蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

立毛品評会  (bon)

2012-04-30 | 日々雑感、散策、旅行

たちげ品評会と読みます。 
ご存じかも知れませんが、先日の園芸友の会例会で話題になりましたので、ちょっとご紹介を・・・。

立毛(たちげ)とは、三省堂大辞林で、「田畑で生育中の農作物。主として稲についていう。」とあり、
歴史民俗用語に区分されています。農作物、主として稲とありますが、麦や他の野菜、花き
などの植物に広く使われているようです。

 で、品評会としては、ある場所に一堂に集めて審査員により優劣を判定するやり方の他に、
農作物がまだ田畑に植わっている(生育している)状態で、審査員がそれぞれの田畑などに
出向いて審査するやり方があり、この後者の品評会を「立毛品評会」というのです。

生育状態を広く見ることが出来るので、時間はかかるけれども信頼性は高い。


 例会で話題になったのは、講師のK先生の記事にある実話が基になったのでした。
先生の記事。
「東京のある区で、立毛品評会の表彰式が行われた。生産者、関係者一同を前にして
区長さんは、「表彰状!」と読み上げた。
「○○殿、あなたは○○区立・・」一瞬詰まったが、「毛品評会において・・・」といった
本当の話がある。この新任間もない区長さん、農業のことはあまりご存じではなかった。」


この他、立毛には次のような言葉があることが分かった。

「立毛差し押さえ」:小作料が滞納または不納のとき、その代償として地主が、刈り取る
前の小作地の稲を差し押さえること。

「立毛補償」:こちらは(りつもう補償)というらしい。 土地等の取得又は土地等の
使用に係る土地に農作物の立毛があるときに補償される事項であり、 対象になる作物は、
稲、麦、野菜等とされている。


もう一つ、立毛筋(りつもうきん)というのがあった。

皮膚の毛包から真皮へ斜めに走る平滑筋。寒さなどの刺激によって収縮すると毛が立ち、
鳥肌となる。起毛筋(きもうきん)。


いろいろあるものですね~。














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サンフランシスコ平和条約  (bon)

2012-04-28 | 歴史の真実
 昭和27年(1952年)の今日、4月28日は、サンフランシスコ平和条約が発効した記念日とされています。
(調印は、昭和26年(1951年)9月8日)
正式には、日本国との平和条約(Treaty of Peace with Japan、昭和27年条約第5号)とよばれ、
第二次世界大戦におけるアメリカ合衆国をはじめとする連合国諸国と日本国との間の
戦争状態を終結させるため、両者の間で締結された平和条約なんですね。

日本国との平和条約 署名する吉田茂全権と全権委員
(ウイキペディアより転載しました。)

つまり、国際法上ではこの条約の発効によって、正式に日本と連合国との間の「戦争状態」が
終結したものとされたのです。

 これによって、朝鮮の独立を承認し、台湾、千島列島他の群島に対する一切の権利・権限
および請求権を放棄したのです。 この時、千島列島の解釈をめぐって、北方4島に関して
今なおロシアとの間に問題を残しています。 
上の条約には、旧ソ連は調印しなかったのですが、日本側はこの4島は当然日本の
領土としていたため、千島列島に含めずに明確に定義しなかったことが尾を引いているのですね。

 また、この条約の調印と同時に日本とアメリカの間に「日米安全保障条約」が締結され、
アメリカはその軍隊を日本に置く権利を認められて占領軍はそのまま駐留軍として
日本に留まることとなったのです。


 皆さんも良くご存じのことを、反芻しましたが、講和条約発効(1952年)時、
私は、中学1年生で当時流行のようになっていた「壁新聞」として、大きな模造紙にこの事を
記述して発表した記憶があります。 
また、これから7年経過した1959年には、いわゆる「60安保」として、大阪御堂筋を
「デモ」を繰り返し機動隊と衝突ばかりしていたことも今では遠い過去となってしまいました。


 今日から長いゴールデンウイークに入りますが、4月28日にまつわるサンフランシスコ条約から、
こんなことを思い出したのでした。





敗戦国にとって異例ともいえる寛大なる講和条約を勝ち取った吉田茂の秘策ー賢明なる外交ドラマの動画6シリーズ。




2項目目以降は下記の番号をクリックすれば開きます。
【吉田 茂 日本国憲法】麻生太郎の祖父「日本独立」 その光と影2-6
3-6 4-6 5-6 6-6




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ハナミズキ  (bon)

2012-04-27 | 花鳥風月
昨夕から、しとしとの雨。下旬というのに肌寒い。ようやく今日午後には雨は止み、どんよりとした金曜日。
ハナミズキ・・、いつも同じものをお目にかけていますが、記憶されている方は、あれから
1年が過ぎたということなんですね~。 
そう思うと、なんとまぁ、早いものかと改めて思います。

ベランダのハナミズキです。 赤、白が同時に咲いています。



よく言われていることで、皆様もご存知ですが・・
「日本における植栽は、1912年に当時の東京市長であった尾崎行雄が、アメリカワシントンD.C.へ
桜(ソメイヨシノ)を贈った際、1915年にその返礼として贈られたのが始まり。(ウイキペディアより)
 



 さらに、「なお、2012年に桜の寄贈100周年を記念して、再びハナミズキを日本に送る計画が
持ち上がっている。」という記事もありましたが、こちらはどうなっているのでしょうか?


