国連の検査官が、先月シリアで使われたとされる化学兵器に関する報告書を国連事務総長に提出しました。報告書は月曜日に発表される予定です。
国連の検査官の代表者セルストロム氏が、日曜日に、検査チームの報告書を国連総長に提出したと国連の報道官が伝えました。
月曜日に、事務総長が報告書に関して国連で概要を伝える予定です。
これまで、彼は、検査官の報告書が化学兵器が使われたとする主張を裏づける可能性があると言ってきました。
米国とロシアが、シリアが保有する化学兵器を破棄する枠組みに合意した次の日に報告書が提出されました。
安全保障理事会でシリアに対する決議を採択することになっています。
検査官はシリアに行って、土壌を集めたり化学兵器の影響を受けたと言っている人々の血液を採取しました。
これらのサンプルはオランダのハーグに送られて分析されました。ハーグに化学兵器禁止協会の本部があります。
シリアの反政府組織は、8月21日にダマスカスの近郊で化学兵器が政府軍によって使われ多くの人が死亡したと主張しています。しかし、アサド政権は反政府軍が使用したと主張しています。
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記事で言う月曜日とは日本の明日になるのでしょうか。国連事務総長の発表が待たれます。
ケリー米国務長官は今頃パリで英・仏・イスラエルなどの代表とロシアとの合意について話し合っているはずです。フランスはあくまで強硬姿勢のようです。
台風の爪跡すごかったですね。たいしたことなくてよかったと思っていたら、夜のニュースを見て各地の惨状にびっくりしました。台風一過で今朝は急に秋めいてきました。