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メキシコ旅行記 - 6日目 チチェン・イッツァ その5

2010.4.18 チチェン・イッツァ(Chichen Itza) 大球技場



ジャガーの神殿
大球技場の東側裏に隣接する形でジャガーの神殿がある。神殿の中央には、子犬のような可愛いジャガーの像が置かれている。また、神殿内部には10世紀のトルテカ人が攻め入ったときの戦の様子、戦いの前、戦い中、戦いの後を描いた壁画が残っている。
何故かジャガーの写真も壁画の写真も撮っていなかった。たぶん、前のところで写真を撮っていて遅れてしまい、ジャガーの神殿に追いついた時、すでに一行は大球技場へ移動していたのだと思う。
もう少し下まで撮っていれば、ジャガーが写っていたはず…。




神殿上部にもジャガーが彫ってある。丸い亀の甲羅みたいな模様は何だろう?











大球技場
長さ168m、幅70mもあるメソアメリカ最大の球技場。パレンケなど他の遺跡の球技場とは比べものにならないくらい大きい。球技場内部の音が良く響くように設計されている。
こちらは南側にある神殿。




真ん中に立って南側を見る。



同じく北側を見る。かなり広い。



ジャガーの神殿の2階部分は、球技場側にも面している。球場側からは、ククルカンで飾られた柱の間から内部も少し見ることが出来る。かつてはこの中にも壁画が残っていたそうだ。
壁の上部には東側と同じジャガーの彫刻があった。






ゴールの輪っかの位置は、地上から7mとかなり高いところにある。ここにゴムで出来たボールを手を使わないで通すと言われてきたが、鎌田さんの話では、ホッケーみたいに道具を使って行ったのだろうという意見が強くなっているそうだ。道具を持っている彫刻も残っているそうだ。





石の輪っかには、ククルカンが8の字に交差する彫刻で飾られている。



球技といっても娯楽ではなく、豊饒を祈った命がけの宗教儀式だった。勝った方のキャプテンが首を切られ生け贄として捧げられる説と、負けた方が…の説がある。また、生け贄に捧げるのは強い血でなくてはいけないので、勝った方の血をつけた生け贄用の奴隷などが首を切られたという説もある。
壁の下部には、首を切られ噴き出す血しぶきを6匹の蛇で表し、その先から植物が芽を出している彫刻などが彫られている。丸いボールの中に描かれているのは頭蓋骨。








国立人類学博物館に展示されている球技に使われていたゴム製ボール。



西側の端には、壁の石一つ一つに番号がふってあった。復元作業をしたときに、組み立てる順番が解るように番号を書いていたのを残しているそうだ。
その下には、ククルカンの彫刻がある。








北の神殿。用途は解っていないが、位の高い人の見物席ではないかということだった。
あごひげの男の神殿とも呼ばれているそうだが、その彫刻は何処にあるか解らなかった。何となく柱の一番下の彫刻(横向き)がそれらしく見える。






他にもいろいろな彫刻がある。神殿の上部にある彫刻は、壁を構成している石が正しい順序で並べられていないのでは…と。





球技場の裏側までは修復されていないようだ。ここのククルカンのしっぽを見ると、ガラガラヘビであることが解る。






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