赤の方だけアップしてみました。


ハナミズキは、英語でDogwoodということを昨年makのコメントで教えていただきました。

花言葉は、「私の思いを受けてください。」「公平にする。」「返礼。」
「華やかな恋。」・・などたくさんありますが、どれにしようかな~?


ついでに、今頃のベランダの花たちをパチリとしましたので・・列記します。

カピタン(白いフジ)



カロライナジャスミン



春のドウダン



シバザクラがちょろちょろと・・



ブルーベリーの花も



十二単・・こちらは蓼科帰り・・



最後に、ボケ(盆栽仕立て)の赤い花です。



今日の金曜日は、われらの仲間の中心的存在である「K」が、検査すると言っていた。
日頃の行動・言動からは、どんな検査をしても「全く問題ない」状況であるが、やはり、検査が必要である
というのだから、一抹の心配はある。結果はすぐにわかるのだろうか・・?

癒しの音楽メドレーをどうぞ。






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畑開き・・・蓼科農園2012 (スライドショー付き)

2012-04-26 | 蓼科浪漫倶楽部 畑
今年の畑開きは、2012.4.22~25。 約半年ぶりの対面です。
到着初日は、午後からの雨が次第に激しくなり、とうとう出動不可となり体力温存に終始しました。
翌日も、時々小雨・・という空模様ながら、朝からスタートしました。
霧の中の畑もまた、風情があるというもの・・・。

霧の中の畑作業。



今回お試しに、サツマイモ予定地に「石灰窒素」を散布する計画でしたが、
水分を含むと高温になる危険があるので、雨模様の中、この工程は翌日にまわし、
ジャガイモ用畝作り・マルチ掛けからスタートしました。

3日目は、見違えるような快晴となりました。午後には気温もぐんぐん上昇し、昨日までとは、
打って変った良いお天気に恵まれました。

見慣れた、八ヶ岳連峰には残雪が・・・



作業もはかどり、順調に推移~




このところ、動物(何かは確証できていない)に食べられている「イチゴ」畝の対策として、
昨年の金網で周囲を囲む方法から、今回はすっぽりとネットで覆う方法を採用しました。 


見事に越冬した玉ねぎ、ニンニク、らっきょうとイチゴの畝。



一番奥に黒く見えるマルチの下にじゃがいも、中程の稲藁の下にはサトイモを植えました。



畑仕事を終えて、中央高速をドライブの帰途、いつもは何気なく通り過ぎる釈迦堂PAに立ち寄り、釈迦堂PAから甲府盆地を眺めながら、綺麗な桃、梅、桜の花を見物しながら草餅で一休みしました・・・。




スライドショーをど~ぞ・・!










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ネットによる美術への誘い-Google Art Project (mak)

2012-04-21 | ブログ、インターネットの扱い方

すでにご存じでしょうが、私はこのことを知った時には驚きました。またぞやGoogleがやらかしたなーと。世界40カ国の151の有名な美術館を居間にいながらにして、ネットで訪ね、所蔵の作品3万点以上を鑑賞できるというから、まさに驚きです。昨年2月にgoogleはこのprojectを発表し、この4月2日に美術館の数も作品数も拡大したとのことらしい。
早速、Google art projectを開き、アーティストをクリックして、好きなVincent van Goghを選びクリックしたところ、驚くなかれ世界中の美術館に保存されている149の作品が現われるではありませんか。ニューヨーク近代美術館、Gogh美術館アムステルダムなどなどに保存されている作品をスライドショーで次々と鑑賞できますし、スライドを止めると1枚の作品をじっくり見ることもできます。作品やアーティストの詳細情報も即座に見ることもできたり、一つの作品と同時代の作品を選ぶこともできたり、いたれリつくしになっております。

それに、Street view technologyが駆使されており美術館の中をくまなく散策することも可能になっております。当分、Google art projectで世界の美術館まわりして、消えかけている絵心に火をつけて、昔の感動を呼び起こしたいと思います。忙しくなりそうです。
ご存じでない方、是非お試しください。


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千手観音  (bon)

2012-04-20 | 日々雑感、散策、旅行
東期会ハイキングの続き・・

 先日、東期会ハイキングで大山に行った帰り、ケーブルで途中下車して参拝した大山寺。
国宝の不動明王が丁度御開帳・・ということで、登山靴を脱いで、ご本尊を拝ませてもらいました。 
1265年の作だそうで、春日局がどうのこうのと書かれていました。

