蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

2013年の終わりに・・  (bon)

2013-12-31 | 日々雑感、散策、旅行

 

 

   

 

         今年も、“蓼科浪漫倶楽部” にご訪問くださいまして

                 ありがとうございました

 

              また、来年もよろしくお願いします。

          どうぞ、明るい良いお正月をお迎えください。    
                                                

                                                  

 

 

 

 

 

 

 

 

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浪漫倶楽部 今年のトピックス  (bon)

2013-12-29 | 蓼科浪漫倶楽部 畑

 畑作業中心の浪漫倶楽部の活動は、特段、話題が多い活動であるはずがありませんが、

一年を振り返って、蓼科浪漫倶楽部のトピックスをいくつか選んでみました。

  8月は、これまで畑作業はお休みとしてきましたが、今年初めて8月も実施することとしました。
猛暑を気遣い “タープテント” により、日陰をつくり 休息時の炎天を避けるようにしたり 毎年そうですが、
いくつかの工夫を取り入れて無事今年を終えることが出来ました。

以下に思いつくまま、トピックスを順不同にアップしてみます。

 

大豊作 ジャガイモ、サツマイモ、サトイモなどのイモ類、そして黒豆が大豊作でした。
昨年は、ジャガイモは、残念ながら盗難に遭いすべてを無くしてしまいましたし、鹿に食べられて全滅した
黒豆などの被害がありましたが、鹿避け網対策が功を奏し、大きな黒豆がたくさん収穫できました。
   

   

  

ウッドデッキ大修復 K邸のウッドデッキが、長年の雨雪により一部劣化し、不動沈下を起こしていました。
Mさんの発案・指導により、この大工事は全員作業で完全に修復することが出来ました。 すごい!

             

RINちゃん天国へ 元気印のRINちゃんが、心臓手術後、一旦は回復しましたが 2年後、今年6月に
一足早く天国に呼ばれました。合掌。
              

防草シート導入 Pookyさん、Nobさん発案の透水性防草シートを すべての畝と畝の間に敷き詰めて
雑草を抑える対策をとりました。費用は掛かりましたが、除草作業の軽減に抜群の効果がありました。
              

台風の当たり年 今年は総じて雨に絡んでいたように思います。 4日間のうち、一日は雨模様だったり、
そんな感じでしたが、台風11号は静岡に上陸してそのまま畑上空を通過する最悪のコース、また18号は
かなりの大型の雨台風で閉じ込められてしまいました。


   おまけ
           kuさんのスケッチ  “K邸”

                

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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正しいことでも・・  (bon)

2013-12-28 | 日々雑感、散策、旅行

 ハッと心を打った表現に出会いました。

昨日の読売新聞のコラムの出だしに、“一方通行の道を、向こうから逆走してくる車がある。正しいのは
こちらだからといって、走り続ける人はいない。ブレーキを踏み止まる。”
とありました。

 一昨日の安倍首相の靖国神社への電撃参拝についての評として述べられた下りでした。

“首相の参拝に対する考え方やその理由など、どれも正しい。 中国や韓国の逆走ともいうべき過剰な反発は
間違っている”  
つまり、正しいからといって、そのまま突っ走ることの結果をも考慮して行動するべきであるということだろう。

 毅然とした態度、行動が何にもまして重要である。誤りに気付けば、放置せず、すぐに指摘し改めさせる
ことが大事である・・ などと、これまで思っていたし、たいていの場合、そうするように心がけていました。 
しかし、これを信念としていつの場合も強く行動に移した場合、時として場は、突っ張った、出口のない
余裕を失った関係を作る結果となってしまうこともあるという事ですね。

 よく、正しいこと、全くその通りであることを、声高に押し通している人がいたりしますが、言っていることは
正しくても何となく場違いのような感じがしたり、 あげく、その人の底の浅さというか了見の狭い小人に
写ることもありますね。
やはり、TPOということは大事なのですね。

 求人倍率も1.0に戻って来たし、経済も少しずつ回復の兆しにあり、何年振りかで株価も1万6千円台を付け、
ねじれも解消し、オリンピック招致にも成功した。  福島原発や消費税などなど問題は山積していますが
来年に向けて勢いを感じる年の瀬に感じています。  沖縄は、ようやく辺野古移設が承認された。

 

 

 

 

 

 

 

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黒田官兵衛   (bon)

2013-12-26 | 日々雑感、散策、旅行

 来年のNHK大河ドラマは “軍師官兵衛” のタイトルでこの人を主題にして大きく変貌する
戦国歴史ドラマが展開されるようだ。

 すいぶん昔に、やはり戦国時代を描いたNHKドラマの中で、黒田官兵衛が幽閉されていた土牢から
救出されるという悲壮な場面があったが、いまだに印象に残っていました。

 で、この人を少し追ってみました。

 

 1546年12月22日(グレゴリオ暦では、1547年1月1日)、黒田職隆(もとたか)の嫡男として播磨国
(姫路)に生まれ、名を孝高という。黒田 孝高(くろだ よしたか)は、戦国時代から江戸時代前期にかけての
武将・大名である。 一般には通称をとった黒田 官兵衛(くろだ かんべえ)、あるいは出家後の号をとった
黒田 如水(くろだ じょすい)として広く知られている。
              (ネットから拝借しました。)

 

