酔いどれ反省会

反省出来ない人の反省文

2024/8/24(土)

2024年08月24日 12時50分59秒 | 日記
日々、仕事には弁当を持参している。
毎日あれこれおかずを変える余裕などないので、
土日で作り置きのおかずをドーンと大量に作り、朝にそれを詰めるだけというもの。
なので1週間の弁当は毎日同じ内容になる。というか、土日に作る作り置きおかずも、
たいてい毎回同じものしか作らないので、1週間と言わず、もう、毎日同じ内容だ。
「毎日同じものを食べ続けて飽きないの?」と、他人に問われずとも、自分でもそう思うが、
不思議と飽きない。さらに言えば、朝ごはんも、ほぼ毎朝同じメニュー。
それでも飽きずに毎朝美味しい。ルーティンってやつだろうか。

日々自炊をしていると「料理好きなんだね」と言われることがあるが、
こうも同じものしか作らないとなると、「料理好き」と言えるのか怪しくなってくる。
自分は料理が好きなのだろうか。
「料理好き」のイメージとしては、旬の食材を使ったり、
「あれ作ってみたい」「あの食材を使ってみたい」など、
自身の料理の幅を積極的に広げていくような人を個人的には思い浮かべるが、
僕自身は、とにかく安さ最優先で、いつも同じような食材を買い、
同じようなものばかり作ってしまう。変化といえば、
ポテサラがマカロニサラダになったりスパサラになるくらいのものだ。
もっといろんな食材を使ったり、同じような食材でも違う調理法で別なものを作ったりと、
自分の料理の幅を広げたい…と思ったりもするけど、
なんか面倒で、結局いつも同じようなものばかりになる。
これって「料理好き」と言えるのだろうか。
「自炊好き」とは言える。自分で作って食べることは間違いなく好きなので
自炊は好き。これは胸を張って言える。しかし「料理好き」かどうかは自信がない。
まぁ、自分の中の数少ないレシピの中から「今日は何作ろうあなぁ」とワクワクし、
作るのも食べるのも好きではあるから「料理好き」と言っても良いのかもしれないが、
そんな半端な状態では、世の「料理好き」の方々から総バッシングくらいそうなので、
「自炊好き」くらいでとどめておこうと思う。

「趣味はなんですか?」
「自炊が好きですね」
「へー、お料理好きなんですか?」
「いや、料理っていうより、自炊が好きですね」
「ん?へー…、得意料理はなんですか?」
「いや、だから料理が得意ってことじゃないんですよ」
「え、と、よく作るお料理とか…」
「よく作るものばっかりですね」

めんどくせーーーーーーーーーーー!!!!!!!!

これは相当面倒くさいやつだ。。難しいな料理との距離感。。

職場で手作りの弁当などを食べてると
「ご自分で作ってるんですか?」
から始まり「料理お好きなんですか?」的な流れもあると思うが、
基本的に毎日一人で食べているので、その点は安心だ。

そして弁当箱も、別に一人で食べているのだから、誰に見られるわけじゃないしと、
毎回100均で買ったタッパーにあれこれ詰めて持って行っていた。
それが35歳くらいになった頃だろうか、何となく
「ちゃんとした弁当箱が欲しいな…」と思うようになった。
誰かに見せるためというより、なんか、もうアラフォーだし、
弁当箱くらいはちゃんとしたい、とか思ったのかなぁ、覚えてないけど。
それで、いろんなお店で弁当箱をあれこれ物色することに。
「大人の弁当箱」というと、10人中9人は「曲げわっぱ」をイメージするだろう。
残りの一人は、なんかいやらしい弁当箱を想像する異次元の想像力を持っている人だろう。
僕もまずは曲げわっぱを思い浮かべ、実際にあれこれと見て回った。
四角が良いか楕円形が良いか、2段がいいか1段がいいか。
そうして見ているうちに、ふと、こんな思いがよぎった。
「自分、曲げわっぱって器か…?」
曲げわっぱの弁当箱が持つ、洗練されたような見た目から、
「いや…自分、まだそこまでの人間じゃないっす…」と思ってしまった。
「そこまで」ってどこまでだよ…と今では思うが、その時はそう思ってしまったんだなぁ。
では自分にフィットする弁当箱って何だろう。
もっと地味で、無骨な、「自分、不器用ですから」的な、そんな弁当箱ってどれだろう。
工事現場で働く男性が持ってそうなイメージの、
あの3段くらいになってる、おかず、ごはん、汁物で保温がきく弁当箱も考えた。
しかしあれはさすがにゴツすぎる。悪くないが、移動が多い日などは持ち歩くのが面倒だ。
できればもっとシンプルなものの方が良い。そんな時に出会った、こちらの弁当箱に。



あーーー、懐かしいなぁ、アルミの弁当箱。

幼稚園の頃とか、何かキャラクターの絵が描かれたアルミの弁当箱とか使ってた気がする。
と言うか、多くなかったか?当時、そういう弁当箱だった子。そうでもないのかなぁ。
見れば、そのような、子供用のキャラクターが描かれたアルミの弁当箱が、
少ないながらも、今でも売ってはいるので、一定の需要はあるのだろう。
子供の頃に使ってた記憶も朧げで曖昧だし、おかずは何が入っていたかなんて
全く覚えていないけど、懐かしさだけはしっかり感じる。

あぁ………もうこれだな。これしかないな。。

馴染む。もう馴染むもの。

お前、こんなとこにいたのか、さ、帰ろう、、って感じだもの。

食べる器で味わいが変わるっていうけど、弁当箱もそうだよな、絶対。

いつもと同じおかずでも、プラスチックのタッパーで食べるより美味しく感じる…気がする。たぶん。きっと。

今度は箸とかにもこだわりだしたりするのだろうか。50歳くらいになったら。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする