしません。ロムニー氏が始めたコンサルティング会社Bain and Co.の東京事務所には1981年に事務所を開設した時から彼が1985年に辞めるまでの間、又は、1990年から1992年まで彼が臨時のCEOだった時の彼の訪問に関する記録は全くありません。ロムニー氏が1984年に共同創設した資産管理会社Bain Capitalは、ロムニー氏が辞めた後7年後の2006年まで東京に事務所を開設しませんでした。
ロムニー氏は、マサチューセッツ州知事の任期末の2006年12月に少なくとも１度は日本を訪問しました。彼がまだ公式に立候補の宣言をしていなかった時、2008年の大統領選に立候補する準備をしていると当時広く予想されていました。中国と韓国訪問に関連付けて日本を訪問した時、彼は外交政策の信任を得ようとしていると報じられました。
東京を訪れたことは米国でも日本でもほとんど記事にされませんでした。朝日新聞は、12月6日付の7ページに前日彼が行ったスピーチの短い記事を載せました。「私は政治家のプロではありません、あなた方と同じように普通の市民です、」と彼が語った言葉が引用されました。朝日新聞は、彼が、米軍の削減が実施された後のイラクの安定に不安を表明していると伝えています。
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ウオールストリートジャーナルの記事を訳しました。JRT (Japan Real Time) は、ウオールストリートジャーナルの日本版です。 曖昧な表現が多く拙訳になりました。m(__)m
まだ、ロムニー氏が大統領になったわけでもないのに、ジャーナルは想定記事を書いているようです。半年先の大統領選挙までにはいろいろな記事が書かれることでしょうね。
↓JRT (Japan Real Time)
きょうはこれからゴルフです。