本日は銀座に行ってきた。ザギンである。普段は高円寺界隈に出没し、安酒を求めてゾンビのごとく徘徊している俺である。それなのに突然ザギンなどというリッチータウンに降り立ったものだから、俺の中のオシャレ計測器の針は瞬時に振りきれ、若干パニックに陥る。何も無い平らな道でつまづく。
どの建物も銀座だ。当たり前だけど銀座感に溢れている。そんな中、俺、全身和柄だ。いない。銀座に和柄はいない。やっちまった…と思えど、銀座っぽい服なんて持ってない。と言うか「銀座っぽい」とかわからない。わかる事はただ一つ「銀座に和柄はいない」という事だけだ。
なぜにそんな銀座に行ったのかと言うと、銀座にある「ヴァニラ画廊」というギャラリーで『菫色(すみれいろ)の文法』という展覧会が開かれていて、それを見に行ったのだ。いろんなアーティストによる絵や人形やコサージュやオブジェ等が展示されている。誰か知り合いのアーティストが出展している、と言うわけじゃなく、雑誌でよく「古川沙織さん」という方の絵を見て、すごい素敵だなぁ…と思っていて、その方も参加されているので行ってみた。
今回とは関係は無いが、ちょいとした友人に写真を撮っている人がいるんだけど、たまにそのグループ展などを観に行く事がある。けどそれって友達とかじゃないと、なかなかに行きづらいっての、やっぱりありますよね。ホント、アパートの一室とかで、すっごい狭いわけよ。部屋が。演劇とかダンスとかで、「いやぁ、今回はキャパ50人くらいで、すごい狭いところでやるんですよ」なんつうレベルじゃない狭さなわけ。ホント「部屋」なわけさ。そんな場所に知らん人が集っていて、そこに乗り込むと言う、人見知りとして27年間生きてきた俺にとっては、それはもはや自殺行為と言うか、今まで「俺、人見知りなんすよねぇ…」と言ってきた人達に対して申し訳が立たんと。ここはやはり、人見知りを貫いて、知らない人が集う場所などに行くべきではない!!!!けど、もう銀座に来ちゃった!!!!!行くしかない!!!!!!!!!と言う、俺の中の内向軍と外向軍の争いが泥沼に突入しながらも、会場である「ヴァニラ画廊」へ向かう。
会場はビルの4階との事だけど、そのビルの前に到着した時、こらえきれず気持ちが口を割っちゃったよ…
「は、入りづれえ…」
華やかな表通りから一本裏に入ると、そこはもう「実家かよ!!!!」っつうほどに何もないわけよ。そしてそのビルはもう、雑居ビルっつうか、雑ビルっつうか、現実の世界なら通り過ぎるのみで、映画の世界なら確実にホラーのロケで使われそうなビルなわけ。もはや後戻りは出来ない俺は、4階へと、一段一段階段を上がっていく。
会場のドアを開ける瞬間、中から数名の笑い声が聞こえる。「あぁ、いよいよもって入りづれぇ…」とも思ったけど、ここまで来て戸惑ってもいられないので、すみやかにドアを開ける。
そこはやはり、ザ・アパートの一室くらいの広さで、壁にいろんな展示物が飾られている。そして部屋の中央にはソファとテーブルが置かれ、ワインやらお菓子やらで、数名が楽しげに話してらっしゃる。まぁ、そういう輪に入る事は無理なので、とりあえず展示物を見る。
これが、まあどの人の作品もメチャクチャステキだった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
作品もそうだけど、その展示品のレイアウトもそうだし、会場にあるレトロな感じのイスとかテーブルとか、レコードから流れる音楽とか、そしてその場にいる人達まで、全部含めてね、一つの作品みたいな感じで、とてつもなくステキだったのです。なんだろ、あれ、小屋さんかな。ふとレコードをかけたのです。するとみんな会話をやめ、音楽に聞き入った感じとか、一曲終わると、レコードをはずして、ちょっとした曲とかレコード針とかの話を静かにする感じとか、本当に素敵だった。あの空間が。とてもよい刺激になりました。明日までって事で、ぜひぜひこれはおススメです。お時間ある方はぜひ。
