今日で、あの日から丸4年が経ちました。 既に4年という月日が過ぎるというのに、 思いを寄せ、被災された方々のご苦労に胸が痛みます。
今週末（3月14日）には、北陸新幹線（長野～金沢）が開通します。 最近のテレビなどで、沿線スポットや 七つ星 ” という、豪華列車の紹介が報じられていました。 どこかヨーロッパあたりの列車かと見間違えるほどですが、じっと見ていると日本独特のおもてなし心が滲み出て
そんな前置きは、さておき、先ごろＨ氏からネット配信いただいた記事に “ＪＲ九州” の痛快な取り組みが
七つ星列車、いずれの写真もＪＲ九州ＨＰから拝借しました。
列車全景 ＤＸスイート
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「JR九州会長『型破り経営者宣言』」
【要旨】大きな反響を呼んだ九州新幹線全線開通のCMが記憶に新しいJR九州 （九州旅客鉄道）は、さまざまな れる。 「ゆふいんの森」に端を発するD&S（デザイン＆ストーリー）列車や、 日本初の豪華クルーズトレイン「ななつ星in九州」、また、鉄道関連以外に も船舶、飲食、農業まで多角的に 取り組みを先頭に立って進めてきたのが、本記事の筆者、同社の 同氏の手がけたビジネスの根底にあるのは「九州を元気にする」こと。それ は政府が重要課題として は、他のビジネスのヒントにもなる、これまでのJR九州における そのもとになる考え方を語っている。
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2013年10月15日、クルーズトレイン「ななつ星in九州」の初運行。どこの 沿線や駅でも、手を振る大勢の をとって、「こんなすごい列車を九州に走らせてくれた。九州の誇りだ」と 口々に言ってくれたのです。当初、私は不安でした。誰もが気軽に乗れるわ けではない豪華クルーズトレインを に感じるのか、と。しかしそれは杞憂でした。 安倍政権のアベノミクス第三の矢の成長戦略のなかで、最重要課題として 掲げるのが「地方創生」です。 を元気にする」ということ。それはまさに、私たちJR九州がこれまでずっと 取り組んできたことなのです。
大阪出身の私がJR九州に勤めることになったのは、国鉄分割民営化直前に 門司鉄道管理局勤務でそのまま 現在でこそ全く違いますが、“ムラ社会”のような閉鎖的な場所だと感じ、 苦労したものです。その頃、胸襟を開いてくださった社外の飲み友達がいま して、非常に斬新なアイデアに溢れた たのが、九州全土を周遊する豪華な寝台列車だったのです。しかし当時は 業本部販売課の一介の副課長に過ぎず、そんな豪華列車など直ちに実現でき るわけもありませんでした。
その頃、由布院に向けて観光列車を走らせるということになり、そのプロ ジェクトを担当することになりました。 は取材を続けました。すると、ドイツのバーデン＝バーデンのような、 と自然が豊かなヨーロッパの高原リゾートを目指していることがわかりまし た。そんな光景を念頭に置いて考え、 このネーミングは当時、社内で「長すぎる」と議論を醸しました。しかし、 私は、「お客さまは、長い名前はすぐに かった。つまり、略して呼ばれることが浸透したことの証だと考えていたの です。 しかったものです。
89年３月、博多と別府を結ぶ「ゆふいんの森」は運行を開始します。もっ とも、その出発式のまさに当日付けで、 高速船「ビートル」の就航準備に邁進することになります。
「ゆふいんの森」は、「地域と一緒になって元気を作り出す」というJR九 州の目標が具体化した最初であり、 生み出していった「D&S（デザイン＆ストーリー）列車」の魁たる存在です。 地域が持っている文化や歴史、素材からなるストーリーを踏まえ、そのストー リーが魅力的に輝くための列車の 単なる観光列車ではなく、D&S列車という言葉を造ったのです。