 13歳ですでに初陣を飾っており、21歳で結婚し、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康と戦国時代トップの
宰相に仕え、数々の戦いに功績を残し、それぞれの主君に認められていた優れた人であったようだ。
 信長には7年、秀吉に16年、家康には関ヶ原以降3年仕えたそうで、秀吉にはその側近として仕え、
調略や他大名との交渉などに活躍するとともに、竹中半兵衛(重治)と双璧をなす秀吉の参謀であった。
後に、黒田官兵衛、竹中半兵衛二人を「両兵衛」、「二兵衛」と並び称されたという。

 それで、私が未だに記憶していた、“官兵衛が土牢に幽閉され救出された” くだりは、
“織田家の重臣で摂津国を任されていた荒木村重が信長に対して謀反を起こし、有岡城に籠城(有岡城の戦い)し、
さらに自らの主君の小寺政職も呼応しようとしたために、孝高は村重を翻意させるべく交渉に有岡城に
乗り込んだが、成功せず逆に幽閉されてしまう。
そして、1年後に、本丸を残すのみとなっていた有岡城は開城し、孝高は救出された。” 
34歳の頃であった。一時は、信長にも疑心されるという不本意な事件であったのでした。

 

 “本能寺の変(1582年)の時、高松城攻めの最中であったが、変を知った孝高は秀吉に対して、
毛利輝元と和睦して光秀を討つように献策し、中国大返しを成功させたと言われている。
山崎の戦いでは天王山を抑えて、明智軍と激しい戦闘を繰り広げた。 また、秀吉と柴田勝家との賤ヶ岳の戦いでは、
佐久間盛政の猛攻に遭って中川清秀の部隊が壊滅し、続いてその攻撃を受けることとなったが、
奮戦し守り抜いた。”

その後も連戦しながら、九州征伐に参戦し、1586年、九州を平定するや豊前国(福岡県)に12万石を与えられた。

 秀吉没後、石田光成らの挙兵により、関ヶ原の戦い(1600年)が起こった時、孝高(この頃は如水と名乗る)は、
いち早く蓄財を開放して中国、四国、九州方面の百姓などを集め速成軍を作り上げるなどして、家康方についた。

関ヶ原の戦い後は中央の政治に関与することなく隠居生活を送り、晩年は再建に努めた太宰府天満宮内に
草庵を構えている。 
1604年4月19日 京都伏見藩邸にて死去。59歳であった。
39歳の頃、キリスト教に入信している。

 

 秀吉をして恐れさせる武将 “官兵衛” は、石高も低く不遇の知将とも言われているが、秀吉の言葉に
“彼は10万石そこそこだからいいが、仮に100万石を与えたら一夜にして天下を取るだろう” とあるくらい、
優れた武将であったのであろう。

 築城の名手でもある官兵衛は、リーダシップに富み、部下の指導にあたっても、数々の名言を残している。
そのいくつかをネットから、以下にピックアップしてみました。
これらは、現代のリーダたちにもそのまま当てはまる意味深い洞察をしている。
                                (ネットから) 


“まず自分の行状を正しくし、理非賞罰をはっきりさせていれば、叱ったり脅したりしなくても、自然に威は備わるものだ。”

 

“世の中で主のために追腹を切る(後を追って切腹すること)ぐらいつまらぬことはない”

 

“人に媚びず、富貴を望まず”

 

“蒸気となり雲となり雨となり雪と変じヒョウと化し凝っては玲瓏たる鏡となりたえるも其性を失わざるは水なり。”

 

“もらった者は喜ぶであろうが、もらわぬ者は恨むであろう。誰にやって誰にやらない、でよいというわけのものではない。しかし、だからといって功のない者にもやれば、功のある者に賞を与えるとき、その甲斐がない。
だから、古い物をやりたいと思うときは安く払い下げるのだ。お前たちにしても、わずかの銭を出して買う方が得であろう。”

“金銀を用いるべき事に用いなければ、石瓦と同じである。”

 

“上司の弱点を指摘するな。”

 

“その時、お前の左手は何をしていたのだ?”

 

“最期の勝ちを得るにはどうしたらいいかを考えよ。”

 

 

 

 

 

 

 

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異色のサッカーチーム  (bon)

2013-12-21 | 日々雑感、散策、旅行

 タイトルからちょっと離れますが・・

 東京都知事は、ようやく辞職しました。
“政治家としては、アマチュアだったかもしれない。” そんなつぶやきを残して・・。
大東京の知事が、アマチュアであっては困るし、そんなことをいまさら言われる都民はどんな心地がするだろう。
430万票以上を獲得して当選した知事にしてこうである。
1か月も、知事の疑惑に集中審議をしていた議員達のいきり立った姿を見るのも苦痛を通り越して嫌気がさすほどであった。
こんなことに、ひと月も費やして、都政は全くストップしてしまっていたが、企業だったら経営不在でつぶれて
しまうだろうし、その後も社会的信用もなくなり、
取引先もみんなあきれてしまうだろう。 
これが、東京を引っ張る都議会の実態なのだから~ 都民ではないが、寂しく思われてきます。


 前置きが長くなり、バナナシュートになってしまいましたが、いつも配信していただくH氏からの記事に、
異色のサッカーチームが、来季から新設のJ3リーグの仲間入りを果たした経緯と、その底流にある熱い思いと
結束が述べられていましたので、好対照の内容から記事にとりあげました。

 Jリーグは、20数年前に10クラブで発足しましたが、今や昨年で50クラブを超える規模に成長し
観客動員数も805万人超におよぶ一大スポーツに成長しました。

 以下に、配信記事から転写させていただきました。
 

***************************

Voice 2014年01月号 p156-163

  「ゼロから始めたJリーグへの挑戦」  杉山茂樹(スポーツライター)

