蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

血液型  (bon)

2019-01-30 | 日々雑感、散策、旅行

 普通、血液型は、A、B、O、ABの4つに分類されて輸血などの適合に使われたり、血液型
で性格がどうの・・なんて言ったりすることがあります。適合性では、Rh型がプラス、
マイナスなども用いられたりしています。

 以前、血液型は、そんなものじゃなくて、無限に近い数の区分がある・・と聞いたこと
がありましたが、昨日(1/29)の読売新聞朝刊に『白血球、日本人は11類型』(大阪大、
国立遺伝学研究所発表)の記事がありました。

 『一般的な血液型(A、B、O、AB型)は、赤血球の表面にある物質の種類によって
四つに分類される。これに対し、免疫細胞である白血球は、表面にあるHLA(ヒト白血
球抗原)という物質に関わる遺伝子の数が、日本人では33個あり、その配列が似たもの
をグループ分けすると大きく11に分類できた。』とあり、さらに、『白血球型によって、
アレルギー疾患や肺がん、肝臓がんといった病気のかかりやすさなどで違いがあり、中に
は心筋梗塞の発症や身長、肥満など、体格にも違いがみられた。』
 詳細は、今後の研究に待つことになるわけですが、なるほど、白血球にもその型によっ
て微妙な違いがあることが指摘されていました。
 

 そんなこんなで、改めて血液型について調べてみたくなりましたので、例によってネッ
トを繰ってみました。

 血液型は、100年ほど前に発見されていて、ウイキペディアによれば,

『血球の表面または内部にある血液型物質(抗原)の種類によってつける個人の区別で
あり、「ヒトの血清学的体質」、「血液の個人性」、「個人を血清学的に識別する方法」
ともいえる。』とあり、『 抗原は数百種類が知られており、その組み合せによって決ま
る血液型は膨大な数になる。世界を捜しても、一卵性双生児でもない限り自分と完全に
同じ血液型をしている人はいないとすら言われる。』
 厳密にいえば、血液型は、無限?に存在するといえそうですが、これ(抗原=ここで
は血液の)と抗体との反応などの特徴によってグルーピングされたものが通常使用されて
いる『血液型』なんですね。 かなり専門的になり難しいですが、この特徴による区分の
仕方によって、お馴染みの「ABO型」のほか、いくつかその分類方法が発表されているの
です。 わずか4種類で世界中の人が分類されるなどというのも不思議ですね。 
 日本人の、血液型分布は図のように言われています。

     日本人の血液型
       (ネット画像より)
 

 ウイキペディアから、分類方法をいくつか取り上げてみました。

・ABO式血液型 1900年から1910年ごろにかけて発見された分類法で、最初の血液型分類
である。
 赤血球による分類で、A型は、A抗原の遺伝子をもち 血漿にB抗原に対する抗体
を作る、B型はB抗原の遺伝子を持ち 血漿にA抗原に対する抗体を作る、O型は、どちらの
抗原の遺伝子も持たず、血漿にはA、Bどちらに対する抗体も作る、AB型は両方の遺伝子を
持ち、血漿にはA、Bどちらに対する抗体も形成しない。

  ABO型それぞれの性質 
  
                              (ネット画像より)


・Rh式血液型 赤血球膜の抗原による分類法で、1940年ころ発見され、現在40種類ほどの
抗原が発見されているそうです。これらの抗原の中で最も強い特徴を現わすD抗原という
抗原の有無すなわち、Rh+(D抗原陽性)とRh-(D抗原陰性)で表現される。輸血時にこれ
らを適合させないと、血液の凝集、溶血などのショックを起こす可能性がある。
 

 この他、輸血時あるいは輸血後などの副作用や、その後の病気などから、種々の抗原、
抗体が発見され、それらに応じた血液型として分類されていました。 MNSss式、P式、
ルセラン式、ケル式・・など、8種類あり、さらに15の血液型の分類方法がありました。
 これらの分類は、おそらく、通常よく起こる症状からではなく、特異的な状況から
発見されて来たのかと想像されます。

 また、血液型と人の性格を関連付けていることがありますが、これについては、次の
ようにありました。『 1971年以降、大きな影響力を持った能見正比古、俊賢 親子の血液
型人間学であり、新たな学問であるかのように提唱していたが、正比古の死後、1980年代
には日本の心理学側からこれを否定した。』 で、これって、科学的な根拠は全くない
そうです。

 それより、『血液型によって人の性格を判断し、相手を不快や不安な状態にさせる言動
はブラッドタイプ・ハラスメント(通称ブラハラ)と呼ばれ、近年では社会問題として
取り上げられるようになった。』そうですから、気を付けましょう。

 上の図で、日本人の血液型は、Aが40%、B20%、O30%、AB10%ですが、世界的には、
Aが40%、B11%、O45%、AB4% だそうで、世界ではO型が多いのですね。
 国別の特徴もありました。A型はフランスが50%、ドイツ、日本は40%、B型は、インド
40%、イラン、パキスタンなどが30%で、O型は、ペルー、ブラジルなどはほぼ100%だ
そうです。メキシコで80%、コロンビア60%、アメリカ40%、またAB型は日本、韓国、
イランなどが10%とありました。
 
      

 ついでに、動物の血液型はどうかと・・見てみましたら、結構面白い分布になってい
ました。(まぁ、どうでもいいことですけど~。)

 ネコは、95%がA型、Bは4%、ABが1%、Oは0%だそうです。イヌは、ABO式ではなくDEA
分類とありここでは略します。 ブタは、90%がAで、Oが10%。 ゴリラは、
ニシロー
ランドゴリラという種は100%がB型、マウンテンゴリラはAかO型、 ウシ、カメ、クジラ
は100%B型で、魚はすべてA型、カエルはほとんどがAB型なのだそうです。
 植物はどうかとみましたら、80%がO型だそうで、あとはAB型で A、Bは非常に少ないと
ありました。カエデは、赤く紅葉するのはO型で、黄色くなるのはAB型なんだそうです。

 まあ、長々とお付き合いくださいましてありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

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ゆるんでる  (bon)

2019-01-28 | 日々雑感、散策、旅行

 このところ賑わしている厚労省の「毎月勤労統計」の不適切調査を始め、さらに、政府
が56ある基幹統計を点検したところ、半数近い22統計で不適切な手続きミスなどが見つ
かったと報告があった問題です。一つの統計で複数の問題があるケースもあり、延べ31件
に上る とあります。

 基幹統計にこのような重大な問題があったことは、まさしく国家的信用失墜事件で
“国家の一大事”とも言うべき事案です。

 大きく取り上げられている「毎月勤労統計」は、雇用保険失業給付や労災保険給付など
2000万人に影響を与える大きな問題であるばかりでなく、日銀のGDP算出や金融政策への
影響を含め、政府の経済、財政、金融、労働政策等の立案決定の根幹にかかわっているの
ですね。 とても “不適切な調査”で片づけられる問題ではないのですね。 厚労相は、
自らの減給をはじめ、22名の訓告・減給の処分を発表しましたが、何をかいわんやです。

  
                      (厚労省資料より部分)
      (公表値の給与は再集計より少なくなっています。)