どの建物も銀座だ。当たり前だけど銀座感に溢れている。そんな中、俺、全身和柄だ。いない。銀座に和柄はいない。やっちまった…と思えど、銀座っぽい服なんて持ってない。と言うか「銀座っぽい」とかわからない。わかる事はただ一つ「銀座に和柄はいない」という事だけだ。
なぜにそんな銀座に行ったのかと言うと、銀座にある「ヴァニラ画廊」というギャラリーで『菫色(すみれいろ)の文法』という展覧会が開かれていて、それを見に行ったのだ。いろんなアーティストによる絵や人形やコサージュやオブジェ等が展示されている。誰か知り合いのアーティストが出展している、と言うわけじゃなく、雑誌でよく「古川沙織さん」という方の絵を見て、すごい素敵だなぁ…と思っていて、その方も参加されているので行ってみた。
今回とは関係は無いが、ちょいとした友人に写真を撮っている人がいるんだけど、たまにそのグループ展などを観に行く事がある。けどそれって友達とかじゃないと、なかなかに行きづらいっての、やっぱりありますよね。ホント、アパートの一室とかで、すっごい狭いわけよ。部屋が。演劇とかダンスとかで、「いやぁ、今回はキャパ50人くらいで、すごい狭いところでやるんですよ」なんつうレベルじゃない狭さなわけ。ホント「部屋」なわけさ。そんな場所に知らん人が集っていて、そこに乗り込むと言う、人見知りとして27年間生きてきた俺にとっては、それはもはや自殺行為と言うか、今まで「俺、人見知りなんすよねぇ…」と言ってきた人達に対して申し訳が立たんと。ここはやはり、人見知りを貫いて、知らない人が集う場所などに行くべきではない!!!!けど、もう銀座に来ちゃった!!!!!行くしかない!!!!!!!!!と言う、俺の中の内向軍と外向軍の争いが泥沼に突入しながらも、会場である「ヴァニラ画廊」へ向かう。
会場はビルの4階との事だけど、そのビルの前に到着した時、こらえきれず気持ちが口を割っちゃったよ…
「は、入りづれえ…」
華やかな表通りから一本裏に入ると、そこはもう「実家かよ!!!!」っつうほどに何もないわけよ。そしてそのビルはもう、雑居ビルっつうか、雑ビルっつうか、現実の世界なら通り過ぎるのみで、映画の世界なら確実にホラーのロケで使われそうなビルなわけ。もはや後戻りは出来ない俺は、4階へと、一段一段階段を上がっていく。
会場のドアを開ける瞬間、中から数名の笑い声が聞こえる。「あぁ、いよいよもって入りづれぇ…」とも思ったけど、ここまで来て戸惑ってもいられないので、すみやかにドアを開ける。
そこはやはり、ザ・アパートの一室くらいの広さで、壁にいろんな展示物が飾られている。そして部屋の中央にはソファとテーブルが置かれ、ワインやらお菓子やらで、数名が楽しげに話してらっしゃる。まぁ、そういう輪に入る事は無理なので、とりあえず展示物を見る。
これが、まあどの人の作品もメチャクチャステキだった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
作品もそうだけど、その展示品のレイアウトもそうだし、会場にあるレトロな感じのイスとかテーブルとか、レコードから流れる音楽とか、そしてその場にいる人達まで、全部含めてね、一つの作品みたいな感じで、とてつもなくステキだったのです。なんだろ、あれ、小屋さんかな。ふとレコードをかけたのです。するとみんな会話をやめ、音楽に聞き入った感じとか、一曲終わると、レコードをはずして、ちょっとした曲とかレコード針とかの話を静かにする感じとか、本当に素敵だった。あの空間が。とてもよい刺激になりました。明日までって事で、ぜひぜひこれはおススメです。お時間ある方はぜひ。
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