 

【要旨】1993年に日本で初めてのプロ・サッカーリーグとしてJリーグが誕生してから20年が経過した。
当初から企業色を排除し、各チームの地域性を
重視した運営がなされ、実際に地域の知名度を上げ、
地域の振興に貢献した
チームも数多くある。 しかし企業色を排除したとはいえ、ほとんどのチームには
母体となる企業があり、本来の「クラブ」ではない、といった指摘も聞
かれる。
そんななか、来季からJ3としてJリーグの仲間入りを果たす神奈川
県相模原市を本拠とする「SC相模原」が、
一個人がゼロから立ち上げた異色
のチームとして注目を集めている。本記事は、その“一個人”であり、
同チー
ムの代表を務める、元サッカー日本代表選手・望月重良氏を取材し、チーム創設から6年でJリーグ入りを
果たした“快進撃”の要因や、これからの地
域とチームの展望などを詳細にリポートしたものである。

  ------------------------------------------------------------

  神奈川県相模原市。人口約72万。全国に20しかないれっきとした政令指定都市ながら、そのなかでもっとも
印象が薄い都市といってもいいかもしれない。

 SC相模原。スポーツクラブ相模原は、その一方で、来季新たに誕生するJ3(Jリーグ3部)への昇格を果たした。
相模原市はSC相模原によって、いままで以上に知られた街になろうとしている。
  だがこのクラブ、普通のスポーツクラブではない。Jリーグに所属する他のクラブとは、コンセプトが大きく異なっている。
元サッカー日本代表選手、望月重良がたった一人で始めた、母体もなければ、前身もないクラブだ。
  現在“代表”という立場でクラブを率いる望月氏。「たまたま相模原に知人がいて、一緒にご飯を食べているときに、
そのお店のご主人が『相模原には誇るべきものが何もない』と、いったんです。そこで『相模原にサッカー
チームをつくってくれないか』と。お酒の席で、軽いノリで始まった話なのです。2008年の話です。
神奈川県社会人リーグ三部からのスタートでした。
 2007年に現役を引退して、抜け殼状態でした。ですが、このクラブの代表になって、現役時代と同じような感情を取り戻すことができたのです」

  だが、試合をしようと思えば、少なくとも選手が必要になる。上のカテゴリーをめざそうとすれば、よりよい選手を
集めなければならない。遠征費を
はじめとする出費もかさむ。「会社もなければ、チーム名もない。選手もいない。
何もない状態からのスタートでした。監督をやりつつ、その傍らで、
企業を回って頭を下げて。お金を集めないことには、
チームは終わってしま
うわけですから、もう無我夢中。でも、すべてゼロからスタートしたクラブは、おそらく
初めてだと思うので、やりがいがありました」

  「いきなり会社を立ち上げました(笑)。最初からJリーグをめざすつもりでしたので、株式、法人にしました。
クラブを立ち上げるとき、売りに出
ていたクラブがあったんです。それを相模原にもってきてJFLに参加する
とい
う手もあったんですが、それでは面白くない。時間はかかるかもしれないけれど、ゼロから始めることに
意義や価値があると思ったんです」

 

 Jリーグは、企業の福利厚生部門の一つだった実業団チームをクラブ化させるかたちでスタートした。
その傾向はいまだ健在。チームのほとんどに前
身となる母体がある。Jリーグは、クラブ名に企業名を入れない
ことを売り
にしているが、その実態は「クラブ」とはほど遠い。

 「クラブ」とは、気の合う仲間が集まってつくるものだ。それが輪のような広がりを見せて大きくなる。
そうしたクラブらしさというものが、日本に
は存在しない。欧州型のクラブ社会をめざすというJリーグの理念は、
まさ
に宙に浮いた状態にある。 SC相模原は、そうした日本にあって画期的な存在だ。
従来の日本社会にはなかった、注目すべきスタイルのクラブであること
は間違いない。

           

  「全国にJリーグをめざすチームは、いまも過去も数多くありますが、最初は盛り上がるんです。しかし、
途中で勢いがなくなるところが多い。理由
は、階段を上れないからです。上のカテゴリーになかなか進めず、
立ち止まっ
ているあいだに、熱が冷めていく。求心力が低下し、消滅していくという例を見てきました。
だから、勝利には拘りました」。神奈川県三部からスター
トしたSC相模原は、毎年各カテゴリーで優勝。
一度も停滞することなく、ト
ントン拍子で昇格を果たした。
「チームを勝たせる自信はありました。なに
より後押ししたのが、人口72万人を抱える、この相模原という街の
ポテンシャ
ルです。スタジアム(麻溝公園競技場)も、できあがりつつあったので、そこにお客さんを入れて、
やっていけるのではないかとイメージできました」

  「僕たちはお金がないから、ビッグクラブのように、代表選手クラスのいい選手を取ってくることができません。
そのぶん、このチームに何かもたら
さなければいけない。お金がないから何もしないでは、お客さんは集まりません。
 発想を変えていくしかありません。お客さんの立場になって、こうい
うチームなら見に行きたいというような、
魅力的なクラブづくりを考えてい
きたい。それがサッカーの常識から外れていてもいいと思う。
そうしたチー
ムが一つぐらいあっても」

