酔いどれ反省会

反省出来ない人の反省文

モヤモヤ…

2023年06月06日 21時34分44秒 | 日記
日々ラジオを聴いているが、ラジオCMで以下のようなものがある。

大人「パナソニックグループのCMに出演中の村山きらりちゃんに質問です」
子供「はい!」
大人「どんな時に幸せを感じますか?」
子供「ママに怒られるかもしれないですけど、遊んでる時です!(てへぺろ)」
大人「一人一人の幸せに寄り添います」
子供「幸せの、力に!パナソニックグループです!」

と言うもの。てへぺろに関してはもちろん言ってないけど、そう言う雰囲気での発言ということで。「てへへ」的な。

おそらくこの村山きらりちゃんは子役なんだろう。テレビを持ってないのでどういう人なのか全然わからないけど、このCMをラジオで聴くたびに、すごくモヤっとする。

1.なぜ遊んでる時が幸せだと怒られるのか
2.なぜ怒る人が母親なのか
3.メディアが「子役」に押し付けるイメージ

【1に関して】
別に遊んでる時が幸せでも良いじゃん!と思うのだが、このCMでは、それでは「怒られる」と言う。つまり子供は、「遊ぶ」と言う自分のための行為よりも、勉強だったり、家でのお手伝いだったりで「誰かの(何かの)役にたつ行為」に幸せを感じるべき、と言うメッセージを感じてしまう。それゆえに、「勉強は何かの役に立つためのもの」という考えに繋がってしまうかもしれないし、「自分自身、何かの役に立たなければならない!」と言う考えに囚われてしまうかもしれない。

【2に関して】
なぜ怒る人が「パパ」ではなく「ママ」なのか。これって父親は外で働き、子育ては母親がするもの、って言う古臭い性役割に則った発想でしかないと思うのだが。

【3に関して】
ジェンダーや人権に関して、まだまだ全然足りないが、マジ牛歩とはいえ、ちょっとずつは進んでる気はするが、子役って、、、どうなの??変わってなくない??「お手伝いをするのが好きです!」「おやつの時間に好きなおやつが出ると、とーっても幸せです!」とか言って、周りの大人から「かわい〜〜〜〜〜!!」って言われる存在でしょ、たぶん今も。それって子供を同じ人として、対等の存在として見ていないというか、そう言うキャラクターとして消費する商品としてしか見ていないというか。それって些細なことじゃなく、そう言う視点が、女性とか性的マイノリティとか他の人種の人たちに対する目線であったりするんだろうと思う。

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20秒くらいのCMだけど、毎回こんなことが心に渦巻いてモヤモヤする…というか、ちょっと気持ち悪くなる。

単純に

大人「どんな時に幸せを感じますか?」
子供「遊んでる時です!」

とかの方が、清々しく受け取れると思うのだが。

このCMに限らず、他にもこんなモヤモヤを抱くCMはたくさんあるし、ラジオパーソナリティのふとした発言に「え、それって…」とモヤることもある。

そう考えると、自分のふとした発言で、誰かをモヤらせてることも、きっと、、てか、絶対にある。それって、一気にゼロにすることは不可能なので、モヤり、モヤらせながら、学んでいくしかないんだろうな、と思う。

「モヤスイッチ」とかみんな持ってればね、その都度ボタン押して「モヤ〜」って鳴るやつね。あれば気軽に話し合ったりできる…こともあるかもなぁ。
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