goo

ロンドン旅行記 - 2日目 その4 セント・ポール大聖堂

2009.9.5 セント・ポール大聖堂~

ミレニアム・ブリッジから見るとちょうど正面にドーム形の屋根が見えるが、入り口は西に向いているため側面に到着する。何かのイベントの準備をしているようで、作りかけの彫刻がいくつか立っていた。
側面にある大きな窓はステンドグラスだろうか。上側と下側に天使の彫刻がある。






大聖堂入り口は各国の団体さんで混んでいた。しばらく並んでから、お一人様11ポンドの入場料を払い中に入る。20年前は特定の場所以外は無料で、ささやきの回廊などの有料部分も50ペンスくらい。写真もOKだった。
なんといっても天井がすばらしい。金色に輝く天井を持つドームの直系は約34メートルもある。内陣、後陣のすばらしい装飾を見た後、ささやきの回廊へ続く階段へ向かう。
ささやきの回廊(Whispering Gallery)は高さ30メートルのところに位置し、257段の階段を登ったところ。壁に沿って埋め込まれている腰掛けも、いい感じにすり減っている。ささやきの回廊は、Whispering Galleryというその名のとおり、天井画を見るためのギャラリーだ。下から見るよりさらに迫力ある天井画を見ることが出来る。また、下にいるときは気がつかないが、ここから見る大聖堂のフロアの模様も一見の価値がある。
さらに人ひとりが通る事の出来る狭い階段を119段上ると「石の回廊」に着く。ここで気を許さずに、さらに一気に152段上の「金の回廊」まで登ってしまった方が楽だ。
金の回廊は、大聖堂から85メートル、528段のところにあり、外周を一周できる。回廊は狭いので、人がすれ違うのも大変。本来は、係の人が同じ方向へ誘導して居るようだが、この時いたおばちゃんがサボっていたみたいで、両側から人が歩いてきてあちこちで渋滞が出来ていた。人数の多い方に従って廻っていたが、後1メートルくらいで出口というところで、何を思ったかおばちゃんが逆に廻れと言い出した。もちろんエクスキューズさせてもらったが。




拡大すると観覧車やOXOビルが見える。



渡ってきたミレニアム・ブリッジとテート・モダン。



手前にはかなり大きな駐車場と複合ビルらしき大きな建物を建設中。オリンピックの準備で、あちこち工事しているみたいだ。奥に見えるのは巨大タケノコビル。



大聖堂正面にある、双塔を上から見ることが出来る。



石の回廊まで降りてくると、さっきの塔を目の前に見ることができる。



セント・ポール大聖堂に登ろうと思っているのなら、なるべく帰国する間際に登ったほうがいい。日頃運動不足な日々が続いていたので、翌日から足にきてしまった。
地下は納骨堂となっており、ネルソン提督やチャーチル首相などの著名な人たちのお墓がある。厳かな雰囲気だ。

セント・ポール大聖堂から北へ200メートルほど行くと、映画「クローサー」でナタリー・ポートマンがアリスという名前を拝借したポストマンズ・パークがある。こぢんまりとしているがよく手入れされているこの公園には、人命を救った人の名前とその行動を記録したプレートが飾られている。行ったときも、孫を連れたおばあちゃんやちょっと一休みしている女子大生(っぽい人)がいるだけで、ここだけ異空間のような静けさがあった。






こちらがアリスのプレート。







海外ツアーの検索
コメント ( 0 ) | Trackback ( )
« ロンドン旅行... VAIO クラッシュ »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。