ふぁ～…

残すところ稽古もあと２日。そして今日の通し稽古は、それはもう悲惨なものだった。や、他のみんなはステキだったし、面白かったのかもわからない。だけど自分はもう、ひどいもんだ。帰りはもう激反省ですよ。帰り、近くの公園で数名、缶酒飲みつつ軽くおしゃべり。そこでダメ出されたり励まされたり。ああ、もうすぐ本番だぜ俺・・・・・・・・むん、大丈夫大丈夫。明日の通しは楽しむ、絶対に。みんな大好き。

毎日毎日王子で稽古をしているわけですが、王子ってメチャクチャ遠いわけですよ。電車の乗り換えは少なくて楽なんだけど、同じ電車に１時間以上乗ったりしているので、果てしなく遠く感じるのです。そしてこの日記、帰りの電車に揺られつつ書いています。王子で乗る時はガラガラの車内でも、しばらくすると混み合ってきますね。車内で見かけた社会人カップルの、男性の方が「ハードロックカフェでさぁ」とか言ってますよ。ハ、ハードロックカフェ？？活字では知っているけど、実際に音として聞いたのは初めてだぜ。後はなんか「ミッドタウン」とか「ボクササイズ」とか言ってますわ。社会人だなぁ。「ハードロックカフェ」にしろ「ミッドタウン」にしろ「ボクササイズ」にしろ、Ｉ君とかと飲んでても絶対に出てこない単語だよ。
かと言って俺は「どうせ俺らは社会のはみ出し者だぜ」と言うほどひねくれているわけではない。正直そういうロックンロールニガー的なアンチ感にあこがれるところはあるが、いかんせんインサイド・オブ・ザ・ソサイアティでモガモガしているので、とんだピエローモンキーですよっつう話。あ、ピエロとイエローモンキーかけてみたんだけど。あ、はい。酔ってますわ。まぁ、もう年齢も年齢だからね。しっかりとアラサーっつう年齢なわけですわ。そんな年齢で「セックス・ピストルズ」みたいな事もちょっと恥ずかしいじゃないですか。まだ俺が二十歳前後ならいいけど、アラサーになって「あ～～～～いあ～ま～～～～～、あんちくらいすた～～～～!!!!!!」ってのもどうかと思うわけですよ。



ああ、でもやっぱりカッコいいなぁ。あそこまであからさまなアンチじゃなくても、アンチ精神は持っとくべきだよなぁ。まぁ、受け入れる事も大事だろうけどね。そこの見極めが大事なのかね。それが大人なのかね。そうしてアウトサイダーな気になっているインサイダーになって悶々とするのかね。いつまでたっても悶々デイズからは抜けられんぜ。