オズボーン財務相は、英国の原子力発電所に中国企業の投資を認めると発表しました。
その決定により、中国は英国の次世代原子力発電所に大きく関与することになるでしょう。
オズボーン氏は、中国にビジネスの旅をした最後の日に発表しました。
最初の中国との交渉は来週にも行われ、ヒンクリー・C・サイトで新たに140億ポンドの事業が進むことになります。
首相に委託された報告書は、これからの数年で電力不足になると警告しています。
王立工学アカデミーは、古い原発の閉鎖と新しい原発が進まないことで電力の制限が迫っていると言いました。
電力の供給は、2014年から15年の冬にかけて困難になると想定されています。
EUの汚染削減の基準に伴い、現在最も利用されている石炭火力発電所は2015年に閉鎖されることになっています。一方で、ガスが非常に高いので多くのガス火力発電所は使われていません。再開するには時間がかかり資金が必要です。
サマセットにあるヒンクリー・C計画は、1995年以来の最初の原子力発電所になるでしょう。
将来のエネルギー供給の確保が主要課題です。
エネルギー法案の一部に、選択可能な風力発電や太陽光エネルギーへの転換が含まれています。
しかし、これら再生可能なエネルギー源では英国のエネルギーの需要を満たすことができません。
企業調停機関のOfgem も、電力供給の確保に前例にない挑戦が必要と警告しています。
また、予備発電電力生産容量は2015年までに2%になり停電のリスクを増加させるとしています。
ヒンクリー・Cの建設はフランスの国営大手EDFが担うことになりますが、EDFはパートナーや費用を分担してくれるパートナーを探しています。
EDFは、ヒンクリー・C計画とCGN、CNNC 、SNPTCに関して中国の3大原発企業と交渉をしています。全ての企業が、今週、財務相と対談しました。
財務大臣は、一社又は二社がヒンクリー・C株の30%を取得することになるだろうと言います。
将来、中国の企業が原発の高い株を持つ可能性があります。
先週末、エネルギー相が「中国や日本や韓国の投資の大きな波が英国の将来の電力供給を確保してくれるだろう。」と話しました。
オズボーン氏:「今日は英国と中国の関係の次のステップに踏み出しました。世界で最も古い民生用原発と世界で急速に発展している民生用原発の話です。」
覚え書きの中には中国の原子力計画における英国企業の役割も含まれています。
中国では、17の原発が稼働していますが、電力生産能力の1%に当たります。
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英国は原発先進国と思っていましたが、電力供給が間に合わない状態になっているようです。そこで頼るのが中国。日本や韓国も入っているようですが、中国の存在感が最も大きいようです。日本はまだ頼られる存在ではないでしょうし、原発以外のエネルギー源を開発すべきですよね。
遼君低迷していましたが、始まったばかりの今シーズンは好調ですよ。今週も最終日を前にして9位。今朝も7時からBSで優勝争いが放映されます。
基本的に原爆をもっている国は原発をゼロにはしないでしょう。今のところ。
日本は、段階的になくしていくのが、良いと私は思っていますが、現実的に動いていないので、もうだめかもしれません。しかし、このまま数年火力発電に頼りきっていいのでしょうか?電力会社の負担は、国民が皆で、共有しないと仕方ないと思います。
関電は冬のボーナスもゼロ。電力会社だけにツケを押し付けていいのでしょうか?