酔いどれ反省会

反省出来ない人の反省文

第一回SDD会を終えて

2020年05月12日 21時31分22秒 | 日記
第一回ソーシャルディスタンスダンスの会(SDD会)、友人のダンサーが3人も集まってくれた。

みんなで僕の部屋の近所を散歩しつつ、いろんな場所で、ソーシャルディスタンスを保ちつつ、好きに踊るという。

僕一人の時とは当然勝手が違う。

僕自身、何かを先導して行うとか、場を仕切るとかが非常に苦手な人間である。

でも僕の呼びかけで集まってくれたので、僕が一応この場を先導していかねばならない。

やった事としては、善福寺川沿いをちょこちょこ歩いて、3か所で、それぞれ20分~30分くらい踊った。

その他は、4人でただただぼ~っとしたり、近況を報告し合ったり。

僕の仕切り下手にも関わらず、集まってくれた人たちは各々楽しんでくれたようだけど、

そもそも誰かが仕切るという会ではないんだなーと、終わってから思った。

僕自身の変な癖と言うか、変な気遣いというか「せっかく集まってもらったんだから...!」

という余計な思いがわいてしまい、僕自身あまり踊ることに集中できなかったように思う。

でも、それが「人と踊ることなんだなぁ」と思ったりもして、

人と踊る感覚をだいぶ忘れてしまっていたのかもしれない。

踊っている時間よりも、ただ4人でぼ~っとして話してる時間が心地よかったりもして、

それは昨今のコロナ事情で、おいそれと人には会えない状況だからだろうとも思ったけど、

人と踊るうえで、こういう時間ってとても大切だなと思ったりもした。

「会話」がとても重要だと思う、、まぁ、僕の中でだけど。

ずっと一緒に作品を作ってきて、同じ釜の飯を食う間柄であれば、ある程度の共通言語が生まれるし、いろんな感覚を共有できるので、それも大切なこと。

でも会話がやはり必要だと思うんだよなぁ。それは別にどういう会話でもいい。

ぼ~っとしながらの雑談でもいいし、酒の場でもいいし、リハ後の電車の中の会話でもいい。

そんな事いつもやってる。常に誰かと会話をしている。

でも今はそれが出来ない状況。

今まで当たり前にやっていたことが出来なくなり、今回ソーシャルディスタンスダンスをやってみて、

今まで当たり前にやっていたことを見つめなおすきっかけになったように思う。

とても良い時間だった。そしてこんなよくわからない思いつきに集まってくれる仲間がいるという事も幸せなことだなと思った。

集まれなくても、「行きたい!」と言ってくれる仲間がいることもありがたい。

第一回SDD会の後、一人で近所を散歩しつつソーシャルディスタンスダンスをやってみた。

ソロソーシャルディスタンスダンス(SSDD)である。無理くりネーミングである。

それはやはり、誰に気を遣うでもなく、自分の好きなように、好きなものを感じて、好きなように動いて、とても気持ちよかった。

僕にとっての踊りは、とても個人的なものなのかもしれない、と思った。

だからと言って、誰かと踊るのをやめる?と言うと、それも違う気もして、

個人的な感覚(踊り)と、誰かと時間や場所を共有する感覚(踊り)、どちらも大切にしていきたい。

やり方や場所など、いろいろ変えつつ、試し試しで続けていこう。

コメント
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