 決められた調査方法によらず、統計法違反にあたる “全数の1/3サンプル”の抽出
データとしていたとすれば、もはや、“ミス”ではなく、意図的なものであったと疑われ
ても仕方がないところです。 毎年の春闘前の「賃金統計」も経済界に求めた3%賃上げ
が達成されたというのも、実際は達成されていない現実を偽ったものとなり、そこに
「忖度」が働いていたともとれるのですね。
 タイトルの「ゆるんでる」ではなく、「ねじまがっている」が合っているかもしれません。


 厚労省は、数年前の年金記録で大きな問題を起こし、多くの国民が煩わされた記憶が
あります。単に、煩わされた・・で済む問題ではなく、多くの時間と労力・費用がそれに
よって失われてしまいました。
 巨大官庁「厚労省」の分割再編が浮上したり、信用失墜問題追及に、今日(28日)から
始まる通常国会は波乱含みの展開が必至と予想され、またまた前向きの議論ではなく“浪費”
が繰り返されそうです。

      


 まだ、記憶に新しい森友学園の国有地売却問題もうやむやで、財務省の公文書改ざん事件
もはっきりとせず、霞が関は “ゆるんでる””ネジまがっている”より、ひょっとして
“くさっている” のかもしれません。

 今回の統計調査の問題に対して、対応している職員数が10年前の半数に減っている・・
などの言い訳みたいな論調もありましたが、前例に従って無批判に処理していたなど、そも
そも統計調査を軽視していたともとれますし、何より、10省庁合計の担当職員数は確かに
半減していますが、厚労省のその減少は279名→233名(H30)と約16%減ですから大した変
化はなかったですし、国交省でも54→51名(H30)で、約6%弱の減なんですね。

   

 国交省の「建設工事統計」でのミスは、業者のデータ投入ミスと報告されています。
2ケタ大きい数値が入力されたといいます。 入力データのチェックなどは、普通、新人
ソフト設計者でも、そのような異常が生じないようにしておくのは常識であるのに、そん
なことも抜けたまま放置されて来たということなんですね。


  国の統計は、平成19年に制定された「統計法」で指定される統計に従っており、そも
そもは、戦後1947年(昭和22年)にその必要性から制定され、それが、2007年(平成19年)
に全面的に改正され、省庁ごとに定められて合計56の基幹統計が定められています。
 内閣府は国民経済計算、総務省は国勢調査など14、財務省は法人企業統計、国税庁は民間
給与実態統計、文科省は学校基本統計など4、厚労省は人口動態統計、毎月勤労統計など9、
農水省は農林業構造統計など7、経産省は工業統計など10、国交省は建設工事統計など9の
合計56です。

 

 統計の精度をどう高めるかは、日本経済の将来にも影響する重大な問題をはらんでいる
といわれる折から、今回のような精度以前の問題は、国内の混乱ばかりでなく海外に対する
信頼失墜を招く、極めて由々しき事案なのですね。

 総務省は、『点検結果を受け、同省の統計委員会に専門部会を設置し、基幹統計に加えて
一般統計についても再発防止策などを目指して検証を行うように要請する。』と言ってい
ます。 もっと、根幹の問題なんですよね!

      


 繰り言が続きますが、文書の改ざんや事業計画の基本となるデータが “確かなものでない” 
などが会社で起これば、早晩、会社は倒産の危機に陥るでしょう。こんなことが、国レベル
で平然となされていたなんて・・。

 昨日(1/27)の日曜日朝のテレビ、9党が論じていた「日曜討論」を聞いていて、そんな
ことはないと思いつつ、どこか “池の周りを歩きながら、池の水は冷たいとか、底は深い
とか、魚がいるとか、いないとか・・” 誰も池の中に入らないまま、そのことを論じて
いるような気がしました。

 厚労省のプレスリリース(2019.1.11)↓
https://www.mhlw.go.jp/content/10700000/000467631.pdf

 

 気を取り直して、ミッシェル・ルグランを偲んで~ 名曲シェルブールの雨傘を

 

 

 

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Mリーグ  (bon)

2019-01-26 | 日々雑感、散策、旅行

 いつだったか、新聞のコラムか何かで見たように思いますが、「Mリーグ」というのが
あるのですね。あの、麻雀のMのようです。  何となく懐かしい気がしましたので調べて
みることにしました。

 ウイキペディアにありました。『 Mリーグは、競技麻雀のチーム対抗戦のナショナル
プロリーグ。麻雀のプロスポーツ化を目的とし、2018年7月に発足した。 』 
  どうやら、大和証券グループがその主要スポンサーであるらしく、10月の開幕では、
「大和証券Mリーグ」としてスタートしたようです。

          (ネット画像より)
  

 日本プロ麻雀連盟など 5団体に所属するプロの中から各チームが 80戦のリーグ戦を
行って、上位4チームによるファイナルシリーズ24戦を経て優勝が決定する。優勝賞金、
5000万円とあります。 全試合が、動画配信されるという。

 また、『 リーグ参加チームの所属選手に対しては最低年俸として400万円が保証され
るが、一方で賭博行為への関与を固く禁じており、仮に関与が確認された場合には 即
解雇などの厳罰に処される』、さらにゲームでは、審判制度がとられ、『悪質な行為を
犯した場合はイエローカードが与えられ』て、1日に2度イエローカードをもらうとレッ
ドカードに変わり個人ポイントが減じられるなどの罰則もあるそうです。

 公式戦は、専用スタジオ(浜松町、日の出駅)で行われ、カメラとAR技術を連動させ
た映像効果を駆使し、生配信できるなど最新のメディアが動員されています。

      Mスタジオ内部
       (公式HPより)
 

 まぁ、最近の麻雀人口はどのくらいいるのか・・など、皆目想像もつかないですけれ
ども、私が学生の頃のように、スマホもゲームもなかった時代とは違って、麻人口は
それほど多くないような気がします。 そんな時、誰かがやはり考えて、プロスポーツ
化を目指して、このようなイベントが構成されたのですね。リバイバルするでしょうか?
 

 思えば、遠い昔、よくやりましたね。 学生の頃は、休校になると、即雀卓を囲んで
いましたし、ひどいときには、カバンを持って登校してくると、門近くに仲間がいて、
そのまま雀荘に向かったりしたものでした。

       (ネット画像より)


 ~'65か'70年ころまでは、就職後もやっていたようですね。 学生の頃に、佐渡ヶ島
にわたる『おけさ丸』船内の3等席(船底)に寝そべって、小木港から佐渡に着くまで
ずっと 景色も見ずにやっていたり、またある時、野尻湖でのキャンプでは湖畔の松林で、
雀卓を囲んで夢中でやっていると、その内、周りに小学生が集まって見ているのに気が
ついて、そそくさと止めてしまった・・ことなどが思い出されてきました。
 若い時というのは、何を考えていたのでしょうね~。


 



 

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トレチャコフ美術館  (bon)

2019-01-24 | 日々雑感、散策、旅行

 渋谷の午後も凄い人出でした。 昨日(1/23)は、友人からチケットをいただいていた
ので、渋谷Bunkamura ザ・ミュージアムに行ってきました。
 Bunkamura30周年記念「ロマンティック・ロシア」(国立トレテャコフ美術館)の会期末
(1/27)近くで、館内はそれなりに混みあっていましたが、比較的静かな雰囲気でゆったり
と鑑賞することができました。美しいものに触れ、心が豊かになった気分で館を出ました。

