goo

介護保険の申請 その5


病室に行ってすぐに確認するのは、朝、昼と食事を取ることが出来たかということ。
最近×印が多くなってきた。
夕食は寝てしまっていて食べることが出来ない日が多くなってきたので、朝、昼どちらでも少しでもいいから食べているとほっとする。
食べたいという気持ちは、生きようという意思の表れだ。

第2回目の訪問看護
前回と同じ男性二人が来てくれた。
体温、血圧を測り、清拭。今回は石鹸(Doveボディソープ)を使って、身体と足を洗ってくれた。

2回の訪問看護を体験して、これなら自分たちでも出来たかなと…。
やり方さえ解ってしまえば、家族がやった方がいいなぁ。夜間の緊急対応サービスが使えるのは心強いが、緊急になったら訪問看護に連絡するより救急車を呼ぶだろう。訪問看護の必要性に少し疑問を持った。
母が後でカミさんに「すこしはずかしい」と言ったそうだ。訪問看護に来てくれたことに満足で、そこまで頭が回らなかった。次回は女性の看護士さんに来てもらうようにお願いしよう。

要介護認定
7月28日、介護申請を出してからちょうど1ヶ月後、郵便受けに要介護認定通知のピンク色の封筒が届いた。
結果は「要介護1」だった。
ケアマネージャーさんの話だと、医師からの報告に「末期癌」という記述がなかったことが「要介護1」にとどまった理由ではないか…と言うことだった。ケアマネージャーさんも2以上は行くと予想していたみたいだ。

「要介護1」だとベッドが介護保険では下りないそうだ。7月分は実費(と言っても1000円も違わない)で、来月から医療保険でやってくれることになった。
オムツは要介護3からだからこちらもNG。

ケアマネージャーさんに次回の訪問看護は女性の人も一緒に来てくれるようにお願いした。

7月31日入院
日曜日の昼、医者である母のいとこがお見舞いに来てくれたのだが、明らかに昨日までと容態が違っていた。
話もあまり出来なくなって、血尿も下血に近い色だった。
2時に別の(こちらも医者の)いとこ達が来てくれることになっていたので、判断を仰いで入院させましょうということになった。
2時過ぎに来て顔を見るなり、入院が決定した。

今後、要介護認定を申請する方へ
とにかく介護が必要かなと少しでも思ったら早めに申請すること。要介護認定がおりるまで早くても1ヶ月掛かります。
担当の医者とよく話し合うこと。
今回失敗したのは、医者と打ち合わせをしていなかったこと。
(全ての医者という訳ではないでしょうが)医者はあまり介護保険の内容を理解していません。
まず、最寄りのケアセンターへ相談に行き、医者からどういった内容の報告があった方がいいか確認しましょう。もちろん嘘や過剰にということではなく、たとえばただ「癌」ではなくちゃんと「末期癌」と報告してくれるように医者を教育することも必要。

医療保険が使える場合があるので、介護保険にするか否か、その方法も含め最初によく相談する方がいいでしょう。

初めてのことで何をしたらいいか解らない私たちのような方は、まず役所の相談コーナーに行って、介護について相談することからはじめたほうがいいでしょう。地区によっていろいろなサービスが受けられる事もあるようです。
社会福祉協議会では、介護ベッドや車椅子の貸し出しもありました。実際、車椅子は当日いきなりでも借りることができたので、とても助かりました。

介護に携わる全ての方に、あらためて感謝です。

コメント ( 0 ) | Trackback ( )
« 介護保険の申... まるで「レナ... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。