アスペルガー症候群・ひろとの不思議な毎日・2

アスペルガー症候群と診断を受け1年6か月間不登校も経験した息子(15歳・高校1年生)との楽しい&不思議な毎日を綴ります。

特性と付き合っています

2010-09-04 18:56:20 | アスペルガー
本日は本当に暑い
朝、起きて部屋の温度計を見たら
34度になっていて。
その部屋の中、息子と母はぐーぐー寝ていました

学校が始まってから、母は5時台に起きて朝食の用意をして、息子を6時30分には送り出す毎日

その後、バタバタと出社する用意をして職場で働いて、帰宅すると夕食の用意・洗濯。

それから、息子の学習に付き合う。

こんな状態なので、この暑い部屋の中でも朝まで爆睡なのだと思います。



息子も、授業・部活・宿題とこなすのでへろへろ

夏休みの間よりも、寝る時間が早くなってしまっています。


こんなにへろへろなのは・・・。

小学生の時はこの時期は、ほとんどが運動会の練習で学校で勉強授業がなかったし、その練習が嫌い(運動会も嫌い)だったので、2学期早々からは、みんなとは別行動を学校ではしていた息子。
事務室で過ごしていたようです。

なので、疲れなかったのだと思います

中学生になってからは、特性のきちんとしないといけないと思う気持ちが強くなって、人一倍そういうところに力を注いで。

なので、へろへろな息子になっています


本日は、隣の市まで午後は部活の練習試合に行きました。
両方の学校が、市の境にあるので、さほど遠くない学校。
自転車で

行く時に「俺の家から行った方が近いのだけど」と言いながら出かけて行きました。(本当に、我が家からの方が近い)



そうそう。

息子の学校は16日から学期末試験があります。
昨日、計画表を持たされて帰宅。

その計画表に試験範囲や、終了時の提出するものが書いてありました。

ほとんど手をつけていないワークの提出が各教科にあって・・・。

そこで、すでに息子は豹変(自宅で)。

それでも、昨夜は数学ワークを進めていました

「明日、午前中また数学ワークするわ」と言って寝たのですが。

本日、起きてから、その言葉を発してしまったことを思い出して、自分の気持ちを曲げることが出来ない息子で

おもいきり・・・ぐずぐず、豹変モード炸裂

決めたことを変更することが苦手なアスペルガー症候群のところがハマっていました。

ひとりでハマってくれているのなら良いのですが、母を巻き添いにするので。

学習も相変わらず、「一人ではできない」というし。(試験の時は一人でも受けられるのに

一緒に進めていると、ぐずぐず母に当たるし

午前中から、ため息連発の母になっていました。

午後、息子が出かけてくれたので、母のストレスも解消しましたが、きっと試験が終わるまでこの状態が続いて行くのだと思います

テストを返却されると「もっときちんと勉強しておけばよかった。俺はダメな人間だ。」とこだわりが続くし。

こういう感じの繰り返しが、特性なんだなぁ


いつになったら、解放されるのか・・・。

でも、特性だから解放されないんだろうなぁ

そういう子なんだと思って、母の方がもっと慣れてストレスをためないようにしていかないといけないんだろうなぁと。

まだまだですね

で、母がずっとずっとため息ばかりでいたら。

「俺が悪いんだよね」と息子。

そう言われても、一緒の部屋で過ごすと母が切り替えができない。

ずっと険悪ムードでしたが、息子が部活に行く時はきちんと送り出さないといけないと思って。

練習試合なので、1年生同士の試合をさせてもらえるかもしれないと思って。

「もし、1年生の試合があって、ひろも出場する時があったら、緊張するかもだけれど自信を持って、気合で負けないように強気と勝つんだと思ってプレーをしてね。スポーツは強気が1番だからね。大丈夫。ひろは気持ちの持ちようだけで本当はセンスがいいと母さんは思っているから。」と伝えて送り出しました。

こういう言葉を伝えたら

母も気分転換できました

やはり・・・気持ちの持ちようで穏やかなになれるんだなぁ

気分がダウンした時は、息子の良いところを思い出そうって思います。


で、初めて練習試合ということで1年生同士の試合に少しだけ(2回)出してもらったそうです
息子、緊張で、色々とやらかしてきたようで
トラベリング・オーバードライブ・ダブルドリブルを炸裂したらしい
先輩たちは勝利
1年生たちはボロ負けしたそうです~。
いじめっ子の中でバスケ経験者がいるのですが、めちゃめちゃ怒っていたそうで。
先生が「おまえがみんなを引っ張っていかないからだろう」と一括したそうです。
先生、素晴らしい

バスケはチームプレーなので、みんなで協力していかないと一人が上手でも勝てないスポーツ。
みんなが同じくらいのレベルでも、協力が出来ていたら勝てます。

そのことに気づくことが出来るといいけれど・・・きっと気づかないと思います。

今日も、女子が練習試合なので、試合に出場したら、またまた数人が「なんで出るんだよ」と言い出したらしいし。
それは、実力があるからだし練習も真面目にしているから。
そんなことを思えない状態な集まりだからボロ負けなんだと母は思います。

息子は「俺は上手だから女子が出ても普通だと思うよ。本当の大会はまだ許可が出てないから出ることができないのだから。」と母と同じ気持ちでいてくれていました。

3年間で1回でも他の学校との試合で出ることが出来るといいなぁと思っていた母なので、とてもうれしいです

次回は緊張しないで(これが特性なので緊張してしまうのですが)、トラベリングやダブルドリブルは炸裂させないようにしてほしいなぁと感じている母です


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2 コメント

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Unknown (けちやん)
2010-09-06 11:51:06
ひろ君の特性に付き合っておられるははさん・・
ご苦労様です。

親として充分に理解しているつもりでも、延々とそれが続くと
私もぶち切れることがあります。

あまり頻繁に怒ったりするのは、どうかと思いますが

まあ、血を分けた親子のなので、時には本音でズバリと伝えることもOKかな?

そしてははさんは、ひろ君の良い所を認めて
その後のカバーがきちんとされているので
そんな所がひろ君の素直さを生んでプラスになっているのだと思いますよ。
とっても素敵な親子関係ですね。

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けちやんさんへ (ひろ・はは)
2010-09-06 17:37:12
こんにちは

この特性はきっとずっとずっと続くのだと
一番、大変なところかもしれないです

他の特性はだんだんと強烈さからは解放されてきているような気がしています。

しょうがないなぁと思って付き合うしかないとは思いますが・・・けちやんさんも、ブチ切れる時があるとコメントにあったので、母もブチ切れる時があってもOKかなぁと感じました

普段は、ほとんど息子を叱ったり、注意したりすることはない感じで過ごしているのですよ
息子、叱られることもしないし。
きっと、周りの同じ年齢の子たちよりも育てやすいと感じている母です
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