 有名な、「忘れえぬ女(ひと)」(イワン・クラムスコイ1883年)は、これまで何度か
日本で展示されてきましたが、私は今回、初めて実画を眼前にして、その大きなカンヴァス
に、馬車に座る下目がちの小悪魔的な女性の、その姿に、ただ者ではない? 吸引力を持った
印象を受けました。
 原題は「Unknown Lady」とありましたが、そんなはずはないと思いました。 解説にも、
トルストイの「アンナ・カレーニア」がそのモデルでは? との噂があったそうですが、
本当はそうではなかったとありました。

      忘れえぬ女(ひと)(ミュージアム入り口にて)
       

 

 作者が「Unknown Lady」としたのは、単なる行きずりの見知らぬ人であったとは、この
絵からは想像できなく、むしろ何か秘密を持った刺戟を意識したのではないか?と思われ、
本当は よほど心を寄せたとみえることから「忘れえぬ女(ひと)」の和題はまさに言い当て
た題名だと納得した次第です。

 同作者の更に大きな(179×135)「月明かりの夜」は、深い美意識の極地?の思いが
よぎりますが、老木繁る深い森の奥深い中に、月明かりにくっきりと浮かびあがった真っ
白なドレス姿の女性を中心に一つの抒情詩的画面が展開されていました。女性の座るまだ
奥の方にもうっすらと月の明かりが差し込んでいる部分があり、一段と絵の奥行きと深み
を与えているようでした。

 大平原に動物と遊ぶ子供たちと、鳥たちが遠くに群れ飛ぶスケールの大きい「鶴が飛ん
でゆく」(アレクセイ・ステパーノフ1891年)の平和な世界や、田舎のセカンドハウスで
老夫婦が睦まじく楽しんでいる「ジャム作り」(ウラジーミル・マコフスキー1876年)な
ども、その日常の一幕が穏やかで豊かな生活を表現しているのでした。

 19世紀後半は、これらの絵とは反比例的で、ロシア革命に向けての激動の時代であった
と思われます。 人民主義の活動が活発化し、労働条件改善、国民議会開催など反政府
運動が展開される中、文豪ドストエフスキーの「罪と罰」、トルストイの「戦争と平和」
に代表される文学や 音楽では、チャイコフスキー、ラフマニノフ、ムソルグスキーなどが
活躍しているのですね。
 そして、これらに呼応して美術の世界では、今回展示に代表される、イワン・クラムス
コイを始めイワン・シーシキンなど数々の画家が活躍したのです。時代の制約に反発した
彼らは、移動展覧会協会を結成して、広い地域に絵画の普及啓もうを図るとともに、この
ようなすぐれた作品を残していたのです。

 今回の展覧会では、広大な自然、森、肖像画、子どもたち、農村、女性たちを グルーピ
ングした構成は、単に美術作品を展示した域を超え、それらを通して、余すところなく
「ロマンチック・ロシア」を演出していたと思いました。

 
 それに引き換え、折しも、モスクワでは、平和条約交渉 首脳会談が行われています。
昨年11月から3か月連続して計25回にわたる、1956年の日ソ共同宣言を巡って、綱引き状態
が続き、実り少ない時が流れているばかりです。 北方領土に関して、ロシアでは激しい
デモが連日繰り広げられています。 あぁ、この現実!

       

 道玄坂、東急本店付近は、もう随分昔の想い出しかありませんが、この辺を歩いていると
薄ぼんやりと若かった頃の思いが蘇り、ひとときタイムスリップしてしまいました。

      道玄坂方面へ
       

 

 

 

 「ロマンティック・ロシア」見どころ 
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/18_russia/point.html

 

ムソルグスキー 『展覧会の絵』 【編=R・コルサコフ版】アンドレーエ/N響

 

 

 

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リンゴ病  (bon)

2019-01-22 | 日々雑感、散策、旅行

      錦織、大坂 二人とも8強まで来ました。どちらも大逆転劇で力が入りました。


 先ごろのNHKテレビのニュースで、「リンゴ病」が流行っていると 注意を呼び掛けて
いました。 主に、子どもが感染する病気のようですが、大人も注意が必要だと言って
いました。 むしろ大人の方が・・。

 リンゴ病とは初めて聞く病気で、私は知りませんでしたが、かなり以前から流行して
いたりしていたようです。 それで、例によって、ネット調べをしてみました。

 国立感染症研究所のページから、『 伝染性紅斑は、第5病(Fifth disease)とも
呼ばれ、頬に出現する蝶翼状 の紅斑を特徴とし、小児を中心にしてみられる流行性発疹
性疾患で、両頬がリンゴのよう に赤くなることから、「リンゴ病」と呼ばれることも
ある。』

           (国立感染症研究所HPより)


 歴史的には、かなり古くからあるようですが、この病気の疾因が「ヒトパルボウイル
スB19」であると確認されたのは、1983年のことなのだそうです。

 同HPには、『 感染症発生動向調査(1981年7月から)によると、1987年、1992年、1997
年、2001年とほぼ5年 ごとの流行周期で発生数の増加がみられている。』また、『年齢
分布では5〜9歳での発生がもっとも多く、ついで0〜4歳が多い。しかし、成人においても、
しばしば経験され、看護学生・看護師などの病院内感染による成人での集団感染事例の
報告もある。』とあります。

        (ネット画像より)

 子供の場合、軽い発熱や、風邪に似た症状が出て、ほっぺが赤くなりますが、赤くなっ
たころには、ウイルスの排泄は終わっているために隔離したりしても意味がなく、症状
も比較的軽いためにそれほど問題になってこなかったのかもしれません。

 しかし、成人が罹ると、重い症状が出たり、特に妊婦が罹ると、胎児に影響が出たり
して、流産や死産の原因にもなることがあるそうです。

 NHKテレビでは、昨年10月以降、患者が急増し、先月までの3か月間で患者数は2万
6400人余りに上り、前年の同時期に比べて約9倍となっているという。とくに、首都圏や
東北地方を中心に流行しているそうで、妊婦は、風邪のような症状の人になるべく近づか
ないようにするなどの注意が必要だと言っています。

         東京都におけるこの5年間の定点院あたり発症数
      (赤線グラフが2018年、青線は、'17と'16)

      (ネット画像より)

 リンゴ病は、一度かかると免疫ができて大丈夫のようですが、現在では、予防ワクチ
ンはなく、風邪の予防と同じく、手洗い、うがい、マスク着用・・といっていました。
どうせ罹るなら症状の軽い子供の頃に罹っておくといい? みたいな感じですかね。

 それにしても、なぜ患者数が急増しているのでしょうか? 何か原因があるのでしょ
うか?