  「ここまでは当初、描いたイメージどおりにきたつもりです。問題はここから。
どのような方向に進んでいくか。クラブの立ち位置をどのあたりに設
定するか。年間予算ウン10億円の
浦和レッズのようなビッグクラブをめざす
のか。10億円そこそこで頑張っているヴァンフォーレ甲府のようなクラブを
めざすのか。地域に愛されたクラブであることがいちばんですね。なにより市民に認知してもらうことが大切です。
J3昇格は、認知度を高める絶好の機
会になると思います。相模原にはSC相模原があるんだということを
日常生活
のなかで普通に語れるようなところまで早くもっていきたい」

  大きな街なのに、全国的な知名度は低い。相模原のこうした特殊性が、SC相模原にプラスに働くことは
十分考えられる。市民が街を有名にするための
何かを欲していることは間違いない。
「コンプレックスがあると思います。
お隣の町田に対しても、横浜に対しても。そのあたりをくすぐれば、それが
パワーの源になる。何事も身近にライバルは必要です。相模原対横浜という図式も描けます」

  「街の名前を全国的にしようと思ったとき、スポーツは有効な武器になります。鹿島アントラーズ、ジュビロ磐田の
例を見るまでもない」。相模原に
は鹿島、磐田以上に街としてのポテンシャルがある。
クラブの規模をどのあ
たりに求めていくか。悩める問題だ。「たとえばベガルタ仙台は、トヨタがバックに付く
名古屋グランパスとは違い、地元に大手の企業がない。スポン
サードしているのは、中小の企業ばかりです。
まさに市民クラブです。それ
でいながら観衆がよく集まる。資金力はそれほどなくても、上手なやりくりで市民を
熱狂させている」

  「一つ考えているのは、選手、監督にステップアップの場として活用してもらう。ここから横浜マリノスに行ったり、
ここでチャンスをつくって、羽
ばたいていく場になればと思っています。いわばショウウインドウ的なクラブです」

  「スポーツには力があります。日常の生活のなかにスポーツが入ってくれば、日本の社会は変わると思います。
鹿島で暴走族をやっていた人間が、サ
ポーターのリーダーになったり、スポーツで人生が変わったり、社会がよくなったり
した例はあります。サッカーだけじゃなくて、その可能性はいろん
なスポーツにあります。
フットボールクラブ(FC)ではなく、SC(スポーツ
クラブ)をクラブ名に加えた理由でもあります。
誰もが参加できるクラブに
していきたいんです」

  彼は最後にこう付け加えた。「いま僕は代表をやっていますけれど、僕がやり続けなくてもいいと思う。
優先すべきはクラブです。もうここまで来た
ら、SC相模原は公共のものなのです」。俺が私費を投じてつくった
クラブな
んだから、という気持ちになるのが普通の人。自分の儲けを考えようとするものだ。
それを「公共のもの」と言い切った。

 はたして10年後、20年後、SC相模原はどのようなクラブになっているのか。明るい未来が待っていそうな気がする。

 

コメント: 多くの起業がそうであるように、SC相模原は、一個人の「思い」からスタートした。そして、その「思い」を
膨らませていった結果、J3昇格
という成果を上げることができた。うまく膨らませることができたのは、もちろん
望月元選手の努力の結果もあるだろうが、「思い」や自由な発想を受
け入れる社会の“やわらかさ”があったことも 
要因の一つといえよう。こう
した “やわらかさ” が、多様性をつくり、社会全体を強くするもとになるのだと思う。
成熟した市民社会の“余裕”をもって、この“やわらかさ”を維
持していくことが、未来の豊かな社会を築くうえで
実はもっとも重要なのか
もしれない。

 Copyright:株式会社情報工場

 

 

 

 

 

 

 

 

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紅まどんな  (bon)

2013-12-19 | 日々雑感、散策、旅行

最近は果物や野菜に新しい品種が生まれて目先が賑わっていますが、
食してみないとその味や食感、香りまではわからないから、すぐに飛びつくのは躊躇される面もあります。

 先ごろ、何ともほのぼのとした名前の “紅まどんな” が届きました。 
なかなかかわいい名前で、一見 “伊予かん” とか “ネーブルオレンジ” のような見慣れた姿ですが、
入っていた “しおり” には、
「紅まどんなは、南香×天草の品種改良から誕生した柑橘王国愛媛の冬の新しい高級フルーツ。
果皮は薄く滑らかで、果肉は柔らかくてジューシー。ゼリーのような独特の食感が味わえる次世代フルーツです。」
とあり、皮をむかずに真横に切って、それを立てに4等分してスマイルカットにしてどうぞ・・。

       紅まどんな
          

 

早速、食してみることに。

なるほど、ゼリーのような感じで、甘くてジューシー。これまでのみかん系とはちょっと違ったおいしい柑橘です。

 これまで、スーパーなどでも見たことがなかったので、例によってネット調べをしてみました。
ウイキペディアにありました。

愛媛果試第28号は、ミカン科の常緑樹で柑橘類の一種である。
市場では一般に「紅まどんな」として流通している。”  まさしく、これだ!

