Travel Sketch
旅の記憶を写真でスケッチ
フィンランド旅行記 2015 3日目 サーリセルカの1日目 微妙なオーロラ
2015.09.14 ![]() オーロラチャンス3日目。 サーリセルカに着いてから見上げるとずっと曇り空。それは夜になっても変わらなかった。全くのお手上げ状態で、いつもなら10時から観測に出かけるところもこの日は中止。もしも夜中にオーロラが出るようなことがあったら、上釜さんが部屋に電話をしてくれるということになった。 ということで、部屋のサウナを満喫し、ここまでの寝不足を解消するため、早めに寝ることにした。 オーロラツアーに参加して解ったことは、思った以上に寝不足になるということだ。毎晩、食後22時頃から外に出かけ、寒い中をひたすらオーロラが出るのを立ったままで待つ。荷造りの時、キャンプ用の椅子を持って行こうかと準備したのだが、二つで1kg以内と軽い3脚タイプの折りたたみ椅子でも、スーツケースに入れてみると結構場所を取る。何度か入れては出して…を繰り返し、結局持って行かないことにした。 オーロラ観測が終わるのが0時頃、部屋に帰って風呂に入り、ベッドに倒れ込むのは3時近くなってしまう。ツアー中、睡眠時間3~4時間で過ごすことになる。 これが冬のツアーなら、昼間は雪で埋まった街では、見るところもやることもなく、睡眠…という選択も出来るのだが、雪のない9月、しかもあまり寒くない…となれば、自然と足は外に向き…。結果、寝不足の毎日となってしまうのである。 オーロラを見に来ているので、見られず寝るのは不本意きわまりないのだが、明日はきっと見られるはずだ…と根拠のない自信を胸に、少しほっとして寝ることにしたのである。 ところが… 遠くで電話が鳴っている…ような気がした。部屋の電話が鳴るわけ無いよな…と朦朧とした頭で考えていると、やっぱり鳴っている。やっと、我に返り電話を取ると「出てます」という上釜さんの声。時計は3時をまわっていた。 何せ、今日は完全におやすみモードだったので、当然カメラも準備なんかしていない。そこから大慌てで服を着て、カメラを三脚にセットしながら外に飛び出した。すでに、皆さん三脚を持って歩いている姿が遠くにあった。 ホテルから歩いて数分の所、道路の上に橋が架かっている。その上がベストポジションらしい。橋の上に三脚をセットし、東の空に目をこらす。少し白みがかった空に薄い緑の線が見えた…ような気がした。カメラを除いてみると、間違いなくオーロラだ。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 何となく…見えたでしょうか? 4時近くなると空は明るくなり、オーロラも姿を消してしまった。 ![]() ![]() 翌日、その橋に行ってみた。 ![]() ![]() これまで1勝1敗1分け…といったところだろうか。 決着は最終日に。吉と出るか凶と出るか。 もちろん、雨男だということは、誰にも言っていない。 ![]() にほんブログ村 |
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11月30日(月)午後2時~3時30分
場所 ワールド日比谷サロン
いい情報教えてくださってありがとうございます。
必ず行きます。
いのぶーさんは、こられますか?