現在、D&S列車は９本が運行していますが、外観も内装もすべてデザインは 異なります。地域の魅力を最大限 在なくしては実現できませんでした。
「指宿のたまて箱」というD&S列車は、前方から車体を見ると、左半分が白、 右半分が黒というシンプルにして たわけではありません。ネーミングがコンセプトであり、ストーリーなんです。 2011年３月の九州新幹線の全線開業に合わせて、鹿児島中央と指宿を結ぶ 特急列車を走らせることになりました。 館の社長さんが、指宿は浦島太郎伝説でまちおこしをしていると話していた ことを い浮かべることのできる列車名にすれば、 に、車両を箱に見立てて、「玉手箱」というのが浮かんだ。「指宿のたまて 箱」という 白髪の老人になったんですから、車両を真っ二つに してこっちを真っ白にしませんか？」と水戸岡さんに提案したのです。
「ななつ星in九州」の命名は非常にてこずりました。生みの苦しみを味わっ て辿り着いたのが、「九州は七県で、 ポット・人情・列車という七つの観光資源があり、車両は七両編成」という ことで
他に誇るようなストーリーがない地域はどうするのか。私は、物語がない 地域は、物語を作ればいいと考えています。 熊本と天草を結ぶ特急「Ａ列車で行こう」は、2011年10月に運行を開始し ました。Ａ列車のＡは、天草のＡです。 the 'A' Train』というジャズのスタンダードナンバーを連想しました。 した取り組みに対して、天草の方々が喜んで応えてくれたのです。「せっか くこういうD&S列車が誕生したんだから、 うじゃないか」。現在、「Ａ列車で行こう」の運行に合わせたジャズコンサー トが
JR九州は“異色のJR”と言われています。その原因の一端は水戸岡さんに あるのですが（笑）、お客さまが求めて とができたからだと思います。それは、鉄道会社にいながら、船舶や外食と いった の経験もあったと思います。
「世界一の列車」を目指した「ななつ星」は九州という地域に根ざしたか らこそ注目されました。ですから、 事な要素です。九州には、日本の原風景というべき里山や棚田などの 風景が広がっています。ただ、実際は休耕田や荒地が多く、雑草生え放題で 車窓が寂しい場所も少なく 会社としてなんとかしたい。そこで、「JR九州ファーム」を立ち上げ、 に取り組んでいます。荒れ果てた土地を生きた土地に甦らせれば、そこに近 辺の人たちの雇用の場が なってくださるかもしれない。農業というのは一番地域を ています。
JR九州は、D&S列車、外食、船舶、農業など様々な分野で知恵を出して、九 州が元気になることを目指して 意識した事業展開を可能にするため、2016年度の株式上場を います。上場によって、鉄道沿線の住民のみなさんに株主になっていただき、 意見や要望が 車窓から見えた地元の方々の笑顔を私は終生 今後も地域の笑顔を作るべく、努力してまいります。
コメント： JR九州のように、「ストーリー」を提供し、それを顧客や地域 住民と共有することは、ビジネスや う。しかもJR九州の場合、唐池氏や水戸岡氏が、自ら “面白がって” アを出していることが、本記事からうかがえる（もちろん、苦労も多いのだ ろうが）。特急「Ａ列車で行こう」の 乗っかり、さらに面白い企画を生み出そうとしている。頭を柔軟にして、 白がる” ことが、成長戦略の大きなポイントといえるのではないだろうか。 Copyright：株式会社情報工場
スタンダードナンバーで・・（先日も選曲しましたが、ここは是非とも。）
VIDEO
（陽光ざくら） 
（ウイキペディアより）
（ウイキペディアより）
群馬大学病院と東洋ゴム いろんな事件が次々と起こり胸が痛くなりますが、この群馬大学
（浅草観光連名ＨＰより）
（ネット画像より）
昨日、どんよりしていましたが、市民農園のたまねぎ、ホウレンソウの寒冷紗を外しました。
（ネット画像より）
（ネットより拝借しました。）
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