長野～札幌～東北 旅行記 2日目 その2 仙台港

2011年10月7日：長野～仙台 仙台発苫小牧行きのフェリーは、19:40発。 サイトを見ると出港の90分前までに乗船手続きを済ませるように書いてある。ということは仙台港フェリーターミナルに18時には着いていなくてはならない。 長野から仙台までは、関越に戻り2003年3月に全線開通した北関東自動車道を通り東北道に抜けるルートと、新潟へ抜け、北陸自動車道と磐越自動車道を通って東北道に抜けるルートがある。 家を出る前にjarticの工事情報を見たら、磐越自動車道の一部が工事のため通行止めになっていた。IC2区間ほど一般道を走らなくてはならない。 こんな機会がなければ磐越自動車道を走ることもないかも…と、新潟を抜けるルートで仙台へ向かうことにした。 善光寺淵之坊さんを9時過ぎに出て、上信越自動車道へは野尻湖近くの信濃町ICから乗った。高速に入るとすぐに新潟県だ。 上越JCTを過ぎしばらく走ると目の前が開け、かなり遠くまで見渡せるようになった。 今朝の朝事で早起きしたので、すいた高速道路は眠い。変わらない景色の中をひたすら走る。やっと、新潟中央JCTが見えてきた。 ここでさらに北へ海沿いを走る日本海東北自動車道と、これから向かう磐越自動車道に分岐する。 磐越自動車道に入ると景色が一変し、今までの平野から山岳地域の一車線道路となる。 さて、何処から通行止めだろうと気にしながら走っていだが、いっこうにそれらしい標識は出てこない。どうやら工事は終わっていたようだ。 ここまで休憩無しで走ってきた。ガソリンもそろそろカラに近くなっていたので、磐梯山SAで給油がてらトイレタイムにした。12時40分、予定よりちょっと早い。 郡山JCTで東北道に入ると交通量が一気に増える。と同時に追い越し車線のスピードが随分と落ちた。 カーナビには仙台港がセットされていたが、早めに着きそうなので仙台駅を目指すことにした。カーナビの面倒なところは、走行中に行き先を変えられないこと。おまけに知らない土地なので、どこを走っているのか見当が付かない。 仙台港から仙台駅までは30分くらいだったと思うので、港まで行ってから駅に向かってもいいのだが、なるべく早めについて牛タンを食べたいということになった。 車はカーナビの指示で仙台南自動車道路に入っている。一度、市内の看板が出るが降りずに通り過ぎてしまった。 仙台若林JCTを通り過ぎ、この辺で降りた方がいいだろうと仙台東高速をで出る。後で地図を見ると港まで行くよりは、ここで降りた方が駅まで近かったようだ。 車を止め、カーナビを仙台駅にセットする。仙台駅に着くと、今度は駐車場探しだ。 耳にしたことがある「青葉通り」を通り過ぎ、次の信号で右折待ちをしていると、向かいの角にタワー式の駐車場があった。が、あまりきれいではない感じなので通り過ぎると、平安なんとかというホテルか結婚式場のヨコの細い道に駐車場の看板を見つける。安かったのでそこに停めることにした。 足が地に着いた安心感からか、お腹が空いてきたので牛タン屋を探す。名掛丁センター街というところを通ると、牛たん炭焼 利久の看板があった。 15時までランチタイムの看板が出ている。時間を見ると14時58分くらいである。ランチが間に合えばここにしようと中に入ると、店員さんが察したのか「ランチ大丈夫ですよ」と声をかけてきた。 肉厚の牛タンとテールスープ。牛タンのイメージが変わる一品だった。 美味しい…。 駅の近くで定番の「萩の月」を買い込み仙台港に向かった。

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