大山寺 鉄造不動明王と二童子像
(ネットから)



 やや、若手の不動明王の脇に11面観世音菩薩があり、そのことから千手観音の話に移り、
「本当は、手が何本あるか?」みたいなことになりました。 

 寺を守っている、おかみさん風の人は「・・それは千本あるんじゃ・・?」なんて
いい加減なことを言っていましたので、それは否定し、私は、かって調べたことがありましたので、
何か言おうとしましたが、忘れてしまっていて何も言うことができませんでした。 

 それで、またまた、ネットのウイキペディアを中心にして調べなおしてみましたのでご参考になれば幸いです。

「胸前で合掌する2本の手を除いた40本の手が、それぞれ25の世界を救うものであり、
「25×40=1,000」であると説明されている。
 ここで言う「25の世界」とは、仏教で言う「三界二十五有(う)」のことで、
天上界から地獄まで25の世界があるという考えである(欲界に十四有、色界に七有、
無色界に四有があるとされる)。俗に言う「有頂天」とは二十五の有の頂点にある天上界のことを指す。」

(ネットから)

「千本の手は、どのような衆生をも漏らさず救済しようとする、観音の慈悲と力の広大さを表している」という。


 では、十一面観世音菩薩の十一面にはどのような意味があるかと・・調べてみましたが、
「衆生の十一品類の無明煩悩を断ち、仏果を開かしめる功徳を表すとされる」などと、
分かりにくいことを述べていたり、理屈を付けたものなどもありましたが、
もともと11面を持つ神がいたことからきているらしく、「あまり詮索せずに、
ありがたく拝むこと・・」で割り切った方がよさそうですね。 

なぁ~んだ・・。


大山寺(おおやまでら)は、相模国の国御岳たる丹沢山系の中心道場として各地に知られ、
別当八大坊をはじめとする御師三百坊の霊山として栄えたそうです。

楽しい一日でした・・・。














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クンシラン  (bon)

2012-04-19 | 花鳥風月

 やや遅いのかもしれませんが、クンシランが咲きました。

これは、昨年、RINちゃんからお嫁にもらったものなんです。

冬中、室内に置いていたのですが、この4月に入ってつぼみができ始めて
いたので、暖かい室外に出してやりました。

それがいけなかった・・。やはり、夜が寒い日があったのでしょう。

深い緑いろの元気な葉っぱが、にわかに黄色みがかってきた。
あわてて、室内に取り入れたのですが、時すでに遅し・・。
だんだん黄色みが広がってきてかわいそう~。

しかし、花は大丈夫で次第に大きくなりました。



花が終わってから、様子を見て再生するように考えてみます。

RINちゃん、ありがとう・・!

写真は、そう言う訳で葉っぱを入れないようにして撮りました。










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丹沢山系 大山ハイキング pooky

2012-04-18 | 同窓会

4月16日晴天の中、東期会のハイキングで大山に登ってきました。
里は桜が満開で山の方は新緑でまぶしいほどでした。

ケーブルまで急な階段参道を上る。

ケーブルは、急斜面を6分で、阿夫利神社下社駅に到着。


ここから急な階段が始まるのですね。
阿夫利神社でお参りをして見晴らし台へ




大山登山口は長い階段です!大山は1,252m ケーブルを下りてから登る高さは600m以上

階段上から下を眺める


登山が厳しいことが下見でわかったので、本番では登るのは大変と判断してルートを変更しました。(頂上はあきらめました。) で・・・
見晴らし台へ向かう






お不動さん横にて
今にも崩れそうな大木


その横で!


見晴らし台へ到着

見晴らし台からの眺め


下見の時の頂上へ向かう映像


頂上の奥の院

頂上に立つ

下りも大変


帰りはケーブルを途中下車して大山寺へ参拝しました。

春日の局が家光が将軍になることをこのお寺に祈願して見事成就したと言われる。
国宝の不動明王があり拝観してきました。目には春日の局が寄進した水晶が嵌められて
威厳のある仏像(不動明王)でした。





色々と由来を聞き健康を祈願してきました。
大山寺からは女坂を下ることにして、ミツマタが満開の小路を・・・

途中には石仏たちが

いわれある石仏

可愛い石仏に出会い


三つ叉の小道を・・・

新緑のモミジを堪能し


モミジの花が・・・沢山咲いて!

