おかずブログ

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近場で撮影した植物などがメインとなります。

191006嵐山界隈・アサギマダラ

2019年10月12日 | 京都

191006嵐山界隈・アサギマダラ

10月初めの日曜日の6日、天気も悪くはないことだしで、自転車で

平岡八幡宮を目指す。

桂川沿いの自転車道を松尾橋まで。大橋を渡り太秦迄。

太秦から鳴滝に出て、平岡八幡宮。

今回は松尾大社には寄らず、松尾橋西詰の満開のコスモスを見てから、

松尾橋を東に向かい「斎宮神社」。側には「有栖川」もある。

斎宮神社は斎宮が斎王として伊勢に行く前に有栖川で精進潔斎して

過ごした場所。同様の施設が昔は近辺にいくつかあった。ここの斎宮神社の前身の

「野々宮」はどの斎王が使用したのか不明である。ともかくも小社。

平安時代当時だって大きな社を構えていたわけではない。

進路を自由に取って、太秦。JR太秦駅近くから北上して鳴滝。

鳴滝は以前は砥石の生産地。

鳴滝→福王子→平岡八幡宮。この八幡宮も観光寺社ではない。

八満宮の前を今までに自転車やバスで5回以上は通っているはずなのに、

この八幡宮に寄ったことはない。今回が初めてである。

八幡宮は彩色の花の天井画として有名。でもこの日は祭礼で拝観停止。

祭礼と言うことは知ってはいたのだが、天井画を見る見ないはどちらでも

良いわいと言う程の気持ちだった。見られないことに対しての失望感は

ないのだが、いつか見ることがあるだろうか・・・。

以前は村の鎮守社だったのだろうと思えるほどの小規模な一宇である。

しかし「八幡宮」とある以上は大分の「宇佐八幡宮」を勧請したものだろう。

確認するために史書をひも解いてみると、確かに宇佐八幡宮を勧請とある。

しかも勧請したのは弘法大師空海、神護寺とも関係が深く、文覚が再興したとあれば、

それだけ由緒ある一宇と言えようか。

 

八幡宮から三宝寺。紅葉の風景が良いと聞いたことがあって、

10年ほど前に一度だけ行ったことがある。

ここには円山公園の名桜の叔父とか叔母とかいう老桜もあると聞いたのだが、

前回行った時にも分からず、今回も、それらしき桜は見つからない。

はるかな以前に伐採されたのだろうか?

三宝寺も鳴滝にあるのだが、鳴滝川を少し見る。

鳴滝川は小流で、御室川、天神川と名を変えて桂川と合流している。

しばしこそ人目つつみに堰かれけれ 果ては涙や鳴滝の川
                                                    「西行 山家集」

鳴滝や西の川瀬にみそぎせむ 岩こす波も秋や近しと
                 「藤原俊成 長秋詠藻」 

鳴滝からは宇多野・広沢と進路を取り「常寂光寺」。ここの「キバナノホトトギス」が

咲いている頃だろうと思って行ったら、咲き始めのちょうどよい時期であった。

他に3種ほどのホトトギスも見ごろ。

ついでに三秀院・天龍寺と立ち寄ってみたが花は少ない。ちよつと残念。

夕刻に帰宅。

 

10月09日には近くのアサギマダラの飛来地である数か所に行ってきた。

渡りをする前のアサギマダラが数匹飛び交っている。良い光景ではある。

旅を始める前のごく限られた短い時間内の邂逅。うれしいことに違いない。

なんとか数葉をカメラに収める。下の写真の10.06は10.09のミスです。

この二日の画像は下にあります。御覧願います。

191006嵐山界隈

 

 

 

 


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