ナイスカップル

先日、東中野で行われたダンスイベントを観に行った。四文屋仲間の一平さんが出演されると言う事で観に行ったのだが、ちょいとお知り合いのイケメンダンサー・コウヘイ君も出演するって事で、楽しみに東中野へ向かった。
いろんなダンサーが「ラブソング」を踊るって事で、各々のラブソングを選んで来て、即興なり振付なりの作品を踊るというイベントだった。それぞれが選んでくるラブソングも素敵だったり笑えたり、踊りもまたバラエティに富んでいて、すごく楽しいイベントだった。

終演後、まずはコウヘイ君に挨拶。コウヘイ君とはそこまでたくさん話した事があるわけじゃない。彼はすごくイケメンで、背が高くて手足がスラッと長くてスタイルがいい。そして超ストレートでパワフルなカッコいいダンスを踊るのだ。なのでもう、モテなきゃ嘘だ!!!!という感じである。普通ならそんな人に対しては「ケッ!!」とすぐに背を向けてしまう俺だけど、コウヘイ君は、そこまでのモテ男子なのに、なんか、それ以上に根暗な空気を漂わせてるのよね。下手したら、俺のごくわずかな明るい空気ですら、ブラックホールのごとく吸収して無に帰してしまう力を持っている…気がするのだ。その辺が、ただ単に「ひゃっほう!!ダンス楽しい!!」だけじゃない感じがして好きなんですわ。そんなコウヘイ君に終演後にあいさつをしたら、お互いなかなかな人見知りっつう事もあり、そこまで会話も弾まないわけよ。すると彼はすぐさま
「あ、彼女です」
なんつって、近くにいた彼の彼女を俺に紹介するのね。「彼女です」なんてね、まぁ、根暗な空気を醸し出しつつも、やっぱりイケメンですわ。しっかりした彼女がいらっしゃるわけさ。そんでまたその彼女っつう人がまぁ、少女漫画に出てきそうな、大変にキレイな女性なのですよ。俺がもうね、ジャック・スパロウだったら奪ってたね。ジャック・スパロウじゃねえけどさ。「パイレーツオブカリビアン」1作も見た事ないけどさ、それほどに可愛い彼女さんでした。そんでまた、その彼女も、何となく陰りある感じなのな。美男美女のナイスカップルではあるんだけど、二人とも「暗い」ってわけじゃないんだけど、「陰りある」感じなのですわ。何て言うんだろうね、二人とも「萩尾望都の漫画に出てきそうな感じ」とでも言うのかな。うん、少年漫画じゃねえな、あのカップルは。一昔前の少女漫画だわ。って、そこまで仲良く話をしたわけじゃないんだけどね。嫌われるわ、こんな事言ってたら。とにかくナイスカップルです。
しかし俺も「あ、彼女です」とか言ってみたいなぁ。最近は毛布を丸めて抱きしめて寝てます。風邪引きそうです。

来週はそんなコウヘイ君所属のダンスカンパニーの公演が三茶であるので、みんな観に行きましょう！！ぐは、やばい。いつ行こうかなぁ。。
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