新芽を出したモミジ

山吹の花
楽しく過ごしてきましたが参加者が少なかったのが残念でした。
又お会いしましょう pooky


東期会春の大山ハイキング mak

mak

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撮りたての草花・・  (bon)

2012-04-15 | 花鳥風月

今日の日曜日は、暖かく風も穏やかで気持ちの良いお天気です。
6日の金曜日にはハイキングの下見に行きました。登山並みの道だったお蔭で、3日間ほどは、
足腰の筋肉痛にひーひー言っているうちに、風邪を引いてしまい、すっきりしない毎日でした。
が、ようやく風邪が治り、明日の月曜日のハイキング本番は、無事参加できそうです。

 そんな日曜日の午後、先ほどベランダに出て今頃の花たちなど・・・
といっても相も変わらずのありきたりですが、アップします。


 改めて植えていないチューリップ(おそらく、昨年の残り?)のそばに、先日のと違うスイセン・・・
向こうにタンポポも写っていました。



ムスカリは更に元気づいて・・・



ツタンカーメンは、はな数が多くなり・・



ゆきやなぎ は、一面白い~



キンモクセイの新芽ですね。



カピタン(白いフジ)の花芽・・もうすぐ咲きそうです。



ツルニチニチソウもちらほらと咲き始めです。



 ビオラなどは、こんもりと今を盛りと咲いていますね。
サクラなどはもう葉っぱとなっています。なんだかんだ言っているうちに、季節は着実に
進んでいることが分かります。

 新入学の子供たちもそろそろ学校、友達にも慣れてきたころですね。社会人の方はどうか?
入社3年以内に、大学・専門学校卒で3割、高校卒で2割離職しているというから、この
5月病あたりは無事乗り切れるかな・・?










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大飯原発再稼働のこと。 (bon)

2012-04-14 | 日々雑感、散策、旅行
今日は、冷たい雨の土曜日となった。関東のサクラはこの雨で終わってしまった。

昨日13日、政府は大飯原発の再稼働を「容認」する判断がなされた。 
ストレステスト1次評価を保安院は「妥当」と評価したが、安全委の斑目委員長は、2次評価も
必要であるとして、再稼働が安全であるとは言明していない。斑目委員長の対応は、
福島の時にもみられたように、極めて玉虫的な発言が多く今回もそれを活用しているのかもしれない。
つまり、だれも、安全だと断じることができないまま、「政治判断」が行われており、
その責任は「政治責任」である・・と言明された。 政治責任とは、一体なんであるか? 
すでに、大きな政治問題が山積し、その多くが「政治責任」によるものであると万人が認める中、
このような枝野発言は空しく響いている。

大飯原発3,4号機
(ネットから拝借しました。)


 大きな問題が発生したから、すべての原発の再稼働は直ちに中止する・・ことができるなら、
だれもこんな難しい事案を無理無理押し通してゆこう・・などとは思わないであろう。
既に、原発安全神話は完全に崩壊しているし、推進派は今や影もないのだから。

電力量の不足との板挟みの間でもがいている訳であるが、小出京大助教などは、即刻原発を中止して、
火力なり他の発電に切り替えるべき・・としており、これには多額の費用が掛るが、
先の福島の損害と比較すれば何を躊躇することがあろうか・・!福島の損害・・は、
それだけにとどまらず国家的損害に発展しつつあるのだから。


 しかし、再稼働して直ちに福島の二の前が起きるということもすぐには考えにくい。
無駄?な追加費用を使って財政を圧迫するより、これまで何十年も大丈夫だった(で来た)
原発を更に安全を見直しして再稼働する・・とするのも現実的妥協ともいえないこともない。 
現に、福島を反省した安全性の確保を何重にも施して行くのだから、福島と同等のことが
起こっても、大丈夫・・。 あの、大前健一氏もアメリカのスリーマイル後も、ロシアの
チェルノブイリ後も、すべからく原発を中止しておらず、現在も稼働中であることから、
そんなに神経質にならずとも、更なる安全性を担保しながら稼働させるのが現実的である
という風なスタンスである。


 現政権は、再稼働について「政治判断」しているからいいではないか・・と言わんばかりに聞こえるが、
これは、政権つまり政治が最も信頼できる判断機関であるとの自惚れた見解ではないのか?  
今や、政治がどれほど問題の種をまき散らしており、しかも、その処置に対してことごとく
国民の信頼を喪失している現状で、そのような枝野発言(政権)は、むしろ空しく響いてくる。


 関電が実施する安全対策が85項目あるそうだが、そのうち30項目は未実施と聞く。
これをすべからく実施するには何年もかかるそうだ。 これらの安全対策を今後法制化する
ための機関、原子力規制庁が発足するメドすら立っていない状況では、「政治判断」、
「政治の責任」だけでは、到底説得力に欠けるだろう。


 福井県議会は、おおむね賛同の方向に動いているらしいが、どこからか相当な圧力を受けているか、
圧力の他に「飴」もあるのかもしれない。


 今、それぞれの役職にある大臣が、どのように発言しても一向に胸に響いてこないのは、
やはり他人ごと・・のような響きが感じられるからではないか? 自分のこととして、
自分の言葉で、この国を本当に愛し、国民のために戦っている・・そんな、姿とか迫力が
伝わってこない。ちょっと前の、「何とか劇場」みたいなそんなのではなく、はらの底から、
伝わってくる真実・・そんなものは現在はありませんよ・・! と言われそうだが、
本当に何とかならないものか・・。


 100%完全に保証できるというのは、難しいかも知れない。ならば、やはり懸命に努力して
やれることはやって、真実の姿を振りかざして説得するしかない・・。曖昧さが残るが、
現実解としてやむを得ないならば、手際よく、真実を見せた説得しかないだろう。

 それには、普段からの姿勢や言動・行動が重要なヒンターランドだ。もう遅い・・・?