 


もう一つ・・

 

 

 

 

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エスノグラフィー  (bon)

2019-01-20 | 日々雑感、散策、旅行

         錦織、大坂は二人とも、4回戦に進みました。全豪オープンテニス、面白いですね。 
        苦しい試合もありましたが、頑張っています。   
         今日は二十四節気の「大寒」ですが、東京の最高気温(予想)11℃で、1/6の
        「小寒」のそれは、8℃で、大寒の方が暖かい。 『小寒の氷、大寒に解く』との
        言葉があります。


 最近時々耳にする言葉に、「エスノグラフィー」というのがあります。 マーケティング
手法の新しい形として、潜在ニーズを引き出す効果があるとかのように感じていましたが、
どのようなものかネット調べをしてみました。

 マーケティングのみならず、もっと深い観察・調査から導き出される いろんな分野、例え
ば、営業活動の問題点の洗い出しや、商品開発、さらには教育分野での問題解決など幅広く
応用できるとあります。

 何やら万能の玉手箱のようですけれども、そもそものエスノグラフィーというのは『文化
人類学や社会学、心理学で使われる研究手法の1つで、対象となる部族や民族の「文化」に
おける特徴や日常的な行動様式を詳細に記述する方法のことを指す。』 とあります。
 つまり、対象となる部族や民族(それから派生して広く社会や分野、さらには、会社、
集団、家庭など)のコミュニティの中に入り込んで、その中での行動様式を抽出・分析・
記述し、価値観を見出していくという手法だそうです。 難しいですね。

      エスノグラフィー行動観察

       (ネット画像より)


 エスノグラフィーは、「Ethnography」で、Ethno(民族)+Graphy(記述)とあり、
日本語では「民族誌」と呼ばれるそうです。もともとは、植民地や多民族国家の統治を
目的とした施策などを見出すために活用されたそうですが、それが、近年、上述した
ビジネス領域に応用されているとあるのです。

 成熟した社会では、人々の価値観は多様化するとともに、その人に限ってみても、さま
ざまなモノや場面によっても嗜好や行動が違ってきますが、これらの状況の中から、人々
の行動様式や生活スタイルなど、さまざまな視点から、客観的にあぶり出す・・というの
ですね。 
 同じようにフィールドワーク(現場調査)を行っても、単なるアンケートやインタビュー
では、調査側の調査要素に縛られた回答しか得られませんが、エスノグラフィーでは、
人々の潜在的な実態を把握することができ、さらには彼ら自身も意識していない本質的な
要求をも発見することが出来ると言っています。


       エスノグラフィーの一つの例
        

 具体的な調査方法は、エスノグラファーと呼ばれる専門家がフィールドに入り込んで、
自然な行動の中から、行動様式を抽出し分析するというもので、これらを専門的に請け負う
調査会社があるようです。 さらにこれらの調査会社の特徴などを把握した、エスノグラ
フィー調査の斡旋業(ポータルサイト)なども存在していました。 ということは、これら
の会社が存在出来る市場があるということですから ある程度の実績はあると想像できますが、
具体的な事例、結果などはあまり見かけませんでした。

  公表を嫌う内容かもしれませんが、やはり、実態的には以下のような懸念材料もあると
ありました(SEEDATA より)。

『 ・人件費と調査期間の問題(調査期間には背景的要因も関わってくる)

   ・エスノグラフィーによるわかりやすい成果が現在日本には少なく、お金を出す企業が
     少ない

   ・人件費が捻出できず、エスノグラファーも割にあわない

   ・発注する側も期待通りの成果が得られるかわからない 』

 

 十分に内容がこなれていないので、分かりにくい部分が多いかもしれませんが、全てを
これに頼りきるのでなければ企業にとってもやってみる価値はありそうに思います。 
 さらに、少し視点を変えてみれば、アマゾンやグーグルなどの個人行動のデータからなる
ビッグデータからも似たような分析が出来そうに思えますがどうでしょうか。

 

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真冬の上野公園  (bon)

2019-01-18 | 日々雑感、散策、旅行

     昨日1.17は、阪神淡路大震災から24年になりました。各地で追悼の祈りが
      行われましたが、今なお苦しむ人たちがおられ、改めて自然災害の大きさが
      思い起こされました。その後も、大きな災害が次々と列島を襲っています。


 昨日(1/17)お昼前、上野公園に出かけました。 なんだこれは! と思うくらい人出が
多く、驚きました。 お天気が良く暖かく感じるお昼前でしたが、もうすぐ「大寒」という
木曜日で、特にシニアばかりでなく、現役の若い人たちや、子ども連れ、ベビーカーを押す
人も、外国人も・・いつも賑わっているのでしょう。

  来月初めに予定されている東期会新年会の下見で、幹事さんに同行で来ました。
 会場はすでに予約されていますので、今日の下見はもっぱら、集合場所から会場までの
道筋と所要時間、会食後の散策などの場所確認と、所要時間などを確認する事が主な目的
でした。   

 高校同期生ですから、大体 傘寿前後の高齢者が20人近く集まりますので、無理がかから
ないようにしなければなりません。かっては、高尾山や御岳山(奥多摩)にハイキングした
仲間なんですけど~。

     上野公園口文化会館前あたり
             

 

 上野公園は、もう何度も来ていますし、この会でもかって来たことがありますが、矢張り
重要なスポットなんですね。この日も、公園口からすぐの上野の森美術館では、フェルメール
展の会期終わり近くで、40分待ちとありましたし、6つもある美術、博物館では、この日も
ルーベンス展、ムンク展・・と人気展覧会が開催中となれば、人が集まる訳けですね。
動物園のパンダもありますし。

     フェルメール展(上野の森美術館)
             

 

  今回は、動物園の横を通り、これまであまり来ていないエリアを通り、予定会場の「森鴎外
邸」を確認し、そこから、不忍通りに出て、途中のスポットを確認して、湯島天神に立ち寄り
下見は終わりました。

湯島天神境内                 本殿
  

 

 湯島天神は、丁度受験シーズンを迎えて、賑わいを見せ、お札、絵馬などに行列が出来て
いました。 それにしても、周囲を高層ビルにい囲まれて、湯島天神も窮屈に感じられました。

 

 

 通りすがりに聞こえてきた、大道演奏のチェリストが弾いていた曲です。こちらはピアノ
ヴァージョンですが・・。

Johannes Brahms - Waltz in A Flat, Op.39 No.15 (Piano Solo)

 

 

 

 

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新年の集まり‛19  (bon)

2019-01-16 | 日々雑感、散策、旅行

      横綱 稀勢の里は、引退を表明しました。場所前、必死にけいこに励んでいた
       姿が報道されていて、本人も“何とか!”の意気込みであったでしょう。
        残念としか言いようがありませんが、この試練は、彼の人生に再び力強い
       マグマとなって燃え上がることを期待したいものです。 


 今年もまた、恒例となりましたこの時季の飲み会に、入社同期の同じ専門技術分野の8名
が集まりました。
 お馴染みのメンバーには、一年はあっという間の感じで、それ程新鮮な感じではありませ
んが、この年齢になると、お互いが元気で、このように会えること、そのこと自体が今や
大事で、少々の体調不良はあるものの、今年も和やかで楽しい話題に盛り上がりました。

 3年前に、一番の元気を誇る幹事(当時)が他界しましたが、残るメンバーは皆な元気で、
ジャズライブに出かけたり、中にはカナダ方面にスキーに出かけるツワモノもいたり、それ
ぞれ趣味に打ち込んだり、まだまだ旺盛です。

