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メキシコ旅行記 - 6日目 チチェン・イッツァ その4

2010.4.18 チチェン・イッツァ(Chichen Itza) カスティージョ(ククルカンの神殿)



9層の基壇と4面全てに階段を持つ、高さ25m、底面60mの美しいピラミッド型神殿。頂上には聖堂があり、正面入口は北側に面している。
南側から西側の面。








西側と北側の階段は修復されている。以前はここから上に登れたが、2008年から登頂禁止になったそうだ。なんでもご婦人が落ちてけがをしたとかしないとか…。現在、頂上の聖堂は下から見上げるしかない。ここのチャックは平面的だった。
鎌田さんによると、観光収入確保の為、一定金額を支払うと上に登ることも可能な場合もあるそうだ。作業の人はもちろん登れる。








各面に91段の階段があり、合計364段。それに聖堂への1段を加えると1年間の日数と同じ365段になる。
北側階段の下部両脇には、羽毛の蛇ククルカンの頭が飾られている。この面から見るのが一番美しい。






年に2回、春分の日と秋分の日の夕方になると、ククルカンが地上に降臨するという壮大な仕掛けがこのピラミッドには隠されている。9段の基壇の影が北側階段の横の部分に落ちることで、階段の下にあるククルカンの頭と一体化し、見事にククルカンの姿を現代に黄泉がえらせる。
種まきのため貴重な雨が近いことを知らせるために、真北より17度ほどずらしてピラミッドを建てた知識と技術には驚かされる。












ククルカンの降臨を影の代わりに壇を使って再現するとこんな感じ。



東側に行くと土が掘られていて、その中に石垣の一を見ることができる。カスティージョの下にまだ何か埋まっているのかも知れない。
カスティージョの中に、一廻り小さい高さ16mのピラミッドが内包されている。こちらの神殿内には、翡翠の目を持つ赤いジャガー像とチャックモール像があるそうだ。
以前はカスティージョの内部に入り見ることができたが、現在は入場できない。






北面に対して東面はほとんど修復されていない。これは、全て修復してしまっては以前の姿が解らなくなってしまうから。修復された姿が本当に正しい姿かどうか…、間違っている可能性もあるのでは…ということで修復しない面も残しているということだった。










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