反体制派のシリア国民連合(SNC)の指導者アル‐ハティーブ氏が辞任しました。
ハティーブ氏は、フェイスブックのページで、認可されている公的機関よりもっと自由な仕事をしたいので今の仕事を辞めることにしたと言いました。
彼は、彼が決めていたレッドラインに達したら辞めるとシリア国民に約束していました。
シリアで起こっている2年間の流血を止めるのに十分な事をしていないとして国際社会を批判しているようでした。
EUの外相が武器禁輸措置からシリア反体制派を免除するかどうかの意見の相違を解決することができなかった日の翌日の彼の辞任です。
2012年11月にSNCの代表に選ばれたハティーブ氏は、尊敬されシリア統一を期待できる人物と考えられています。
「国民連合を辞任する。そうすれば、公的な組織ではあり得ない自由の立場で仕事ができる。」と発表しました。
「過去2年間、我々は前代未聞の悪質な政権に虐殺されてきた。それなのに世界は傍観してきた。」とハティーブ氏。
「シリアのインフラは破壊され、多くの人々が拘束され、多くの人々が避難を余儀なくされ、他にも多くの苦しみを受けている。それだけでは、国際社会がシリア国民を守る決定を下すのに不十分だった。」
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速報です。
いつまでたっても国際社会が明確に反体制派を支持してくれないことに業を煮やして辞任するのか、国際社会を動かすための行動なのかよく分りません。シリアの内紛はめどが立たないようですが、内紛が長引くにつれて他国からいろいろな宗派のテロリストなどが参加しているようなので、アサド政権が倒れたら、その後のシリアは今よりも混とんとなるかもしれません。いづれにしろ、シリアは二進も三進も行かない状態にあるようです。
今年の桜のスピードにはついていけませんね。土曜日は早朝千鳥が淵を見て、昼間は上野公園に繰り出しました。夜桜も考えていたのですが、急に冷えてきたので早々に引き揚げました。きのうは近くの石神井川の川沿いの桜を眺めながら散歩。こちらの見頃は水曜日までだそうです。