 アルコールがすすむにしたがって、みんな若いころに戻り、いろんな昔ばなしが出たり
して、当時にはそんなことがあったのかと初めて明かされるような話題に刺激され、次々
と思い出話に花が咲くのでした。
 楽しい時間は、瞬く間に過ぎてしまいました。 次回から、夜ではなく、昼間に変更し
ないかの提案があり、直ちに賛同がえられました。もはや時間はたっぷりあり、自由なの
で昼間の方が出やすいのです。以前には考えられないことです。 

  10数年会場として使っていた“そば屋さん”は、閉店したとのことで、今年は、その
近くの居酒屋となりました。来年は、昼間開いているお店を探すことになりました。


 日比谷公園の夕方は、寒空の中、噴水がひとり吹き上がっていました。花壇には、バラ
が咲いていました。

 日比谷公園の噴水            花壇のバラたち
 

     (右後ろは東京ミッドタウン日比谷


 ソーラー時計は、1983年に設置されたとあり、中央の十字の部分に太陽光発電素子が
あるのだそうです。 会場近くの、「日比谷シティー」の広場は、昔、アイススケート
リンクになっていました。 

 ソーラー時計              日比谷シティー広場
  

 

 

Dave Brubeck - Three To Get Ready

 

 

 

 

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小正月  (bon)

2019-01-14 | 日々雑感、散策、旅行

          ラグビー学生選手権は、俊敏性に勝る明治が、天理に1トライ差で勝ち優勝しました。
         イタリアで行われている男子スキージャンプでは、小林が6連勝に輝きましたが、札幌での
         女子ジャンプでは、高梨、伊東は1,2戦とも不調に終わり、京都、都大路では全国女子駅伝
         で、デッドヒートを繰り返す熱戦の末、愛知が2度目の優勝し、大相撲は、3大関は力負け、
         注目の稀勢の里も黒星で、波乱のスタートとなりました。
           サッカー、バレーボールなど観戦に忙しい休日でした。 
 サッカー対オマーン戦は、
         28分頃のPKで1点をとり、そのまま1-0で勝ちましたが、スローな感じであまり面白い試合に
         感じませんでした。 
今日のテニス全豪オープンの錦織、大坂はどこまでゆくでしょうか?

 

 明日、1月15日は「小正月」です。 ウイキペディアには、『小正月とは、正月15日の行事
である。または、14日から16日までの3日間、または、14日の日没から15日の日没まで、また
は、望(満月)の日、または、元日から15日までの15日間ともされる。』とあります。
 

 いまどき、小正月などと言うのは、その存在すら知らない人たちが多く、行事そのものも
地域の保存会などで続けられている程度で、まぁ、いにしえの事柄なんですね。

 もともとは、旧暦の1月15日で、元日から7日までを大正月と呼ぶのに対して、こちらは、
二番正月、女正月、花正月などと呼ぶ地方もあるそうです。

 旧暦の15日は、満月でしたから、1月15日は、必ず満月で、昔の人は、満月には特別な力が
あってめでたいとされていて、一年のはじめての満月の日を愛でたのです。

 大正月には門松を飾りますが、小正月には餅花(もちばな)などを飾るとありましたが、
私の子供の頃には見たことがあります。そのため「花正月」というのですが、豊作の予祝の
大切の行事だったそうです。また、どんど焼きはご存じでしょうが、神社で正月飾りや古い
お札などを燃やす地方もあるようです。 この日の朝には、鏡開きのお餅を入れた小豆粥を
食べる習慣もあります。

 餅花                  どんど焼き
  
                          (共にネット画像より)


 正月にはいろんな行事がありますが、鏡開きとか松の内などの言葉があり、ついでにこれ
らについてまとめてみました。

 松の内は、もともと日本全国で1月15までを松の内と言っていて、その頃の鏡開きは1月20日
と決められていたそうです。 それが江戸で、1月20日は、家光の月命日となったために、こ
の日に鏡開きでもないので、関東ではこれを11日として、松の内を7日までとした とあります。
 関西では、今も1月15日までが松の内で、1月20日が鏡開きなのでしょうか。

 しかし、昨今では、松の内なんて悠長なことは言っておられませんから、まぁ、どうでも
良いことなんですけど、カレンダーには、11日が鏡開きと記されています。 


 ところで、何故 鏡開きというかについては、“切る”というのは、切腹などに繋がり縁起が
良くない。実際木槌などで“割る”そうなんですが、これを“開く”と言い換えているのだ
そうです。 お祝いの時に、酒樽のふたを木槌で“割る”事も、開くなどと言っていますね。
酒樽の丸い蓋を“鏡”に例えているのです。

 

 

 松之山温泉の小正月の伝統行事「婿投げ」 新潟・十日町

 

 

 

 

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CES'19  (bon)

2019-01-12 | 日々雑感、散策、旅行

  今年も、1月8~11日(現地時間)アメリカラスベガスで、世界最大の家電IT見本市「CES」
が開催されました。 参加企業は過去最大の約4600社で、訪問者は18万人超といわれています。
  当ブログに、昨年も取り上げましたが、今年も一段と華やかに、先端技術の凌ぎあいで盛り
上がったそうです。
『 今年は高速大容量の次世代通信規格「5G」、人工知能(AI)、インターネットと家電・
住宅設備の接続技術などに注目が集まっている。』(産経新聞ネット)とありました。

            (ネット画像より)


 もはや自分の目で見て評価するなどは論外ですので、たくさん報じられているネット記事
などをサーフしながら、目に留まった記事内容をいくつかご紹介したいと思いました。なので、
必ずしもトップ技術のトレンドではなく、興味を引いた事項を取り上げたとのご了解をお願
いします。

  米中摩擦のさ中で、昨年カナダで逮捕があったHuaweiは、今年もメイン会場にブースを構
えて、スマートフォンやタブレット、ノートPCなどを展示し、まるで何もなかったかのよう
だったそうです。中国企業は、AI技術なども含めて存在感を見せていたとの記事が目立ちま
した。

      (ITmediaより)
 

 今回の特徴は、やはり注目の 次世代移動通信規格「5G」がらみの出展で、華々しかった
ようで、家電やセンサーなどの機器をネットに接続する「IoT」により、自動車の自動運転、
ロボットの遠隔操作、遠隔医療など新たなサービスへの期待とともに、新しい産業構造への
提案が目を引いたようです。

      (ネット画像より)

 日本企業も存在感を示していたそうです。家電分野ではなく、パナソニックは、自動車と
住宅へのIT搭載による新機能の提案を行ったり、自動車については、トヨタ、ホンダ、ヤマハ
などとベンツなど海外メーカもこぞって自動運転機能、ロボット機能など機能高度化と、安全
性などを提案し、共同開発に向けた取り組みもなされていたとあります。トヨタは、オープン
イノベーションを呼び掛けていたとありました。

 シャープは4年ぶりに出展し8Kの液晶パネルや列車へ映像送信技術を提案し、ソニーもこれ
ら映像機器とともにコンテンツがらみで、ソニーはエンタテインメント社のイメージを鮮明に
打ちだしているとか。
 日本のべンチャー企業が、AI搭載の電動車いすを展示し、乗り捨てても元に帰る機能を付け
て空港などの利用を提案していて興味を引いていたそうです。