 しかし、今からでも着々とひとつずつ安全確保策、有事の対策、30km圏の2府県を
見切り発車するというのではなく、少なくとも対策を施す・・など、さらに関連する事案の
速やかな解決に邁進して力強く前に進むしか道はないであろう。
いつまでも保身を前提にした行動では誰もついてこない。






大飯原発再稼働問題を考えるうえで先ずこのビデを・・・mak












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石川啄木  (bon)

2012-04-13 | 日々雑感、散策、旅行
小説も書き、詩も書いたが歌人として最もよく知られている啄木は、明治15年(1912年)4月13日、
満26歳という若さで肺結核でこの世を去った。今日が祥月命日。

中学時代に、のちに妻となる堀合節子や、親友の金田一京助らと知り合うほか、後の
野口雨情や与謝野鉄幹の『明星』派の影響を受け、文学への志を抱いたとある。

16歳で中学を問題を起こして中退して上京する。『明星』に投稿した短歌が掲載されたこともあって
文学で身を立てるつもりだったが、仕事は何も見つからず、家賃を滞納して下宿を追い出され
半年も経たずに帰郷したりする。
17歳の時に初めて“啄木”の号を名乗り『明星』に長詩を発表して注目される。

19歳(1905年)で、処女詩集『あこがれ』を刊行すれば、一部で天才詩人と評価されるが、
父が金銭トラブルで住職を罷免され、またこの頃、中学時代からの彼女と結婚したことで、
4歳年上の金田一京助の援助を受けて、本郷に止宿して、生計のため小説を売り込むが成功せず。
逼迫した生活の中にあったという。

「東海(とうかい)の小島の磯の白砂に われ泣きぬれて 蟹とたはむる」

「たはむれに母を背負ひて そのあまり軽きに泣きて 三歩あゆまず」

などの、よく知る多くの歌を作り、『明星』に発表している。


盛岡中学を中退した後、北海道にわたり代用教員、地方新聞記者、新聞校正係など職を転々とし
貧困と病弱に苦しみながら詩歌、小説、評論を書いた。

JR盛岡駅の もりおか は彼のもの。
 (ネットから拝借)


この啄木を金田一京助は、自身が結婚するまで、友人として金銭を含むさまざまな支援をしている。
そんな状況を、息子の、金田一春彦は次のように語っているという。 
啄木は、浅草に通い娼妓と遊んでいたこともあり、「彼の借金のほとんどはこうした遊興に
費やされ、それが為の貧困だった」と、また、当時の春彦はその様子をみて幼心に
「石川啄木は石川五右衛門の子孫ではないか」と疑ったことがあったという。

啄木は、若いにかかわらず与謝野鉄幹に連れられて、森鴎外の歌会に出席したり、
夏目漱石ほかそうそうたる面々との交流があったそうである。

このブログをアップするにあたって、ちょっと調べてみて、これまでに知る啄木の作品や、
貧困と病弱な境遇からくる彼のイメージとは少し異なった部分、例えば浅草の娼妓、
中学でのカンニング、早熟?など・・かなり人間臭い一面を発見しました。

さらに、晩年・・といってもまだ25歳あたりの頃、幸徳秋水の弁護士宛「意見書」を借用して、
それまでにも社会主義思想にひかれていたが、「大逆事件」の幸徳の「陳弁書」を読んで、
さらにより深く社会主義思想に入ったというから、ますます生々しい血潮を感じたのでした。


「はたらけど はたらけど猶(なほ)わが生活(くらし)楽にならざり ぢっと手を見る」

「ふるさとの訛なつかし 停車場(ば)の人ごみの中に そを聴きにゆく」

「新しきインクのにほひ 栓抜けば 餓えたる腹に沁むがかなしも」

「児を叱れば、 泣いて、寝入りぬ。 口すこしあけし寝顔にさはりてみるかな」









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ハト  (bon)

2012-04-12 | 日々雑感、散策、旅行
 鳩(ハト)といえば、オリーブの葉をくわえた平和のシンボルだ。ノアの方舟の神話から
そのように言われているが、日本ではもともとは平和というよりは戦いの神様八幡様に乗っかっていたそうだ。 
 