“愛媛県農林水産研究所果樹研究センターで、「南香」と「天草」の交配により育成された。
2005年3月23日に品種登録、2007年には全農えひめが「紅まどんな」として商標登録した。
収穫は12月~翌年の1月頃で、既存の中晩柑類と違い、年内での出荷がメインとなる。”
とありました。 さらに、

果実重は250 グラム程度。果皮は農橙色で薄く、やや皮が剥きにくい。そのため、カットフルーツとして
食されることも多い。浮皮の発生はなく、裂果は少ない。糖度は12度とやや高く、香りがよい。
果肉は柔軟多汁で、じょうのうは薄くてやわらかく、そのまま食べられ、よく「ゼリーのような食感」と言われる。
種子は少ない。
日本における2010年の収穫量は421.1 トンで、その全てが愛媛県において生産されている。”  
なるほど・・。

また、みかん類に関して、詳細な分類がなされていましたので、これも面白いと思いましたので、ここに転記します。 
これまでのみかんといえば、“温州みかん”と思っていましたが、種類的にはみかん類の一つに過ぎない・・ (みかんについては、このブログ9月9日に記事アップしています。)
それほど、品種が豊富だということかもしれません。

  (社)農産漁村文化協会による分類から        

 

  ここで、タンゴール (tangor) とは、“柑橘類の雑種の呼称の一つ。主にミカン(マンダリン、タンジェリン)と
オレンジの交雑種のことを指す。

語源はタンジェリンの英名tangerineとオレンジのorangeの「tang」と「or」を組み合わせた事に由来する。
日本では“清見”、“せとか”などが代表的なタンゴールである。

また、ミカンとブンタン (pummelo) との交雑種は「タンゼロ」 (tangelo) という。” 
などとあり、この分野に携わる人々の開発に注ぐエネルギーを改めて思い巡らせた次第です。

ちょうど、今朝のテレビでは、“頂点を目指すイチゴ”の話題が取り上げられていて、
福岡県の“あまおう”を凌ぐ?栃木県の“スカイベリー”の出現を取り上げていました。

 

 

 

 

 

 

 

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マネーミュール  (bon)

2013-12-17 | 日々雑感、散策、旅行

最近、怪しげな犯罪が増えてきているらしい。

ネットバンキングなどの利用者に不正アクセスして、暗証番号などを盗んで預金をおろし、
それを第三者を通して目的の口座に振り込むという新たな巧妙な手口のようだ。

この手口、マネーミュールと呼ばれている。
ミュールは英語のmuleで、ラバという意味“マネーミュール”とは犯罪収益の運び屋のことを指す・・
とあります。

 もう少し具体的に見てみると、
まず、犯行グループがインターネットバンキングの利用客の口座のIDとパスワードを盗んで不正アクセスし、
別途募集した第三者つまり、マネーミュールの口座に送金する。
そしてそれを犯行グループの海外口座に送金させる、というものである。
送金の際には、銀行などと比べて本人確認が甘い海外送金サービスが利用されることが多い。

例えば、求人サイトなどを利用して就職希望者を募集し、応募者がいるとこの応募者を第三者
(協力者)として利用する。
募集内容としては、「口座に振り込まれるお金を海外に送金するだけで報酬を支払う。」というものなので、
その甘い文言にひかれ、本人は全く犯罪と認識せずに協力してしまうというケースが多いという。

 新手口は、このような不正送金によってマネーロンダリング(資金洗浄)を行っている。
そのため、不正送金に警察の捜査が及んだ場合においても、協力者は全く犯行グループについて知らないため、
犯行グループに到達することがないという巧妙な仕組みである。

 昨日の読売新聞のトップ記事にもなっており、それによると、この不正送金は昨年4,500万円だったのが
今年は既に11億8千万円を超えているという。関わっている人数は242人でそのうち日本人が149人いるという。
恐らく、まだ判明していない部分も多いかもしれない。
急速に
被害が拡大しているインターネットバンキングの不正送金について、早急な対策案の構築が
求められるところである。

いずれにせよ、気を付けることですね。

ミュール(mule)を調べてみると、ネット時代からでなく、昔から使われていることがわかります。
ネット記事から、

          ラバ
           (ネットから)

 

“背中に荷物を載せて運ぶ家畜としても利用されているラバで、ロバと馬の交配で生まれる動物。
転じて、国境を越えて麻薬を不正に密輸する旅行者などを装った運び屋のことで、
ドラッグミュールdrug muleという表現で使われる。” とありました。

 

 

 

 

 

 

 

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侘助  (bon)

2013-12-14 | 花鳥風月

 鉢植えの侘助椿に花が咲きました。

 今年は、割としっかりとした蕾がたくさん付いていることは確認していましたが、
こんなに早く咲くなんて・・驚きです。 
昨年2月1日にこのブログに “侘助のおちょぼ口” として、さざんかと共にアップしていました。

 

 侘助は “椿” です。 
ツバキは、ツバキ科ツバキ属、日本原産の常緑樹で、学名はCamellia japonicaという。
野生種はヤブツバキといい、近縁種にはユキツバキがある。
さらに、多くの園芸品種、ワビスケなどがある。

侘助は、ツバキと共に茶花としても人気があります。 とくに、花の少ない炉の時期の茶花として珍重されるという。

          早く咲いたワビスケ
            
 

 ネット記事によると、侘助の名称もまた様々あり、一例を引用しますと、
“赤侘助、伊予侘芯、大島侘助、祇園小町、黒侘助、白侘助、昭和侘助、鈴が尾、吹雪侘助、
覆輪侘助、祇園小町、胡蝶侘助、寿侘助、桜島月光、佐渡侘助、絞侘助、数奇屋侘助、雛侘助、
御代の栄、紫式部、など” たくさんありました。

 

丁度この時期、さざんかも見事に咲いていますが、同じツバキ科のさざんかとツバキとの見分け方を
ちょっと調べてみました。 

サザンカとの見分け方

  • ツバキは花弁が個々に散るのではなく萼と雌しべだけを木に残して丸ごと落ちるのが一般的ですが、
    サザンカは花びらが個々に散る。
  • ツバキは雄しべの花糸が下半分くらいくっついているが、サザンカは花糸がくっつかない。
  • ツバキは、花は完全には平開しない(カップ状のことが多い)。サザンカは、ほとんど完全に平開する。
  • ツバキの子房には毛がないが(ワビスケには子房に毛があるものもある)、サザンカの子房には毛がある
  • ツバキは葉柄に毛が生えないが、サザンカは葉柄に毛が生える

 分かりますでしょうか?


