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蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

どうだん など’16  (bon)

2016-04-19 | 花鳥風月

           14日21:26に熊本地方で震度7の地震が発生してから、丸5日以上過ぎましたが、
                          その間震度3以上160回以上、震度1以上ではナント560回以上も発生している。
          インフラは大きな損傷を受けている上、交通路が遮断され避難者の不安、不自由な
           生活が余儀なくされています。   いったいいつまで続くのか、活断層・・・!

 

 九州、熊本・大分を中心とする地震災害がまだその渦中にあり、連日終日報道されている中、
そんなことは知らない風に、ベランダでは、毎年同じ花々が咲きそろってきました。
これも同じ自然の営みなんですね。


どうだんつつじ
 の “どうだん” は 漢字では”灯台躑躅”と書き、昔の照明器具の”灯台”
(燭台?)から転じて、枝の分かれ方が三本足の灯明台に似ているところからその名がついたといわれて
います。 また、“満点星”とも書きますが、これは、中国の故事、“昔、太上老君が仙宮で霊薬を練る
うち、誤ってこぼした玉盤の霊水がこの木に散って壺状になり、満点に星が輝くように美しかったという
伝説”によるのだそうです。

       どうだんつつじ
        


 そして、満天星(どうだんつつじ、6786 Doudantsutsuji)と命名された、小惑星帯に位置する小惑星が
ありました。1991年2月、栃木県烏山町(現・那須烏山市)の烏山天文台で、伊野田繁と浦田武の両氏が
発見したとあります。 ツツジ科のこの植物、ドウダンツツジ(満天星、灯台躑躅)に因んで命名された
のだそうです。 命名文には、ドウダンツツジの漢字表記(満天星)が "the stars of the whole sky"を
意味すると書かれているそうです。
 

ツツジとサツキ  学術的にはどちらも“ツツジ属”の植物で、どちらも同じものとして扱われていますが、
むかしの園芸書で、ツツジの項とサツキの項が分かれて記載されていたことから、現在でも習慣的に
それぞれに呼ばれているというのです。で、敢えて違いを調べてみますと、やはりあるのですね。

・開花期 ツツジは4~5月にたいして、サツキは“皐月”(旧歴5月)というだけあって、
6月頃に咲きます。しかし、最近は天候不順もあり明確ではありません。

・花の咲き方 一度に全部の花が咲くツツジに対して、サツキは1週間くらいの間に次々と咲いてくるのです。

・雄しべの数 ツツジは5本以上(10本くらいのも)あるのに対して、サツキはほとんど5本。

・新芽の出方 ツツジは、花後に新芽が延びるのに対して、サツキは開花期に既に新芽が出ている。
        ツツジ 
         
 

 ジュウニヒトエ 本名は“アジュガ”(西洋十二単)で、“十二単”の園芸品種です。本来の “十二単”は
山野に生育する、白っぽい花で白毛が密生している。十二単の名は、 花が幾重にも重なって咲く様子を、
平安時代の宮中の女官の正装である”十二単”に見立てたものであるそうです。

       十二単
         (蓼科から来たモノです。) 

 

 はなみずき   ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属の落葉 高木で、別名、アメリカヤマボウシという
とあります。 ハナミズキの名は、ミズキの仲間で花が目立つことに 由来しているのだそうです。
アメリカハナミズキなどともよく言いますが、その昔、1912年に当時の東京市長であった尾崎行雄が、
アメリカ合衆国ワシントンD.Cへ サクラ(ソメイヨシノ)を贈った際、1915年にその返礼として贈られ、
植栽が始まったことからだそうです。最近では、街の至る所で見られるようになりました。

        はなみずき
         (赤い方は花数が少ないので・・) 

 

 

 

 

 

 

 

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