結局

この風邪は回復の方向に向かっているのだろうか。昨日スーパーに行った際、葛根湯を買おうと店内にある薬局へ。葛根湯が何種類かある。「何が違うんですか？」とレジにいたおじいちゃんに聞いたところ、おじいちゃんは

「メーカーが違うだけでね、結局同じなのよ。結局ね、処方はね、変えられなくてね、結局ね、そう、同じ。同じなのよ結局。結局そう、処方はね、うん、結局ね、変えられないの。結局ね、そうそうそうそう、処方がね、うん、そう、結局そうなのよ。結局ね、同じなのよ」

ものすごい「同じ押し」だけど、ものすごい同じ事しか言ってない。とは言え、そこまで「同じ」と言われると、同じく２本入りなのに700円のと1000円のがあるのはどう説明してくれるのか。何だろう、あまりじっくり見なかったけど、量とか違うのだろうか。まぁ、そこまで「同じ同じ!!!!」と言われちゃあしょうがないので、とりあえず一番安いのを購入。高い方が効き目があるという素人目線で高いの買ったら、なんか怒られそうだしな。「結局は同じ」ってだけの事を、さっきの5倍くらいの長さで言われそうだしな。一番安いのを買い、会計を済ませた後、おじいさんはポツリと

「まぁ、うがいはしてね」と。

それがなんか、本当にポツリと言った一言だったんだけど、すごくズシンときたのですね。おじいさんの言い方もなんか「これが全て」みたいな感じに重みがあったのですよ、本当に。なんか、葛根湯とか買ったけど、結局手洗いうがいなんだなぁ、やっぱり。と思ったのでした、と言う話ですね。結局。