    今頃のベランダのさざんかです。(真ん中の2輪は、まだ開き切っていない状態です。)
           

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ほろ酔い  (bon)

2013-12-12 | 蓼科浪漫倶楽部 畑

時期柄、飲み会が多いですが、昨夜は蓼科浪漫倶楽部の忘年会でした。

 今年春から蓼科農園の一年の畑作業は、先月 “畑じまい” を、滞りなく終え、
今は冬季休暇に入っていました。
常連コアメンバの “浪漫知素人” (ロマンチスト)たち5人は、山ではなく、都心ど真ん中の神田老舗
“いせ源” のあんこう鍋で忘年会としゃれこんだのでした。

 青森から取り寄せた新鮮な “あんこう” は、玄関先に氷枕でお客のお出迎え?をしていました。

         既に、手元がぶれて・・
          
 


 座敷では、鍋のほか、きも刺し、唐揚げ、煮凝り、とも和えなどなど、どれもおいしく、お酒もすすみ、
座は盛り上がる一方でした。

  なべ~
   
                                            昭和5年に改築されたまま・・


 話題も、一年のイベントから直近の都議会までくるくると目まぐるしく沸騰しました。 

 思えば、わずかひと月前に、畑じまいをしたばかりの面々が、今またなぜこうも盛り上がるのか
不思議さえ感じるのでした。

 

 元気が付いたところで、普段とは違って、賑わいの街の “カラオケ” に突入したのでした。 
そんなに広くない空間で、演歌中心のナツメロが間断なく 大音量と共に続くのでした。
それぞれ、日頃は見せない 手腕(口腕)の一端が自然に披露されたのでした。

それでも、最後の曲は、いつもの “今日の日はさようなら” を、みんなで合唱してお開き。

次回を約束し、元気な足取りで三々五々となりました。

びっくりパワーの高齢者!!

 

 

 

 

 

 

 

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黒豆 鹿被害から逃れて(pooky)

2013-12-10 | 科学・生物

お正月用の黒豆が無事収穫できました。

我が家ではお正月の「おせち料理」には欠かせない一品です。

                          収穫された黒豆 

黒豆の収穫までの経緯を見てみましょう。

今年の黒豆の種はTさんから提供を受けたもの 発芽して間もない状態 

鹿に食べられないように黒豆の成長点を網を掛けて保護 このようにしないと柔らかい新芽が食べられ花も咲かない。

今年は写真のように周りを囲い上部にも網を掛けて・・・入れないように防御しました。

毎年作っていましたが、昨年は油断して上の覆い網をしなかったら周りの網を乗り越え鹿に全部食べられ収穫ゼロ、

その教訓で上のような対策で鹿被害を抑えることに成功しました。

聞くところによると黒豆の産地、丹波篠山でも鹿の被害が出ているそうです。

無事収穫

枝から鞘を取った状態 これが結構面倒な作業ですが・・・

ここまで乾燥するのに約一ヶ月掛かりました。

全部が大粒とは?いかず 形の悪いもの、はじけてしまっているものなど色々ありますが、

久しぶりに沢山の収穫ができて満足しています。

一昨年の黒豆と比較してみると今年の黒豆は粒が大きいのが沢山あり煮豆にした時が楽しみです。

丹波黒を作っている篠山も寒暖差が大きいところですが、蓼科の畑も同様の気候で育っているので美味しさには期待できるでしょう!

黒豆の煮方は色々とありますが、私はふっくらと柔らかく炊くのが好きです。

黒豆には大豆イソフラボンや植物繊維、ビタミンなどが豊富に含まれいます。

その中でも、黒豆の黒い皮に含まれているアントシアニンは様々な効果・効用があると言われています。

年中食べるほど収穫量はありませんが、来年も頑張ってより良いものを作ってみたいと思っています。

 

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KITTE  (bon)

2013-12-09 | 日々雑感、散策、旅行

東京駅丸の内南口のスグ前に、今年3月にリニューアルオープンした、
“旧東京中央郵便局”のことです。 
ビルの名前を“KITTE”(キッテ)といい、“切手”、“来て” を掛けた名前だとか・・。

 昨日の夕方、このビルの1階フロアに 先ごろオープンした巨大なクリスマスツリーを見に行ってきました。 
先日のテレビでチラッと紹介していたので、結構な人出でした。

KITTEのHPには、 “雪化粧によってあたかも屋外で雪が降り積もったかのような、
高さ14.5mの日本最大級のクリスマスツリーが登場。
床面のミラーボールに光を照射する演出により、光の粒が
天井から壁面を伝って雪が舞い散るように降り注ぎます。”
とありました。

       スペシャルクリスマスツリー
           (KITTEホームページより)



 この木は、3か月かけて物色したとかで、産地はあのキャベツで有名な群馬県嬬恋村で
そこから移送されてきたのだそうです。

 さすがに新しい技術を駆使した “仕掛け” だけあって、約3分間の光と音が繰り広げる静かな、
幻想的な雰囲気を醸し出した素敵な演出でした。
この模様は、U-tubeに映像でありましたので文末に貼り付けました。 ご覧ください。
 