その昔、たばこを吸い始めたころ、両切りのピースのあの懐かしい濃紺の箱に鳩の図案があった。
ピー缶にも鳩がいた。

 そんなイメージだった鳩は、このところ全くどうしようもないほどの迷惑の数々を積み上げてきた。 
都市部のカラス被害ならぬハト被害でもない。もっと大事な、普天間問題や、八ッ場ダムなどにみられる、
何十年も積み上げられてきた事業・・それが、ある種の抑圧の上に構成された事案であったとしても、
これを正すため、真に振り出しに戻し抑圧を解消した新案を提案するかに見え、一瞬、
これはすごい・・? その秘めたる手腕に期待感もあったが、結局それは何も解決案すらなく、
全くの幼い思いつきで、その発想は全く単純そのものに過ぎないものであった。 

世の中には、会社でもそうだったが、このような悪意は感じられないが、真に単純な人がいる。 
ストレートな課題には、それなりに解決案を出し、努力もする親切タイプの人である。
純粋すぎるというか、全く単純な人というのは憎めない。憎めないが・・そんな人が
大きな影響を持つ立場にいるととんでもないことが起こる。 
会社人事では、通常そのようなことはしない。ましてや一国の総理大臣に間違ったとしても
そんなことがあれば、とんでもないことで その影響たるやはかりしれない。本来あっては
ならないことなのに・・・。
一年足らずのこの人の業績は、退任後何年も経つのに、いまだに大きな痕跡を残したまま
解決の糸口すら見出せないでいる。

 この人は反省もしていない。 純粋であるがゆえに、自身の取った行動・判断はピュア―であり、
全く悪びれるところすらない。 どうしようもない! 総理退任後も、何やら委員会を作って
行動しているらしいとの報道があったりしたが、なぜ、このような人がこのように明らかに
なったにも拘らず、いまだ人が集まり、この人を持ち上げるのだろうか?


 こんな時にイランになぜ・・? 何の目的のために訪問し、大統領と会談するのか?
挙句、みんなが危惧した通り、うまくイランに使われてしまった。 帰国後の会見で
イラン側の発表は捏造だとしているが、そんな次元の問題ではない。 
 今日の読売新聞の編集手帳では、オオカミとの食卓を囲む推理小説の一節を引いて・・・
自分が客であるのか、食べられる料理であるのか、を見極めなければならない手ごわい相手・・・
に言及していて、つまるところは、イラン大統領に食べられた・・としている。 

 日本を出発前に、取りやめるように諌めたということらしいが、諌めるも何も、
「なぜ、そのおような段取りになってしまっていたか?」が問題ではないのか・・!


 日露戦争でロシアの陸軍大臣にクロパトキン将軍がいた。司馬遼によれば、彼のことを
日本軍中間では「黒バト」と呼んだとしており、この黒バトはロシア満州軍総司令官に任命され
日本軍と直接対決する事となるが、しかし実戦指揮能力や決断力・判断力に乏しく日本軍に
連戦連敗した。ロシアの思うようには行かなかった。こちらのハトは、しかし、
まだいい方かもしれない? 
日本のハトは、一体何を考えているのだろうか? そして、もっと大事なことに、
取り巻き連中はいったい何をしているのだろうか? 真剣にこの国のことを考える日本の
最高府なんだから・・・。
皆さん、少なくとも、「政治家」として生きてほしいと思います。
テポドン戦略には負けないで~。



今ごろのベランダ・・・
純白のハナモモ



そして、ハナカイドウ







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ウラオモテ  (bon)

2012-04-10 | 日々雑感、散策、旅行
先日、高校の恩師に、講演を依頼したら、快諾の返事が来た。 これを会の役員にメールで知らせる際、
先生のハガキをスキャナーで読んでメール添付することにした。
ハガキを裏と表の両方を添付することとし、それはそれで完了した。・・・が、この時、
ハガキの「裏表=ウラオモテ」と何気なく、メールしたが、なぜ、オモテウラとは言わず
裏表というのだろうか? そんなこと、全く問題ではないばかりか、ま、どうでもいいこと
なんですよね。 ・・・いつものように、ちょっと気にかかってしまったのでした。

ウラ と オモテは、どちらが優位で、あるいはどちらがプラスであるか? そんな定義は
ありません。しかし、何となく「オモテ」が主で「ウラ」が従のような感じがします。
つまり、オモテ・ウラとなれば、「順」ですが、ウラ・オモテは「逆」の様な感じがしています。

ウシロ マエ という言い方もあります。子供の頃、シャツをさかさまに着たりすると、
「それは、後ろ前」ですよ~と母親が注意してくれた記憶があります。 漢字で書けば、
「前後」ですから、これをゴゼンなどというと、誰にも何のことか判別がつきません。
マエ・ウシロといってもさほど違和感があるわけではありませんが、このシャツの場合は、
「後ろを前に」着ている・・ということなんでしょうね。

アト サキ 後先 ですね。 これも、サキ・アトとは言いません。 逆読みですね。
アトサキを後前(まえ)と書くことも出来ます。「梅雨のアトサキ」など・・なぜ、後がさきなんでしょうか?

