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Ethiopia starts restoring obelisk
エチオピアがオベリスクの復元を開始
写真の説明
The Obelisk had to be cut into three pieces
オベリスクは三つの部分に分けられた
Work has begun to restore a historic obelisk in Ethiopia's ancient city of Axum, after it was returned from Italy.
イタリアから返還されたあと、エチオピアの古代都市アクサムで歴史的なオベリスクの復元作業が始まった
1: The Axum Obelisk, a symbol of Ethiopia’s identity, was looted by troops in 1937 during Italy's brief occupation of Abyssinia.
エチオピアの主体性のシンボルであるアクスム・オベリスクは、イタリアがアビシニアを短期間占領していた1937年に軍に略奪された。
2: Italy returned the 1,700-year-old monument in 2005, after decades of negotiations between the two countries.
両国間の数十年の交渉を経て、イタリアは、2005年に、1,700年前に建造されたその記念碑を返還した。
3: The obelisk, which weighs more than 150 tonnes, had to be cut up into three pieces to be taken to Ethiopia.
150トン以上もするオベリスクは三分割してエチオピアに運ばれた。
4: The officer in charge of its restoration says the process of assembling the giant monument is slow and complicated.
修復担当の役人は、その巨大モニュメントを組み立てる仕事は複雑で少しずつしか進まないと言う。
5: "This strong granite monolith has suffered a lot of trauma in its life and it is not in very good shape so assembling it is a very delicate and complex operation," Nada al-Hassan told the BBC.
「この丈夫な花崗岩の一本石の碑にはこれまでに多くの傷がついていて形があまりよくないので、組み立ては非常に気を使う複雑な作業です、」とナダ・アル-ハッサンさんがBBCに語った。
6: "We had to invent a way to assemble the pieces without harming them and respecting the delicate historic artefacts we are dealing with," she said.
「私達が扱っている繊細な歴史的芸術作品を大事にしながら、傷をつけないように各部分を組み立てる方法を考えなければなりませんでした。
7: The obelisk has weathered years of damage from pollution and a lightning strike in 2002.
オベリスクは数年間の汚染や2002年の落雷で損傷を受けている。
8: The process of reconstruction is being overseen by the UN cultural agency, Unesco.
復元の過程は、国連の文化機関のユネスコが監督している。
9: In 1947, Italy signed a pledge to the UN to give back the obelisk - seized by troops under Italy's fascist leader Benito Mussolini - but did not return it until 2005.
イタリアは、1947年に、イタリア・ファシスト党指導者のベニト・ムッソリーニの軍隊が奪い取ったオベリスクの返還を国連に約束したのに2005年まで実行しなかった。
(以上、ゆきこ訳)
Q:人名・組織名・役職名などを、全体訳と共に確認とご指導をお願いします。
@:ユネスコの発表によれば、6月に、この巨大なオベリスクは里帰りしたアクサム遺跡で復元されるそうです。アクスムは、紀元前5世紀から10世紀まで、交易の中心地として栄えたアクスム王国の首都で、最盛期には今日のエチオピア、エリトリア、スーダン、ソマリア、イエメンにまで勢力を拡大したそうです。この遺跡にはかつて100本以上のオベリスクが立っていたそうです。
このオベリスクは、返還の約束にもかかわらず、2005年まで国連食料農業機関のローマ事務所の前に立ち続けていたそうです。復元計画には数百万ドルが投入されて、6月4日に開始され、9月10日には一般公開される予定だそうです。
Ethiopia starts restoring obelisk
エチオピアがオベリスクの復元を開始
写真の説明
The Obelisk had to be cut into three pieces
オベリスクは三つの部分に分けられた
Work has begun to restore a historic obelisk in Ethiopia's ancient city of Axum, after it was returned from Italy.
イタリアから返還されたあと、エチオピアの古代都市アクサムで歴史的なオベリスクの復元作業が始まった
1: The Axum Obelisk, a symbol of Ethiopia’s identity, was looted by troops in 1937 during Italy's brief occupation of Abyssinia.
エチオピアの主体性のシンボルであるアクスム・オベリスクは、イタリアがアビシニアを短期間占領していた1937年に軍に略奪された。
2: Italy returned the 1,700-year-old monument in 2005, after decades of negotiations between the two countries.
両国間の数十年の交渉を経て、イタリアは、2005年に、1,700年前に建造されたその記念碑を返還した。
3: The obelisk, which weighs more than 150 tonnes, had to be cut up into three pieces to be taken to Ethiopia.
150トン以上もするオベリスクは三分割してエチオピアに運ばれた。
4: The officer in charge of its restoration says the process of assembling the giant monument is slow and complicated.
修復担当の役人は、その巨大モニュメントを組み立てる仕事は複雑で少しずつしか進まないと言う。
5: "This strong granite monolith has suffered a lot of trauma in its life and it is not in very good shape so assembling it is a very delicate and complex operation," Nada al-Hassan told the BBC.
「この丈夫な花崗岩の一本石の碑にはこれまでに多くの傷がついていて形があまりよくないので、組み立ては非常に気を使う複雑な作業です、」とナダ・アル-ハッサンさんがBBCに語った。
6: "We had to invent a way to assemble the pieces without harming them and respecting the delicate historic artefacts we are dealing with," she said.
「私達が扱っている繊細な歴史的芸術作品を大事にしながら、傷をつけないように各部分を組み立てる方法を考えなければなりませんでした。
7: The obelisk has weathered years of damage from pollution and a lightning strike in 2002.
オベリスクは数年間の汚染や2002年の落雷で損傷を受けている。
8: The process of reconstruction is being overseen by the UN cultural agency, Unesco.
復元の過程は、国連の文化機関のユネスコが監督している。
9: In 1947, Italy signed a pledge to the UN to give back the obelisk - seized by troops under Italy's fascist leader Benito Mussolini - but did not return it until 2005.
イタリアは、1947年に、イタリア・ファシスト党指導者のベニト・ムッソリーニの軍隊が奪い取ったオベリスクの返還を国連に約束したのに2005年まで実行しなかった。
(以上、ゆきこ訳)
Q:人名・組織名・役職名などを、全体訳と共に確認とご指導をお願いします。
@:ユネスコの発表によれば、6月に、この巨大なオベリスクは里帰りしたアクサム遺跡で復元されるそうです。アクスムは、紀元前5世紀から10世紀まで、交易の中心地として栄えたアクスム王国の首都で、最盛期には今日のエチオピア、エリトリア、スーダン、ソマリア、イエメンにまで勢力を拡大したそうです。この遺跡にはかつて100本以上のオベリスクが立っていたそうです。
このオベリスクは、返還の約束にもかかわらず、2005年まで国連食料農業機関のローマ事務所の前に立ち続けていたそうです。復元計画には数百万ドルが投入されて、6月4日に開始され、9月10日には一般公開される予定だそうです。
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