20日、天気も良いことだし、桜も咲いていることだし、
予定もちょうど空いていることだしで、桃山と淀に向かった。
桃山と言うのはJR桃山駅。境内にただ一本ある
見るためにもう10年ほど前から通っている。
無論どうしても行けない年もあったとは思うが、この時期には
ほぼ毎年行っていることになる。
20日ではすでに蕊だけになったのも散見できる。でももちろん
満開、見頃だ。見事だ。
ひとしきり撮影し、堪能してから御香宮神社の方に向かう。別方向の
乃木神社にもと思わないわけではなかったが、行っても見るべきものは少ない。
御香宮のソテツは、おそらくは京都市内で1番大きいのではなかろうか?
福岡の香椎宮や静岡の美保神社のソテツも大きさにおいて記憶に残って
いるのだが、この宮のソテツも両所のソテツに比肩できるものだろう。
御香宮も歴史的には様々なことがあったのだが、ここでは歴史には触れない。
御香宮を出てから宇治川派流に向かう。大手筋はなんと人がたくさんである。
まだ自粛中、緊急事態期間中のはずだが、もう解除されたのかと一瞬
思ってしまったほどだ。
月桂冠の通りから建長寺、そこから派流を途中まで行き、引き返して京阪中書島駅。
建長寺は小宇。桜守の佐野さんの「糸桜」ももう少し待たないといけない。
川べりに咲くシロヤブケマンがわずかに咲いていた。
京阪中書島から淀。ここの緑地の河津桜もほぼ10年前からである。
普通の河津桜も早いのは満開近い。遅いのはまだ数輪しか咲いていなくて、
バラツキがある。寒緋桜と大島桜の自然交配種だったと思うが、寒緋桜の
遺伝子の強いのを「正月桜」と呼んでいて、それは12月から咲き始める。
寒緋桜の赤味を受け継いだ桜である。二本あるその木はもちろん見頃である。
たくさんというほどではないのだがメジロが蜜を吸いにやってきていた。
いくら華のある河津桜とはいえ、メジロのアクセントがあるとまた違う
写真になる。
ここの桜の最盛期は3月に入ってからだと思うが、それでも河津桜の
豪華絢爛さに酔い痴れた思いがする。
ということで、まずまず良いお花見になったのではないかと思う。
例によって画像は一番上から入って下さい。ワンドライブにリンクしています。
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