おはようございます!
リングビーの三喜工業です。
昨日は、一昨日に続いて川崎市宮前区の小学校でリングビーを
使った体育の授業をさせてもらいました。
昨日は予定通り
リングビースローランゲームを行いました。
時間の関係で1試合しかできなかったのは残念でしたが、ゲームは
とても盛り上がり、子どもたちも楽しんでくれたようで良かったです。
昨日の授業は校長先生もご覧になっていましたが、ゲームのルールは
とてもいいと言っていただきました。
小学校の体育で行うベースボール型のゲームには、先生方は皆さん
苦労をされているようです。
何が問題かと言うと、まず野球に普段接していない子は投げられた
ボールをバットで打つことができない、ティーの上に置いたボールでも
なかなか当たらないそうです。
逆に、クラブなどで野球をしている子がバッターになると、当然
遠くまでボールをかっ飛ばします。すると守備についている子たちは
1人がボールを追いかけ、他の子たちはそれを見ているだけ、という
状況になりやすいそうです。
これでは、球技が苦手な子にとってはつまらないでしょうし、
余計に苦手意識が湧くかもしれません。
そこで、スローランゲームはまず打つ動作をやめることにしました。
打つ代わりに、ホームベースにあたる位置からリングビーを
思いっきり投げます。
投げたら、4m離れた位置(野球で言うマウンド方向)に置いてある
カラーコーンに向かって走りコーンにタッチします。これでもう1点です。
そして次にホームベースにおいてあるコーンまで戻りタッチすると
さらに1点追加。あとはこの繰り返しで1点ずつ加点していきます。
守備チームがリングビーをホームベースのそばに置いてある守備用コーン
に入れた時点で攻撃側はアウトになります。
守備チームは、3人が守備につきます。リングビーを持っての移動は
禁止なので、パスを回して守備用コーンまでリングビーを運びます。
このようなルールで行うゲームですが、今までご覧になった先生からは
いろいろな点で評価していただいています。
例えば、
・守備がもたつくとその間攻撃側はずっと走り続けるので、相当な
運動量になる。
・仮に守備側がどんなに早くパスを回したとしても、攻撃側が
1点も取れないという事はまずないので、投げる力が弱い子でも
チームに貢献できる。
・守備チームは3人ずつしか守備につかないので、プレーに絡む機会が多い。
・リングビーはあたっても痛くないので、ボールだと怖がる子でも
積極的にプレーできる。
などです。
実際このゲームをやっていてつまらなそうにしている子はあまりいません。
小学校の体育の授業でベースボール型のゲームで頭を悩ませている先生に
これからもどんどん紹介していけたらと思います。
フライングディスク リングビーのホームページ
http://www.ringbee.jp/