 夕方5時を過ぎると、外は既に暗くなっていて、
東京駅丸の内駅舎はその全容をはっきりと見ることは出来ませんでしたが、
それでも向かいの新丸ビル7階に上ってみました。
周辺の高層ビルの明かりが全体に広がるイルミネーションのように輝いて美しい景観を呈していました。

 

 この時期、丸の内中通りの外路樹にともされたイルミネーションが延々と続き大変きれいでした。
大勢の人出で一杯でした。いつぞや、makも観たといっていましたね。

      丸の内中通りのイルミネーション
            

 

 KITTEスペシャルイルミネーションは、今月25日まで夕方5時から10~20分おきに雪の演出がされていますのでご興味の方はどうぞ・・・。

 

 

 

 

 

 

 

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いまごろホタルブクロ  (bon)

2013-12-07 | 花鳥風月

どうしてぇ~? 
よくわかりませんが、11月下旬あたりから、ホタルブクロが咲いています。 
小さな鉢植えで、例年は6~7月頃に咲く夏の初めの花です。 

・・そういえば、今年、夏には咲いていなかったようです。 
色は、例年 もう少しムラサキっぽいのですが、これはどちらかというと白ですね。 
花の大きさも、やや小さいかもと思いますがほぼ同じです。

     今頃咲いているホタルブクロです。
          
 

漢字で書くと、“蛍袋”はまぁいいとして、“山小菜”を“ホタルブクロ”と読むなどはかなり難解ですね。
 
 時々季節外れの植物がありますが、このように夏、冬殆ど反対に間違えるのも珍しいのではないでしょうか? 
置いている環境もほぼ同じなので、何が原因でこのようになったかは不明です。

 ネットで見てみると、あちこちで季節外れのホタルブクロがあるみたいです。

 このブログでは、昨年の6月3日に写真をアップしています。

先の、ピンクの花より少し遅れて、赤いさざんかが咲いてきました。 雪の中でも、冬中咲いているのです。 

        ベランダのさざんかです。           
              

 

        おまけ・・ 寂しく1輪、ばら が残っていました。
                                

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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昼下がりの情事  (bon)

2013-12-05 | 日々雑感、散策、旅行

昨日、久しぶりに市で実施している無料の健康診断を受けに行きました。

3年くらい前にも受けていたので、検査最後の先生との問診の時に、“久しぶりですね、検診” と、
やや皮肉っぽく言われた。 これは、言外に“少なくとも毎年来るべきですよ”といっているのだと分かった。

 朝一番に受けたので、1時間ほどで終了しました。 がん関係の3つの検査もやったのに、金800円也であった。 
この検査で何か異常が発見された時には、既にかなり進行しているのだろう・・ 
大した深い検査は なされていないのだろうと一人合点して帰ってきました。

 それでも、検査を受け、まだ結果も聞いていないけれども、何となく “良いことをした” ような、
そんな心の余裕を感じる一日の始まりとなりました。


のんびりして、テレビで映画 “昼下がりの情事” Love in the Afternoon を観ました。
1957年アメリカ映画で、モノクロでした。
高校時代に観て今回が2度目でしたが、殆ど筋は覚えていませんでした。 ただ、全編を通して流れる音楽
“魅惑のワルツ” Fascination は、その後も何度も聴いていましたから、これはお馴染み。 
映画の中で、4人の楽士が演じるこのメロディーの部分は覚えていて、
主役のゲーリークーパー、オードリーヘップバーン が繰り広げる別世界の光景は、
むしろモノクロ映像でより一層詩的な雰囲気が感じられるのでした。 
アリアーヌの父親、私立探偵のモーリスシュヴァリエも、ユーモアたっぷりの老父を演じていた。

         (ネットより)

 二人の会話でアリアーヌが発する “Mr. Flanagan” の鼻音を効かせた呼びかけは、高校時代に受けた
その愛らしい印象を今また想い出したのでした。

 

 

 

 

 

 

 

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集団的自衛権  (bon)

2013-12-03 | 日々雑感、散策、旅行

突然ですが、今般再び新しい局面を迎えようとしている話題から・・・

憲法9条(戦争放棄)の下で、いかに集団的自衛権を行使できるか? の解釈に向けて今般政府試案が
政府の有識者会議に提出されました。

現状は、1981年5月29日の政府答弁で、「憲法9条の下において許容されている自衛権の範囲を超えており、
憲法上許されない。」 と整理されています。 で、今回の試案は、従来の憲法解釈を真っ向から否定するのではなく、
最小限の解釈変更で対処できる案としている。

 

 このテーマについて、先月届いた会報に、「谷口将紀氏(東大大学院谷口研究室)」の論文
「集団的自衛権をめぐる政治家と世論」 が掲載されていました。 
10年に亘る衆参両院選挙ごとに、政治家と一般世論に対する調査結果示され、論評されていましたので、
以下には、論文の部分抜き読みの形で引用したいと思います。

 「国会議員全体としての政策位置の変動要因には、個々の政党内での変化による場合と、各党間の
力関係の変化による場合が考えられる。 例えば、図1は “当面は財政再建のために歳出を抑えるのではなく、
景気対策のために財政出動を行うべきだ” という質問に対する衆議院議員の賛否を示したものであるが、
同じ自民党であっても、2005年には財政出動反対派が賛成派を上回っていたのが、逆に2009年以降は
賛成派が反対派を圧倒しており、こうした自民党内の変化が国会議員全体の分布にも影響を及ぼした。」