終始 シジュウでもいいですが、何となくナレイティブな感じがします。文体ではシュウシを使いますね。
これも逆。

東西南北。 なぜ、東西なのか? 地図では、北を上部に書くことになっているし、
地球も北が何となく上の感じがするが・・。ホクナントウザイ でもいいのに、なぜ、
こうなっているか? 北はそれこそ磁石のプラスで南はマイナス。これはかなり逆がつよい?

ミギ ヒダリ もそうですね。この読み方だと、「順」ですが、漢字で書くと「左右」となって、
逆のイメージ・・。 何となく、右が優位というかプラスイメージなんで・・。

出入り口。 なぜ、入り出口と言わないのか? デハイリ・・などとも言います。
入ったものが出るのが物の道理といえばそうですが、この場合も逆なんですね。

登り下り などは、順ですね。 上ったものが下る・・という理にかなってもいます。

立ち座り などもそうですね。 順なもので言えば、「上下(上下、カミシモ)」、「徹頭徹尾」もそうですね。

しかし、「軽重=ケイチョウ」は、逆の感じ。重い方が主で軽い方は、やはり従のイメージが
するのです。「縦横」タテヨコ、ジュウオウ なども順と考えています。

まだまだ難しくなりますが、月の「満ち欠け」、色で言えば「黒白」。コクビャクは逆で、
シロクロが順ですね。紅白は、これは順の感じでしょう。

遠近はどうか? 水陸、草木などは、「逆」で、硬軟、高低、長短などは「順」の感じがします。


順とか逆とか、言っていますが、私の独断でありこのような定義はないと思います。
先生のハガキのことから、つまらないことを長々と書きましてお疲れ様でした。

ベランダから、桜とレンギョウ、ゆきやなぎをアップしておきます。

















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CSR三角形  (bon)

2012-04-08 | 日々雑感、散策、旅行
 関東は、少し寒い満開の日曜日です。昨日の土曜とともにお花見最高の春ですね。
そんな時にまた、わけのわからないタイトルがでた・・。

 普通、CSRといえばご存知の「企業社会的責任」(Corporate Social   Responsibility)の略で、
とみに最近新聞紙面でも話題になることが多い。

 このタイトルには、・・三角形がついている。 
先のブログ「r―K戦略」の最後で予告しました生物の種の保存・進化に関する理論なんです。 
普段、何気なく鑑賞したり、食したり・・きわめて身近な対象としてあまりそんなことに
気を回すこともありませんが・・そんなことをわざわざ取り上げようとしています。

 内容的には、ハッとするようなことはなく、あッ、そうなんだ・・という程度のことで
すぐに理解できる事柄ですが、この自然の摂理? を学問的に整理するところに興味を持つ
人々がいるということなんですね。 ありがたいことです。

 C-S-R三角形(C-S-R Triangle theory)は、植物の生存戦略に関する仮説であり、
ジョン・フィリップ・グライムという人によって提唱された植物生態学の用語なんだそうです。

 植物生態学というのは、簡単に言えば、生育する場所から動くことのできない植物の
生活、分布、生態系における機能などを分類・研究していることです。
で、この仮説では植物の生活史を3種類に分類しており、r-K戦略説よりも広い適用性を持っている
といわれています。この仮説で示されている3つの生活史とは、ストレスが小さく撹乱が少ない
生育場所に適応した競争戦略(C, Competition)、ストレスが強く撹乱の小さい生育場所に
適応したストレス耐性戦略(S, Stress)、ストレスが小さく撹乱の大きい生育場所に適応した
撹乱依存戦略(R, Ruderal)の3つのことなんです。
それで、CSRと言っているんですね。 なお、ストレスが強く撹乱の大きい場所に
生育できる植物はないためこれは考慮しないというのもなるほどとうなずけます。

 ストレスの強さと撹乱の強さを縦軸、横軸にとった場合、3つの生存戦略が三角形のそれぞれの頂点に
位置するため、「三角形」というのだそうです。

(ネットから・・)

 競争戦略(C) とは、植物が、ストレスが小さく撹乱も小さい場所で生育し、他種との競争に
勝利して旺盛に繁殖する戦略を言います。その戦略をとる種は、生長速度が速く、種子や地下茎などの
繁殖器官の生産力が高く、高い表現型可塑性を示すといった、他種との競争に強い性質を持っているのです。

