おはようございます!
リングビーの三喜工業です。
今日の川崎は久々の青空が広がっています。
ここ数日はどんよりした天気が続いていましたが、夏らしい
天気が戻ってきた感じです。
さて、小学校はいま夏休みの真っ盛りですが、夏休み前には
ぎりぎりまでリングビーの授業で小学校に行っていました。
私たちの会社がある川崎市の公立小中学校は2期制を採用しています。
2期制だと、夏休みに入るのが3期制の学校よりも若干遅く、実際
リングビーの授業で夏休み前に最後に小学校に行ったのは7月22日
でした。
川崎市では授業時間の増加などを目的に、2006年度より2期制を
本格導入しました。
全国的にも2002年頃から2期制にする学校が増えたようですが、
最近元の3学期制に戻す動きが出てきているようです。
2010年7月2日 朝日新聞より引用
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『2学期制から撤退続々 授業増効果期待外れ、現場に不評』
前期と後期の「2学期制」を採用した公立小中学校で、
元の3学期制に戻す動きが相次いでいる。2学期制を採れば、
3学期制に比べて始業式や終業式、定期テストなどの回数が減り、
その分を授業に回せるメリットがあるとされてきたが、実際に
はさほどの効果がなく、逆に「前期の中に長い夏休みが入る
などしてメリハリがつかない」と不評を買う結果に。
一時のブームは冷めた格好だ。
1年を前期と後期に分ける2学期制では、9~10月に数日間の
秋休みを置いて境目にすることが多い。学校週5日制が完全実施さ
れた2002年ごろから、授業時数を増やそうと導入する学校が急増。
文部科学省によると、導入した公立小の割合は04年度の9.4%が
07年度は20.2%、公立中学校も04年度の10.4%から
07年度は21.9%に増加した。ただし、右肩上がりだったのは
ここまで。直近の09年度の調査では小学校21.8%、
中学校23.0%とわずかに増えてはいるものの、現場に目を
落とすと評価する声は減っており、中止する学校が続いている。
~中略~
横浜市では04年度までに約500の小中学校のほぼ全校が
2学期制を導入したが、今年度、計11の小中学校が3学期制に戻した。
中学校の校長の一人は「長い夏休みの前に通知表がなく、何を目標に
勉強してよいのか戸惑う生徒がいた。期末テストを終えて、通知表を
もらって夏休みに入るという3学期制のほうが、気持ちの区切りになる」
と明かす。
徳島市教委も今春、全46の市立小中学校で05年に導入した2学期制を
やめて3学期制に戻した。ここでも「けじめが付けにくい」
「学習や運動に最も適した時期に秋休みを置くのはよくない」
といった不満が現場や保護者から上がっていたといい、市教委が実施した
アンケートでは小学校長の7割が「3学期制が良い」と答えたという。
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引用ここまで
小学校では定期テストはないので、子どもたちにとっては通知表を
もらうかどうかの違いくらいしかないのかも知れません。
ただ中学生になると定期テストがあるので、期末テストが終わって
通知表をもらって、長い休みに入る方がメリハリは付くように思います。
3学期制が当たり前だった私としては、長い休みが待っているから
期末テストを頑張れた、というのもあるような気がします。
「やってみた結果良くなかったから元に戻す」というのは仕方がないと
思うので、現場の先生や子どもたちに負担がかからないよう変わっていけば
いいと思います。
ただ、同じことは繰り返さないでほしいですね。
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