         谷口将紀氏論文から)


 「集団的自衛権についてはどうか。 図2は、“憲法を改正するか解釈変更して集団的自衛権を行使できる
ようにすべきだ” という質問に対する回答の分布である。 基本的に自民党は賛成寄り、民主党は反対寄りの
議員が多く、それぞれの選挙期における国会議員全体の政策位置の変化は、主に各党の議席の増減を反映している。
ただし、自民党議員はもとから集団的自衛権を行使可能にすることに比較的前向きであったところに、
2009年調査以降は特に純化傾向を強めており、前回2012年総選挙の当選者では賛成266-反対1-中立9、
今回の参院選の当選者では賛成42-反対1-中立17 と賛成派が圧倒した。」
「だから、今回の参院選における自民党の大勝は、人々が集団的自衛権に関する憲法解釈変更にゴーサインを出したことを意味するのだろうか?」

「一方、世論調査も毎回実施している。(中略) 今回の調査結果は、集団的自衛権への賛成派39%に対し
反対派21%と賛成が上回った。(中略)  ところが、朝日、読売新聞らの独自の定例世論調査では、
集団的自衛権に関する憲法解釈変更に、賛成派27%、反対派59% と全く逆の結果が示された。(中略) 
恐らく、二つの異なる調査結果は、各調査の質問文の違いに由来する。そして、
この点こそが集団的自衛権に関する世論の所在を考察する上で、有益なヒントを提供してくれる。(後略)」


 「図3には、2012年衆院選から同一人物に対するパネル調査で、昨年末から約7か月の間に集団的自衛権に
関する人々の意見の変化を示している。 
集団的自衛権を行使可能にすることに賛成する人は、45%から
6ポイント減少した。 (中略) 賛成派が以前優勢であるが、意見の変化においては慎重な方向へ統計的有意な
動きが認められる。」

          (谷口将紀氏論文から)

「今回の参院選で自民圧勝をもたらしたのは、“ひとまずは数字を残した安倍政権に寄せる本格的な
景気回復への期待”であって、アベノミクス各論、まして集団的自衛権問題に対する関心、理解はいまだ
十分とは言えない。 さりとて、調査データが示しているところは必ずしも反対一色でもない。」
 「選挙結果からもはや結論が出たものとして扱うのではなく、賛成派、反対派それぞれの立場から討議を深め、人々の関心を高めて行くことが現下の要請、と考えるべきであろう。」 と結ばれています。

 

 中国、韓国の最近の傍若無人的な言動・態度から推し量れば、集団的自衛権の解釈に苦しいピッチングでしばらくは持ちこたえなければならないとしても、そろそろ憲法96条に始まる一連の処理は、やはり急ぐべきなのかもしれない・・。

 

  

 

 

 

 

 

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映画の日  (bon)

2013-12-01 | 日々雑感、散策、旅行

いよいよカレンダーも、あと1枚を残すこととなりました。
今年の異様に暑かった夏も何だか懐かしくさえ思えるこの頃となりました。

5月から始まった蓼科農園での作業も、先月で “畑じまい” を終え、毎月実施してきた畑の作業
それぞれが、時間圧縮され一つになって懐かしく想い出されてきます。

 

今日12月1日は、“映画の日”だそうです。

 日本で初めて映画が上映された日については、いろいろの説があるそうですが、1896年(明治29年)
11月25日~30日まで神戸の港クラブで “キネトスコープ” が公開されたのが最初という説が一般的だそです。
で、その60年後の1956年(昭和31年)に映画界の総意によってこの日を “映画の日” と制定したのだそうです。
第1回大会は、映画界だけでなく、時の総理大臣(鳩山)、NHK会長、日本文芸家協会など各界著名人が
参加したとあり、都心をパレードしたという。

 昭和30年代は、映画界にとっても黄金時代とよばれ、世の中全体が高度成長に向けて活気に満ちた時代だった
のですね。

 キネトスコープというのは、我々が知っているスクリーンに映像が映し出される式のものでなく、
一人ずつ覗き込ん観るタイプのものだったそうです。 発明は、エジソン。

 

12月1日という日は、この映画の日の他、いくつかの記念日が制定されています。

鉄の記念日”。 わが国で初めて、釜石高炉に火が入り 近代製鉄の基礎を作ったのが1857年
(安政4年)のこの日だったことから、1958年(昭和33年)に記念日として制定された。

いのちの日” というのも、この12月1日です。
2001年、健康日本21の自殺予防活動の一環として制定されいます。

デジタル放送の日”というのもありました。
2006年12月1日に行われた、第5回地上デジタル放送全国会議で、推進議案採択と共に記念日が制定された。
当時、アナログ放送廃止に向けて、世界中が大騒ぎしていた時代でしたが、今は “へぇ~そんなこと・・”
という感じに忘れ去られてしまいましたね。

まだありますよ・・  

 “カイロの日” 1991年に日本カイロ工業会が制定したという。冬の寒さに向かって回路の需要が高まる
時期だかだとか。当時、“使い捨てカイロ” がはやり始めた頃かも。

その他、それぞれのところで制定された記念日には、

 “手帳の日”、“データセンタの日”、“着信メロディの日”、“カレー南蛮の日”さらに“下仁田葱の日
なんてのもありました。


 

 

 

 

 

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