ここでまた、難しい用語が出てきました。

 表現型可塑性(ひょうげんがたかそせい)とは、生物個体がその表現型を環境条件に応じて
変化させる能力のことである。 もうちょっと分かり易く言い換えますと、

一般的に、表現型可塑性は移動力のある動物よりも、植物など移動できない生物において
より重要なんですね。なぜなら、動けない生物はその環境に順応できなければ死ぬしかないが、
動けるなら不利な環境を離れることができるからです。多くの植物が、水や塩分、栄養等の
環境条件に応じて表現型を変化させる能力を持っています。
 たとえば栄養の乏しい土壌では根により多くの資源を配分し、葉の大きさと厚さを変える
ことなどがあります。根における輸送タンパク質の量も、土壌の栄養と塩分によって変化する
ことが知られています。たとえば、水草のウキシバは、水位が低くなると斜め上に伸びる「抽水型」として生育するが、
水位が高くなると水面に浮きながら匍匐して成長する
「浮葉型」として生育する


 次に、ストレス耐性戦略(S)についてです。
ストレス耐性戦略をとる植物種は、乾燥などのストレスが強く撹乱が小さい場所に生育している。
これらの種は生長が遅く、寿命の長い葉を持ち、栄養分を多く貯蔵しており、一般に
表現型可塑性はあまり示していない。ストレス耐性戦略をとる植物は、環境ストレスに反応して
生理学的な変化を起こすことで、ストレスへの耐性を高めている。
そのような種は高山や乾燥した土地、日がほとんど当たらない環境、栄養分が乏しい土地、
pHが高い土地などで生育しているのです。

ストレス耐性戦略を取る植物に、イグサ、クロマメノキ、セイヨウメシダ、
ヨーロッパシラカバなどがある。


 さらに、攪乱戦略(R)とは、
撹乱が大きくストレスが小さいような場所で取られる戦略です。
撹乱依存戦略をとる植物は、生長が速く、短期間のうちに生活環境を完了して、非常に多くの
種子を生産するのです。これは雑草的な特徴であり、撹乱が起きたばかりの土地でこの戦略を取る
植物がよく見られます。一年生植物に多い戦略です。

 蓼科の畑でも、毎回大変な雑草との戦いを演じていますが、雑草はなぜ強いのか?
雑草は自然界の中で他の植物に比して強い競争力を持って生きています。日の光をより多く
とり、地中の水分や栄養をより多くとり、自分の子孫をたくさん残せるように戦略を立てて
いるのです。つまり、競争戦略Cです。たとえば、他の植物と日光の奪い合いになったとき、
より背を高くして他の植物に勝つような戦略です。また、たとえば乾燥状態になったとき、
より成長したり発芽できたりするためにストレス戦略Sをとるのです。

撹乱依存戦略Rは、草刈りを行った後にすぐに草丈を回復できることなどの戦略です。

それぞれの状況に応じて、戦略をうまくとっている植物が繁殖しているということなんですね。

多くの園芸植物は人の手で大事に育てられており、これらの植物と自然界で競争しながら
生きるとなると他の植物に負けやすいのですね。だから雑草は強いのです。

蓼科農園では、最近鹿が、植物の芽をおいしそうに食べてしまう害が発生してきました。
この攪乱には全く無抵抗ですから困ったものです。モグラやその他の動物も出没するように
なりましたが、山に餌がないから、里に下りてくる・・のではないそうで、土地の人が言うには、
「山のものより、味がおいしいから・・」なんだそうですね。

さあ、私たちも何か戦略をたてないと・・・。










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ムスカリ  (bon)

2012-04-07 | 花鳥風月
 桜も、満開・・お花見があちこちで大変賑わっているとか・・。
色々と大きな問題を抱えたままの春は、いつものように花が咲き、人々もまた心を躍らせる
そんな、季節となりました。
問題は、ここしばらく継続していて、昨年の大震災で一大打撃をくらい、それらが次第に、
世界的にかくだいしつつあるほか、近隣国での相変わらずの無知行動・・やら、自国連立政権内の茶番劇・・
などなど、本質的でないところにまで問題は、広く発展してきた。

 今後どうすればよいのか・・? 何かを改善しても、それは一つの解決にしかならず、
さりとて全体を解決・・少なくとも改善して行く解も見当たらず・・だから、目の前の
ことがらをただマジメに忙しそうに解決しようと取り組んでいる~のか!
個人の利益追及、欲望をどこまで抑え減じることができるか・・犠牲的精神とは言わないが、
もう少し公僕たる認識をよびもどしてもらえないものか・・・?

タイトルを掲げながら、つい愚痴っぽく流れてしまいました。
ムスカリ・・は、とても愛らしい球根草だと思います。 もう何年も我が家に住み着いていますが、
手間いらず、毎年几帳面に花を出す。 形がかわいい・・。

アップです。




ついでに、陽光ザクラです。


こちらも毎年、ブログにもアップしていますので、すでにおなじみさんとなりましたが、
ソメイヨシノよりもややピンクがかっています。

昨日は、今年のグループのハイキングの下見に行ってきました。
ハイキング・・なのに、まるで本格的登山の感じで、これでは、少々きつすぎる工程ですので、
本番は、急きょコースを変更することとしました。
筋肉痛に、ふう~ふう~ いっています。








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