(写真)ラッコは可愛いだけではありません。この毛羽立った海洋哺乳類は気候を維持し嵐の被害を避けてくれるケルプの森を守る重要な役割も演じてくれるのです。
北太平洋の海岸に房のように漂っている大量のケルプは地球の最も豊かな海洋生態系のひとつを成しています。避難場所をそこに見つける魚は広大な海の食物網や巨大な漁場を形成します。
ケルプ床は嵐から海岸線を守り、熱帯雨林と同じくらい効果的に温室効果ガスを吸収します。ケルプの森の最もかわいい生息種の一種ラッコは森を守る重要な存在です。
いくつかの場所では、温室効果ガスを吸収するこの貴重なケルプが飢えたウニの大群によって食べ尽くされて消えつつあります。
この映像の中で、海洋生態学教授のジェイムズ・A・エステス氏とカメラマンのダウ・アラン氏と生態学的経済学者のサンジャヤン氏が、ケルプを食べ尽くして豊かな命を育む場所を破壊するかもしれないウニをラッコがどのようにして食べるかを示しています。つまり、ラッコはできるだけ多くの温室効果ガスを吸収する場所づくりを手助けしているのです。
私達は直物を植えることによって空中の二酸化炭素を減らすことができると考え勝ちですが、ラッコのような動物がケルプの森を育てる手助けをしているという別の解決策を提供していることが分ってきました。
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ラッコはかわいくて大好きで、水族館に行くとラッコの前から離れられません。そのかわいいラッコが、温室効果ガスを吸収するケルプがウニに食べられないように(?)ウニを食べる!? そして気候変動を調整してくれている!! もちろんラッコだけに頼る訳にはいきませんが、立派な役割をしてくれているかわいいラッコに「ありがとう」
今日はそちらも東京も暖かくなるそうです。きのうもコメント入れたんですけど反映されてませんね。どうしたんだろう?