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シカゴの宝くじの当選者ウルージュ・カーンさんがシアン化物で殺される

2013-01-08 | Weblog

 

(写真)賞金の一部を子供病院に寄付をする計画を立てていると語ったウルージュ・カーンさん

検死の結果、シアン化物で死亡したことが分ったことを受けて、シカゴの宝くじ当選者のカーンさんの死は殺人として調査されることになりました。

46才のカーンさんは、当選金425,000ドルを受け取ろうとしていた時、突然死亡しましたが、当初、原因は自然死とされていました。

地方の検死官は、親戚が申し出てきたので再調査しました。

シカゴの警察は、今、カーンさんの死を殺人として調べていると言いました。

「非常に珍しい。シアン化物中毒は滅多にない。4,500体の検死をしたが、1件か2件しかなかった。」と検死官のステファン・シナ氏が言いました。

シナ氏の事務所は、カーンさんはシアン化物の致死量を摂取して間もなく死亡したことを突き止めました。

カーンさんはイスラム教のメッカ巡礼のためにサウジアラビアに行った後、ギャンブルを止めると誓ったと、店の従業員のオスハナさんがAP通信に語りました。

数店のドライクリーニング店を経営していたカーンさんは、当選券を購入した後イリノイ州の宝くじ発表の日に名前が伝えられて大金の小切手が渡されました。

彼は、7月26日に、「宝くじに当たることは僕にとって何でもできるということだ。賞金の一部は仕事に使い、子供達の病院にも寄付をする。」と言いました。

彼は、600,000ドルを一括方式で受け取ることを決めました。税を引くとおよそ425,000ドルになります。

カーンさんの賞金の小切手は7月19日に発行されました。彼が死亡した前の日でした。 そして、8月15日に換金されました。

イリノイ州の宝くじ関係者によると、当選者が死亡した場合、賞金は一般的にその人の財産になるそうです。

その時、医療審査事務所は、死に方に不審がない限り、45才以上の人の検死は行いませんでした。基本的な毒性検査が陰性になったので、カーンさんの死は動脈が狭くなって硬化した結果とされました。

シアン化物は強烈に苦い味がするが致死量であれば5分以内に死亡すると毒物の専門家ブラム氏が言いました。

シアン化物の毒は酸素を体内に送る細胞の能力を破壊し痙攣性の苛酷な死を引き起こすと彼は言いました。

「細胞が死亡すれば人は死亡します。息苦しい感じがします。」と彼女はAP通信に語りました。

医療審査事務所は、親戚が当局に彼の死をもっと調査するように求めたことを受けて、再び一連の化学物質の検査をしました。

シナ氏は、親戚の身元を明らかにすることを拒みました。

         ***************

親戚が更なる調査を申し出なかったら、カーンさんは自然死になっていたことでしょう。昨年7月の事件の捜査は困難を極めるかもしれません。一体、誰が換金したのでしょうか。

当選者の名前の発表、ましてやインタビューなどすべきではありませんね。

↓当選者にはその後の悲惨な人生もあるようです。(当たらなかった方がよかったかも)

http://matome.naver.jp/odai/2133236072370208501

 


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2 コメント

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Unknown (せとやん)
2013-01-09 05:29:44
なんかスリラー小説めいてますね。高額の宝くじなんか当たると人間ろくなことがありません。だから私は宝くじには手を出しません。(ロマンのない男、テヘヘ)
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おはようございます。 (クロやん)
2013-01-09 07:32:17
事実は小説より奇なりと言うけど、この事件はありそうですね。
私も確率論から宝くじは買いませんが・・・・
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