16.02.16 河津桜と寒桜
淀緑地に「河津桜」が咲いているという報に接したので16日に行ってみた。
年中行事のように毎年見に行っている桜である。いつもは3月20日頃に満開になるのに、
今年は少し早い。
河津桜の木が200本以上あるとのことだが、行ってみると、咲いている木はまだまだ少なく、
多くは蕾の状態だった。それでも10本以上は開花している。大きい木の2本は
今がまさに満開。素晴らしい咲き具合である。
開花している木は少ないけど堪能できたと思う。欲を言えば切りがない。でももう一度来月に行きたい。
下の画像は早咲きのモクレン。今は蕾だが、間もなく咲き、4月になるまでに散ってしまう。
淀緑地から京阪「淀駅」に戻り「中書島」下車。宇治川派流の散策。ここも桜の頃には素晴らしい景観を
見せる。ソメイヨシノは今はまだ裸木である。下は「淀城址」。
ここの「ヤドリギ」も一見の価値ありだと思う。こんなに一本の木を丸ごとヤドリギが乗っ取ったような
光景はかなり異様だ。程度の差こそあれ10本ほどの木にヤドリギがついている。
宇治川派流はかつての伏見港で「閘門」設備がある。船の航行のために水位を調節する仕組みのこと。
菜の花やオウレン、シロヤブケマンも撮影。
坂本龍馬で有名な寺田屋の方には行かずに黄桜酒造の庭を通り抜けて、御香宮神社。
小堀遠州ゆかりの神社でもあるのだが、ここも長い歴史の奔流にもてあそばれた神社とも言える。
樹齢400年ほどのソテツ、名水の「御香水」がある。
御香宮神社からJR伏見桃山駅。駅に寒桜があり、利用者の眼を楽しませている。