6年前、2019年10月の大収穫祭は、それまで16年続けて来た蓼科農園の最終の収獲祭で、この
翌月(11月)には、農園をきれいにしてすべてを終えたのでした。
先月18日に、この蓼科浪漫倶楽部メンバーで、自らも畑作業が好きだった仲間が、突然短い
入院でそのまま帰らぬ人となってしまったのです。 彼は、以前から心臓疾患で何度か入院の
経験がありましたが、その後がんを患ったのがその原因だと・・。
力持ちでしたが性格は穏やかで、暖かい人でした。蓼科農園だけでなく、高校時代からの彼との
想い出は、枚挙にいとまがないほどあり誰にも好かれるタイプでした。
蓼科農園での最後の大収穫祭には、ご夫婦での参加でした。6年前のことでした。その時の
拙ブログ記事をそのまま再掲して、思いを戻してみることにしました。
****(2019.10.23の拙ブログ記事です。****
最終の収穫祭です。
これまで、15年以上にわたって楽しんできました蓼科浪漫倶楽部の『蓼科農園の活動』は、
今年、その幕を閉じることとしました。
高校を卒業した後、それぞれの道に進んだ“ビジネスマン”たちが、還暦を過ぎた頃、再びこの
地で農作業に 共に汗を流し、友情と青春を再燃させて来た ズブシロの集団は、既に一人前?
気取りで作業に勤しんできました。
最後の大収穫祭を 10月19~22日に行いましたが、折しも広域に被害をもたらした大型で強い
台風19号(12日)は、中央道(八王子~大月間)を通行止めに、中央本線も不通にしその復旧の
見込みが立たないため、急きょ東名高速~御殿場~富士五湖 経由で大月Jで、中央道に合流する
ルートを余儀なくされたのでした。
大月ジャンクションへ(左:長野、右:東京) K邸の秋
そんな中の大収穫祭は、関西方面からの参加も含めて、総勢10名が集い、サトイモ、サツ
マ
イモなどの収穫、マルチ、防草シートなどの整理をするうち、名残惜しい気持ちは、さすがに
抑えきれないけれど、これまでの大地の恵み、仲間との楽しい語らいに大いに感謝しながら、
皆それぞれにその思いを噛みしめるのでした。
前夜祭 作業の一部
最後の収穫祭 カマドの前でスクラム
収穫は、サトイモ、サツマイモ、万願寺トウガラシ、タカノツメなど、どれも上出来でした。
とりわけ定評のあるサトイモは、型も良く、大豊作でした。サツマイモは、念願の “大きく
なりすぎない”ための「畑のカルシウム」効果もあったようです。
黒豆は、実の入りも良さそうでしたが、もう少し霜に当てるため、来月11月の、いよいよ
クロージングの「畑じまい」での収穫を待つこととしました。
サトイモ サツマイモなど
畑の地主さんや、お世話になった方々にご挨拶も出来、前の畑のお母さん、諏訪中央病院の
看護師さんも畑にわざわざ顔を見せてくれたりして、いよいよのお別れ感が募るのでした。
八ヶ岳に抱かれた大地に広がる蓼科農園での楽しい活動は、いよいよ来月の「畑じまい」を
最後に終わろうとしています。
蓼科農園で生まれ、育まれた蓼科浪漫倶楽部は、畑作業終了後もこれからもずっと続きます。
ありがとう皆さん! ありがとう蓼科!
シンボルツリーの下で
次回 11月の畑じまいは、蓼科農園 『最終回』です。
最終回を迎える蓼科農園
お待たせしました。オートスライドをお楽しみください。(約、4分20秒です。)