 拡大するCESは、1967年に第1回が開催され、すでに50年以上が経ち、年々拡大してここまで
大きくなりIT関連技術をけん引してきました。1970年にはビデオレコーダ、‛85年にはファミ
リーコンピュータ、‛96にはDVDなどお馴染みの機器が発表されてきた歴史を見ると、その変化
には目を見張る進展を感じざるを得ません。
 最早や、IT技術は、家電に留まらず自動車、住宅、医療・介護、災害対策など広い範囲に亘
り、浸透・拡大しつつあるのですね。

 

CES 2019 Day 1 Highlights

 

5G in 2019: The benefits, rollout and challenges at CES 2019

 

BMW Motorrad Riding Assistant at CES

 

 

 

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バンパー  (bon)

2019-01-10 | 日々雑感、散策、旅行

 車のバンパーのことです。

 いつの程からか、車のフロントグリルまわり、つまり“車の顔”が随分と変わって、ガン
ダムとかマジンガーゼットのフェイスを思わせるようなデザインになっています。ヘ
ッド
ランプも、昔の“丸”ではなく、長い切れ目が吊り上ったようになっています。

 で、街を走る車を見ていると、バンパーが見当たらない、ボデーと一体型になったデザ
インになって
いて、バンパーらしい感じのものが見当たらないのです。  軽自動車などは、
フロントグリル全体が、デザインフェイスで、とてもバンパーがあるとは思えない作りに
なっている。  ボ~っと生きていると、今頃そんなことに気がついたのです。

 トヨタレクサス             新型クラウン
  
         (ともに、トヨタのページから転写しました。) 


 ネットで調べてみましたら、2010年ごろを境に、バンパーが目立たなくなったようだと
ありました。 ウイキペディアにはつぎのようにありました。

 バンパーは、
『基本的にボディの前後に取り付けられる。素材は鉄、ポリプロピレン
、FRP、カーボン
ファイバー
など多様な素材が用いられ、金属系の素材はメッキ、樹脂系の素材は塗装

より表面を加工されていることが多い。ボディを軽度の衝突
から守るというのが本来の
目的であったため、1980年代前半まではボディから容易に取り外しが可能な金属製で棒状
の形状をした物が一般的であったが、その後スタイリングや空気抵抗の低減を意識した
デザインが激増し、1990年代にはほとんどが樹脂製となりボディと同色の塗装が施される、
ライト類が埋め込まれ、ボディと一体化している等「軽度の衝突から守る」という目的に
そぐわない形状が一般的となった。近年は歩行者を跳ねてしまった場合の安全対策も求め
られるようになった。』

 CarMeというHPにも、ほぼ同じような記述ですが、次のようにまとめられていました。
 1980年代のバンパーは、フロント・リアともに車のボディから独立して、スプリングを
介して車体へと取り付けられていておもな素材は、鉄にメッキ加工
したもので、コーナー
部や表面に樹脂が貼られているタイプもあり、ぶつけて
変形しても板金修理が可能であった。

 1990年代には、ほとんどのバンパーが樹脂製へと変わり、軽量でデザインの自由度も高
かったが、強度がいまひとつで、割れやすく、修理は丸ごと交換しなければならない。

 2000年代に入ると、ポリプロピレン製のバンパーが主流となり、ボディと同色に塗装でき、
見た目が美しく、また自由度が高いために、フロントバンパーにフォグランプを埋め込ん
だり、リアバンパーとマフラーを一体でデザインするなど自由な形がとれるようになりま
した。

 また、2000年代には、バンパーに新しく歩行者保護の役割が課されたそうで、歩行者と
の衝突でも、バンパーのみで吸収するのではなく、フェンダーやボンネットなどボディ
前半部に広く拡散して、人体の損傷を最低限に抑える・・という内容です。

        
 もともとバンパーの役割は、衝突の衝撃を吸収し、ボディおよび乗員を保護することが
目的でしたが、その後、バンパーを、あえて壊れやすく柔らかい構造として、バンパー
自体をクラッシュエリアのひとつと考えて、歩行者の脚部へのダメージを最小限に抑えつ
つ乗員も守るように工夫されるようになって来たとあります。

 現在のバンパーは、厚さ5ミリ程度の樹脂の皮であるバンパーカバー、金属製のリーン
フォースメント(補強部材)の間に、発泡スチロールなどの衝撃緩衝材を挟んだ構造になっ
ていて、緩衝材で耐えられない衝撃は、リーンフォースメントが補う構造になっている
そうです。

 一見、外から見ると、バンパーの姿を確認しにくい“顔”になっていますが、バンパー
がなくなったわけではなく、内部に補強部材があるようなんですね。

 CarMeのHPに、うまく纏められていました。
『 外部から衝撃を加えられた時に、変形や脱落することでショックを吸収し、バンパーの
内部に組み込まれた衝撃吸収材がクッションの役目を果たし、クルマ本体への衝撃のみなら
ず、乗員への衝撃も吸収し 和らげてくれます。 バンパーは衝撃を吸収して安全性を高め
るだけではなく、近年は車全体のイメージを決定づけるデザインの大きな要素となっています。
 それゆえに、最近の車はバンパーだけが独立したデザインの車は少なく、グリルからバン
パー、アンダースポイラーまで一体型のものが主流です。
 つまり、どこからどこまでがバンパーなのか? 明確ではないデザインが増えている分、
バンパーによってシャープでスポーティなイメージやボリューム感を出すなど、ドレスアッ
プ面でも大きな役割をはたしているのです。』


 私がモービルハムをやっていた時(1978年頃)、車は、スバルレオーネのリアバンパーに
アンテナ(144MH用)を取り付けて、走行しながら通信していましたが、もし、今頃だったら、
アンテナを取り付けるところがありませんね。

  スバルレオーネ(1978年頃)      (こちらはネット画像より)
      
   (アンテナを装着しています)

 

 

 

 

 

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植物の生き方に学ぶ  (bon)

2019-01-08 | 日々雑感、散策、旅行

 お正月も進んで、昨日は早や「七草」でした。 もとは、旧暦1月7日の「人日」の節句に
七草がゆを食べる習慣がありました。
『君がため 春の野に出でて 若菜摘む わが衣手に雪は降りつつ』(光孝天皇) 
春まだ早い時期に、雪の中から出てきた新芽を摘んで、いとしい人に捧げたのですね。

         七草がゆ
       (ウイキペディアより) 

植物のお話です。
 元日に届いた会報の中に、「植物たちの生き方に学ぶ」(田中修氏、甲南大学名誉教授)と
題する寄稿記事が目に留まりました。 田中修氏といえば、NHKのラジオ番組『夏(冬)休み
子ども科学電話相談室』でお馴染みの 関西弁でやさしく、楽しい解説をしているあの方です。
「植物生態学」がご専門のようです。

 
 植物は、動物と違って動き回ることができないし、動物に食べられたり、なんだか弱々しい
存在に思いがちですが、動けないのではなく,“動く必要がない”のですね。
  動物は、食べ物をとるために動き回らなければならないけれども、植物は、そこにじっとい
るだけで、光合成によって栄養を摂ることができるのです。生殖活動も植物は、風や虫たちに
種を運んでもらって子孫を増やしています。そして、身を守るのも、暑さ寒さをしのぎ、紫外
線からも身を守る仕組みを内在しているので、動物のように動かなくてもよいのですね。
 さらに、植物は少しくらい動物に食べられても、再生する仕組みもあるのです。

