リツゲイ稽古場日誌

劇団立命芸術劇場の稽古場日誌です。日々演劇と向き合う団員たちの思いが垣間見える、かも...?

永遠なんて無いと知って

2019-06-12 00:34:06 | 2019年度夏公演 「ケンジ君ちの熱帯夜」
みなさんこんにちは。今公演では舞台監督と情報宣伝、役者を担当しています、3回生の宇高です。

夏公演は新しく入ってきた新入団員と一緒に作り上げる初めての公演になるわけですが、まあ1回生のエネルギーがすごいのなんの。すでに年老いた私は常に圧倒されるばかりです。腐っても3年目になった私は考え方や価値観が古臭いんですが、成長した2回生のアイデアや1回生の新鮮な提案には目を見張るものがあります。それと同時に先輩で来てないなあ、と少し凹むこともありますね。

それはさておいて、今回の夏公演、ツイッターのほうではすでにビラが出ていますがこれがまた可愛いんですよ!すごいなあ、と思います。情報宣伝としてもTwitterやらインスタグラムやら更新頑張っています。後輩のツイートの面白さに思わずこちらもにやにやしながら見ています(仕事しろ)ビラ、激推しなのでぜひ見てください。それに、お昼の宣伝も始まっていますので学内にいる皆さんはぜひビラを受け取ってくれたら情報宣伝としては泣いて喜びます。歓喜します。よろしくお願いします。

そして私事ではありますが、一公演ぶりに役者をやらせていただきます。稽古場ではふがいない3回生として後輩たちにイジられながらも役者ができる嬉しさに打ち震えています。頑張って皆様に良い時間を過ごしてもらえるよう頑張りたいと思います。なんか頑張るしか言ってねえな。宇高洸陽、頑張ります!(ガンバリマスロボ感)

3回生となるとこの夏公演も含め、卒団まであと2回しか公演が打てないわけですよ。冬公演に4回生の頃帰ってくるのも含めれば3回ですが。その実感がわいていて、走馬灯のようにこの劇団での日々が想起されていくわけです。どうだったかな、自分は演劇に携わってなにか変われただろうか。リツゲイに貢献できただろうか。こういうことすると必ずもう一人の自分が否定的な意見をくれやがるんですけど、最近は少し抵抗もしてみようかな、なんて思ったり。まあ要するに僕たちそろそろいなくなるんだなー、と考えると少しさびしいものがあるよね、というお話でした。普段間抜けな自分でも感傷的になれるもんだなぁ、と勝手に感心したりしています。永遠に演劇が出来ることとか永遠に大学にいるとかそんなことは全くなくて、もしかしたら昨日の自分と今日の自分は違う人間だったりして、結局永遠なんて無いのに、ずっと~なんて構文をよく使ってしまうあたり、なんとも現実を認められてないのやら。

僕は夏公演で何かできるでしょうか。

それに付随して僕は何が残せるでしょうか。人々の記憶に残るでしょうか。できればいい意味で。

シリアスなことを書いてるようで全然シリアスじゃないです。気にしないでください。宇高の稽古場日誌はいつもこんなんなんで。稽古場日誌は始まったばかりで、これから3回生2回生1回生が順番に描いていきます。多分面白い記事はそっちの皆に任せればいいと思います。きっと素晴らしい記事を書いてくれるはずだ。そういうことで後は頼んだぞ()

もう一度書く機会があるので、その時は頑張って面白い記事を書けるように頑張ります。頑張れ未来の自分。7月更新だぞ、忘れるなよ自分。

今後の稽古場日誌にもご期待ください!それでは!

以下公演情報です

劇団立命芸術劇場2019年度夏公演
『ケンジ君ちの熱帯夜』
作・横浜 劇団麦の会 山口雄大
脚色・演出 谷口祐大

【日時】
7月11日(木) 18:30~
7月12日(金) 13:00〜 / 18:30~
7月13日(土) 13:00~ / 18:00~
※開場は開演の30分前です。

【料金】
無料

【場所】
立命館大学衣笠キャンパス
学生会館1F小ホール


【あらすじ】
けんじくん!けんじく〜ん!!もうどこ行っちゃったんだろ??留守電入れても返ってこないし、どこに行っても会えないし…ああ〜もうマミ死んじゃーう!!
…そうだ!けんじくんの家で一緒に暮らそっ!パパもママもおばあちゃんもみ〜んな一緒に!だってマミたち”メオト”なんだから!!