酔いどれ反省会

反省出来ない人の反省文

言葉との出会い

2015年02月19日 21時24分37秒 | 日記
「人生のちょっとした煩い(グレース・ペイリー著/村上春樹訳)」を読んでいる。

外国人作家の作品というのは、物語の視点とか言葉の言い回しとかが日本人とは違うなぁ、と。

まぁ、作家にもよるだろうし、文化や歴史的な背景の違いなどもあるんだろうけど、何となく現実味というか、文章の肉感みたいなものが僕には感じられなくて、読んでてひとつも面白くないなぁ、と思っていた。それで断念しちゃったんだけど、


「海外作家の邦訳は、言葉の文字間や行間からどこまで読み解けるか、想像できるか」

という言葉を聞いて、なんだか妙に納得してしまった。「行間からいろいろ想像する」という事は、芝居でもそうだし、今までいろいろと言われたことがあるけども、今、この言葉をかけられて、なぜか「あ、そっか」と、すごく腑に落ちた感じがした。

日本人作家の作品を読むときもそうだよなぁ、と思う。物語のわかりやすい激しさだったり、ハッキリとした展開、言葉の選び方とか言い回しと言った、そういう目に見えるところしか見てなかったなぁと。

もちろんそれらも大事なことだし、それだけで面白い作品というのもすごいと思うけど、もっといろいろ気にして読めたら、もっともっと面白いだろうな。
そんな事を考えたら、昨日までイライラして全然読み進まなかった本が、驚くほどスーっと読めるようになった。

とは言えね、すぐに「すごい面白い!」となったりはしないけれど、ストレスなく読み進められるようになったのは非常にびっくり。

つくづく自分って単純な性格だなぁ、と思うと同時に、言葉との出会いのタイミングっておもろいなぁ、と思ったのでした。

しかし本当に、仕事をしろ、自分。。

書を捨て、仕事をしよう。いや、捨てなくていい、書を閉じ、仕事をしよう。

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・鶏手羽元のにんにく酢醤油煮
・水菜と玉ねぎのサラダ

簡単で美味しいのでハマってしまうわ。

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