ライステラスカフェ ~ ブラウンズフィールド

千葉県いすみ市岬町桑田1501-1
open 11:00 ~17:00 Fri,Sat,Sun

こどもキャンプ@小笠原 Day Five

2009-07-31 20:18:34 | 子供キャンプ*レポート
キャンプ5日目。
顔も身体も日焼けして、だいぶ逞しくなってきました。

朝ご飯を食べたら、後半の予定を決めるためのミーティングをしました。
子供たちからいろいろな意見がでましたが、大人はなるべく口出しをせず、話の行方を見守ります。


何をして遊ぶか、何を食べたいのか(当然、自分たちで作ります)、片付けはどのチームがするのか。時間はかかりますが、ひとつひとつ皆が納得しながら決めていきました。

お弁当を作ったら、今日は2班に分かれて行動です。
一班は歩いてビーチに行き、スノーケリング。
もう一班は、森を歩き、同じビーチで合流する計画です。
森班は、朝方のスコールで滑りやすくなっている足元に気を付けながら、道なき道を進みます。
途中、竹の子を採ったり、その昔人家があったであろう場所で食器や瓶を見つけたり、ガジュマルの木でターザンごっこしてみたりと、遊びながら山を探索しました。
文字にしてしまうと呆気ないですが、転んだり、擦り傷したり、落ちたり、滑ったりで、なかなかスリリングなトレッキングでありました。
そして、休憩時に食べたパッションフルーツの美味しかったこと!
自然の楽しさと美味しさを体験した半日です。




やっと待ち合わせ場所のビーチに出ると、少し遅めのお昼ご飯が待っていました。
モモタマナの葉っぱを食器代わりに小笠原流ランチをいただきました。



本日の夕食メニューは、餃子。
挽肉の代わりに島産の豆腐とおからを入れました。
200枚ちかくある餃子の皮をみんなで手分けして包み、焼きました。
お味は…
これまた、美味。
何を作っても、味わっても美味しいって、幸せです。



こどもキャンプ@小笠原 Day Four

2009-07-31 07:30:19 | 子供キャンプ*レポート

目的地を昨日よりも遠くに設定し、さらなる冒険にチャレンジです。

イチ、ニー、イチ、ニー
かけ声も軽やかに、カヤックは凪の海をアメンボのように進んでいきます。


途中寄った浜では、魚のたくさんいるポイントに行くことにしました。
その場所は岸から遠く、全員たどり着けるのか少し心配でしたが、お互い励まし合いながら無事到着しました。
頑張った甲斐あって、海中の状態は最高でした。
透明度は高く、魚影も濃い。
まるで水族館のような目の前の景色に、皆感動している様子でした。




泳ぎ釣り〔竿を使わず、泳ぎながら魚を釣る方法〕で、魚をゲットした子は、自慢げに釣果をカメラに向けてくれました。


時間はあっという間に過ぎ、日が傾いてきたころ、目的地に上陸。
海から上がるのが惜しいのか、出発のギリギリまで水遊びに夢中な子供たち。


帰り道、トーチカの一つに寄ることにしました。
トーチカは、太平洋戦争の時に浜より上陸する敵を想定し、岩盤を掘りそこで待ち受けるために作られたもの。島にあるあちらこちらで見ることができます。
夕焼け迫る中、薄暗いトンネルをくぐっていくと、そこには大きな穴と錆びて朽ち果てた大砲の残骸が残っていました。
思いも寄らぬ戦争の名残との出会いに、人と人が戦うことについて考えさせられた時間でした。



今日の夕食はピザ。
朝こねておいた生地にトッピングをして、フライパンを使って焼きます。


出来上がるやいなや、子供たちはペロリと平らげてしまいます。
なにせ、12人の食べ盛りに対し、フライパンはたった二つ。
「ドンドン食べなさい」と口では言いつつも、なかなか順番が回ってこないピザを今や遅しと待ちわびるスタッフ達とベッカム(ニワトリ)でした。