 植物は、人間をはじめ、すべての動物の食糧になっています。肉食動物が食べる動物も植物
を食べて成長しているのですから、すべての動物は植物によって養われているのです。

   生態系
    
                          (ネット画像より)
 

 食料としてだけでなく、太古の化石や植物油は燃料として、材木は住居や建築材料として、
森林は水を蓄えるほか 二酸化炭素を吸収する、花は喜びにも悲しみにも心を癒し、飾りや
絵画などの対象にもなり生活の中に密着しているのですね。

 このような植物も、1億年ほど前に、裸子植物から被子植物への進化によって、爆発的に
広がり、植物の王国が形成されてきたのです。
(当ブログ、「動物、植物のちがい」2013.3.20 、「生物の歴史」2016.2.17 ご参照)

 

 お待たせしました。
 田中先生の記事にあります「植物たちの生き方に学ぶ」は、我々の生き方や、考え方のヒント
がそこにたくさん秘められている・・そんな視点から述べられています。 植物の賢い生き方
の要点を以下にまとめてみました。

 トマトです。 トマトは、水氣耕栽培と呼ばれる、水と空気と肥料で育てると、一株で1万
数千個の実を付けることが出来る。土を使わず、根を十分に発育させることで、秘めていた驚く
べき能力を発揮するのです。環境が変われば大化けする。
 また、ホテイアオイは、金魚鉢などに浮かべられる水草ですが、工場などの養分を含んだ排水
が流れ込む場所で野生化すれば、爆発的に繁殖し2mもの背丈になる。 適した環境で、秘め
られた能力が発揮される。
 「能力を発揮できずにいる人も、自分にあった場が与えられれば、活躍できるはず」

      ホテイアオイ
       (ウイキペディアより)
 

 ヒガンバナは、他の草が姿を消す冬に葉を茂らせて、日射しは弱くても競争相手がいないので、
生育する場所を独占して、たくさんの光を浴びて多くの球根を作る。他の植物と無駄な横並びの
競争をしないのです。

 イネや芝生は水が十分に与えられるとあまり根を生やさないが、逆に不足すると水を求めて
根を生やして強く成長する。人間も甘やかされるとダメになり、逆境をチャンスに変える生き方
を学ぶべき。

 イヌビエという植物は、イネとともに水田で育つのですが、イネとよく似た姿で除草の標的と
なることを避け、田植え後に発芽し、稲刈り前にタネを蒔き散らすという巧妙さを備えている。
「空気を読み、自分の生きる場所をわきまえた処世術がある」

 ソメイヨシノは、夏に作られたツボミは、秋に越冬芽に包まれ 冬の寒さを感じて目覚め、春
に開花する。ひと花咲かせるためには、厳しい寒さ、苦難の時期を体感することの大切さを心得
ている。

 記事の終わりに、『 私たちが日々の暮らしの中で、自信を無くし、くじけそうになる時、
このような植物たちの生き方を思うと、気が楽になったり、慰められたり、癒されたりする時が
ある・・』と締めくくられています。

 田中先生の話しはネットにも植物の能力や知恵の仕組みについて述べられていましたが、その
最後には次の文章でまとめられていました。

『 植物は、繁殖する能力はあるけれど、自分の与えられた所で、秩序を乱す事なく、分相応の
生き方をしている。ほかのものをやっつけたりする事は、ほとんどないんです。』


 

 

Doris Day - Dream A Little Dream of Me

 

 

 

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高尾山初詣’19  (bon)

2019-01-06 | 日々雑感、散策、旅行

      今日(6日)は、6℃も気温が低く、一転寒い日となりました。 昨日の暖かさは、
      特異日だったのかもしれません。 9歳の女の子が女流棋士(プロ)に認定されたとか、
      豊洲の初セリで、3億円マグロが出たそうで驚きです。今日は部分日食があるようです。

 

 今年も行ってきました(1/5)。今年で、14回目です。初詣以外にも、何度か来ています
から、もう“常連さん?”かもしれません。

 平地で、最高気温が14℃と報じられていて、京王高尾山口駅9時の待ち合わせの頃もさほど
寒さを感じませんでした。この調子なら、山頂も暖かいかも・・と、安堵する一方
で“ならば、
シモバシラは出ていないかも?”の不安もよぎるのでした。

 高尾山ケーブル駅正面には「亥」の字が大きく、多くの初詣客?を迎えていました。土曜日
ということもあって、例年より人出が多く、ケーブルも並びました。

 京王高尾山口駅             ケーブル高尾山清滝駅
  

 

 ケーブルを降りて、整備された参道を、人の流れに沿って30分ほどで薬王院です。途中
長い急な階段は避けて、毎年「女坂」の坂道を上りました。

  薬王院
  

 

 お参りを済ませ、奥之院から更に上り、山頂へ。このあたりまで来ると、上着は、既に脱い
でいても汗ばむ状態でした。 生憎、富士山の勇姿は、雲に閉ざされていましたが、
丹沢山系
の大山(おおやま)の特徴ある三角形はくっきりと望むことが出来ました。

     山頂で3人衆
             

 

 すぐさま、目的の一つである“シモバシラ”探索へと向かいましたが、麓で案じた通り、
シモバシラの姿はついに見つけることは出来ませんでした。 このところ、晴れが続いて雨
無いのと、気温が高かったせいかもしれません。“富士山も隠れて、シモバシラもでてい
ない”
・・こんなことは珍しいのです。 シモバシラを始めて観察できたのは、6回目に来た
2011年
でした。 それ以来、大体毎年観察できていたのでした。 2013年が私たちの観察では
最高の
年でした。

  2013年のシモバシラ
  

 

 シモバシラは見ることは出来ませんでしたが、そのまま、いつもの山道を進んで1時間ほど
上り、
「一丁平」のベンチでお昼にしました。 座っていると、さすがに冷えて来て、手先
など
は、冷たく冬を再認識したのでした。

 

 12時半頃、一丁平の展望台を出て、山道を上り下りしながら2時間ほどでケーブル駅に帰って
来ました。 富士山も、シモバシラもなかったですが、脚には既にかなりご利益を感
じ、それ
なりに達成感を抱いて元気に帰路につきました。 

 

 

 

 

 

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己亥(つちのとい)  (bon)

2019-01-04 | 日々雑感、散策、旅行

 早々(3日)には、昨年から懸念材料だったアメリカ、アップル社の大幅業績下方修正
「アップルショック」でNYダウは660ドル下落をし、国内では、熊本で震度6の地震がある
など、不穏な幕開けを予感させています。
  今日の東証大発会は、大幅下落の2万円割れで始まりました。

 今年、2019年はどのような年になるか? ネットを繰ってあれこれ見てみました。

干支でいえば、己亥で、十干の「己」と十二支の「亥」から構成される60年に一度の組み
合わせということになります。

       (ネット画像より)

 60年前の己亥年は、1959年でした。昭和34年ですから、私は高校を卒業して、土佐堀に
あるYMCA予備校に通っていた頃でした。 ネットに書かれた出来事に、いちいち感心しな
がら当時のことなどが想い出されてきました。
 主なものをいくつか列記してみます。

 岩戸景気の中にあって、華やかな皇太子ご成婚がありました。その後、天皇になられて
今年退位されるのですね。東京オリンピックがこの年に決定されていました。メートル法が
施行されました。アラスカがアメリカ49番目、ハワイが50番目の州になりました。NHK教育
テレビが始まり、各地の民放テレビが開局するのですね。 ザ・ピーナッツがデビューし、
小澤征爾がフランスのブザンソン国際指揮者コンクールで優勝、児島明子がミスユニヴァー
ス優勝など海外で個人が活躍しました。

 そうなんですね、あれから60年が過ぎたのでした。伊勢湾台風で多くの死者が出ましたし、
安保改定阻止国民会議で騒然としたデモがあったりしました。私らは、いわゆる60安保で、
この翌年に御堂筋をデモりましたね。 過ぎ去って見ると、早く感じますが、このように
過去の想い出を辿りますと、矢張り、“あぁ、かなり前だナ”と思います。

 

 で、己亥には、次のような意味がある~などとネットにありました。こじ付けのような
感じでもありますが、それぞれの意味を知っておくことも面白いですので、以下に、内容
を受け売りしてみました。

 

「己」は、成長する植物が整然としている状態、つまり生い茂っている様を意味するとあ
り、「亥」は、種子の中に閉じこもっている状態を意味するとあります。 つまり、これ
ら二つの意味からすれば、どちらかといえば相反する状態で、上は強く下は弱い、あまり
しっくりと行かない・・とも取れるのですね。 内々にこだわっているとあまりよろしく
なくどちらかといえば、上下ではなく横にスライドするなど、新天地を求めるところに
チャンスがあるかもしれないと感じられます。

 「己」は、紀で、きまり・すじみち を表し、規律を守ることが大事であると・・。
「亥」は、植物のタネで、核を表し、破裂する力を秘めている。また、「己」は、おのれ
を意味し、「亥」は、核で、中核、大事なところを意味して、「己亥」は、自己の核つま
り自分の大事な部分、あるいは得意な分野などの意味を持つともありました。

 ネット、mshabit.info/ に、次のような解釈がありましたのでコピペしました。
すなわち、己、亥の状態を人間や組織に当てはめて・・

『 己 → 完成した自己や成熟した組織が、それまでの主義、規律、秩序などを見直し、次
の段階を目指す準備をする年。 亥 → 個人は知識を増やす、精神を育てる、組織は人材
育成や設備投資、財務基盤を固める、といったように内部の充実を心がける 』 とありま
したが、別の記事には、『どこで(何で)勝負するか、どこで(場所)勝負するか』など
の発想で、新天地を考えてみるのも良い機会であるとしています。

        

 まぁ、これらの記事に拘ることはありませんが、現実的には、国内では、働き方改革関
連法が施行されますし、消費増税が実施となるなど混乱が予想される一方、統一地方選、
参院選がある年で、「亥年現象」とも言われ、過去は自民党が弱い年とされているそうです。


 海外では、米中貿易戦争がいよいよ具体経済に大きく影響し始めて、世界経済に変調を
きたす恐れが十分に予想され、それらの仲裁役?でもありませんが、うまい舵取りを期待
したい欧州主要国のリーダ―も、英、独、仏ともども混乱の中にあり、それも望めないと
なれば、それこそ軸を失った飛行機のようにひらひらとダッチロール状態になるかもしれ
ません。

 

 いただいた年賀状に、「今だけ、金だけ、自分だけ」の字句がありましたが、これまで、
営々と築いてきた協調、融和精神はどこかへ行ってしまったのでしょうか?

 せめて、秋口に開催されるラグビーワールドカップで、列島は盛り上がるでしょう。 



 


 

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数独(12) (bon)

2019-01-02 | 日々雑感、散策、旅行

 
 2019年が、関東地方は風もなく穏やかに明けました。
 列島の太平洋側の多くの地方は晴れでしたから初日の出を迎えられた方も多いのでは・・。

  皆様には明るいお正月をお迎えのことと思います。 ご家族そろって賑やかに楽しい団
らんを過ごされていたり、雪深い温泉地でお雑煮を前にされていたり、はたまた、海外に
飛んで見知らぬ景色に感動されている方もおられるかもしれません。
 
 今年もどうぞよろしくお願いします。

  譲位により新天皇の即位があり、新元号を迎える2019年も、昨年のトレンドからみれば、
貿易戦争、欧州の混乱などから、ますます激動の時代に入り不安定で先の見通しにくい世
の中を迎えていますが、せめて自然災害には見舞われないよう願ってやみません。

 混雑する明治神宮
   


              


 当ブログは、今日からスタートします。気の利いた記事がなかなか思うように掲載出来
ない恨みはありますが、どうか、今年もお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。

 年末恒例のNHKテレビでは、昔の紅白歌合戦のイメージがやや砕けた自然体な感じで進行
されていたように感じました。ここ数年で初めて、フルで観ましたが、グループで出場する
歌手たちは勿論ですが、単独でもダンサーの演技が添えられて、激しい動きの中のリズムが
刻まれ、私には、それらの区別がつきにくく、どれも同じように思えていたのでしたが、
若者にとっては、詩というより言葉にリズムが伴って、ついでに身体も伴うようなそんな
音楽が求められているのでしょうね。

 サラブライトマンが出てきたり、NHKホール外とのライブ中継もかなりの技術だし、舞台
の大道具などもかなりの造作で、映像技術も含めてすごい演出が凝らされていたようです。
しかし、歌手(グループを含め)同志のコラボがあったり、ラストのサザンの桑田などの
アドリブも爽やかなライブ感があって、むかしのNHKらしくなく自然な感じで良かったです。  

 昨日1月1日は、早朝から、恒例のニューイヤー駅伝と夜のウイーンからライブ中継の
ニューイヤーコンサート等盛りだくさんで、日中の穏やかさに誘われて初詣なども賑わって
いたようです。
 実業団駅伝は長丁場で、28チームも出場していますが、上位チームの走者は、箱根駅伝
での有名選手がおおく、出身校から見ますと、箱根の再現かと錯覚するほどでした。

 ウイーンからは、すがすがしいワルツの調べが流れ、NHK解説コーナーも楽友会館の前
あたりに設えられて驚きでした。最後のラデツキー行進曲は、我が家でも孫たちは釣られ
て手拍子をしていました。

 今、箱根に向けて学生さんたちは走っています。 テレビでは、平塚中継所直前で
青学がトップに出たものの、今また、東洋がトップを走っています。二宮付近です。

   キンチョウ(の花)です。        電池で動くワンちゃん
  
                                  (孫たちが連れてきました。)

 

 いつの程からか、数独を掲載する習慣になってしまいました。
ネットから拝借した問題です。 腕馴らしに、取り組んでみていただければ幸いです。

  数独問題上級編から (sudokugameより)

 

 

筝曲・箏ソロ 春の海 作曲:宮城道雄 演奏:北村愛里 金沢白鳥路ホテル

 

かごめ(25絃箏) Kagome (25 string-koto)

 

 

 

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