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伝説の歌番組・夜のヒットスタジオを語る

伝説の音楽番組「夜のヒットスタジオ」の22年間の足跡を通じて、日本の歌謡界が最も輝いていた時代を振り返ります。

夜のヒットスタジオ・歌手別出演履歴<1> 橋幸夫/舟木一夫/西郷輝彦/三田明 

2007-03-14 | 夜のヒットスタジオ/歌手別出演履歴
歌手別の出演履歴を振り返るこのシリーズ、1回目は橋幸夫、舟木一夫、西郷輝彦の「元祖御三家」そして、この3人に加えて「四天王」の一人として人気を集めた三田明の4人の出演履歴を振り返ります。

夜ヒットがスタートした当時には、既に橋、舟木、西郷の「御三家」については、若手人気歌手の中でも突出した存在であったため、、夜22時からの生番組である「夜ヒット」への出演も看板歌手の体調などを考慮してスケジュールを組もうとする当時の所属レコード会社・プロダクションの意向もあってか、とりわけ彼らの人気絶頂期と重なる番組初期の頃はかなりの制約を受けていたようです。そのため、下記の出演履歴をみて頂いても分るように、思っていたほど出演回数は多くはありませんでした。
御三家に関しては、1980年代前半にもそれぞれ仲よく(?)1回ずつ出演しているというの点もかなり興味深いところです。

他方、三田明に関しては、上記の「御三家」に比べて人気絶頂期の出演頻度は比較的高かったようで、1970年、1971年に関しては1曲につき基本的には2回程度のペースでほぼ準レギュラー格のような扱いで出演をしていますが、番組開始当初の頃はやはり「御三家」と同じく、レコード会社等関係者の意向を反映して、新曲発表時にのみ出演をしていたという状態であったようで、1968~1969年にかけてはわずか5回の出演にとどまっています。

この「御三家+1」の番組初期のおける出演回数の少なさからも、いかに「夜22時からの生放送の歌謡番組」というものがスタート当時は放送業界・音楽業界の中では「異端」の存在として理解されていたのかが分るような気がします。

◆橋幸夫-1968年12月23日(第2回)(初出演)/1983年10月24日(第779回)(最終出演)、15回出演
01:1968/12/23(009) 乙女川
02:1971/02/15(120) 次郎長笠
03:1971/05/17(133) 次郎長笠
04:1971/09/13(150) 人生無情
05:1972/05/01(183) 何処へ
06:1972/07/17(194) 何処へ
07:1972/10/09(206) 三途の川の乳母車
08:1973/06/04(240) 帰ってきた潮来笠
09:1974/07/01(295) 小さな寝顔
10:1975/04/14(336) 京ごよみ-沖田総司-
11:1975/12/22(372) 傘
12:1976/02/16(380) おとこ酒
13:1976/07/05(400) おとこ酒
14:1977/03/07(435) 浅草人情
15:1983/10/24(779) 今夜は離さない(with安部里律子)

◆舟木一夫-1969年1月20日(第12回)(初出演)/1980年12月1日(第629回)(最終出演)、9回出演
01:1969/01/20(012) 青春の鐘
02:1969/03/03(018) 永訣の詩
03:1969/06/09(032) 追憶のブルース
04:1970/01/05(062) 北国にひとり
05:1970/09/28(100) 紫のひと
06:1970/12/21(112) 霧の街
07:1971/03/15(124) 霧の街
08:1974/10/21(311) 旅路
09:1980/12/01(629) どうしているかい

◆西郷輝彦-1969年12月15日(第59回)(初出演)/1982年11月22日(第732回)(最終出演)、10回出演
01:1969/12/15(059) 静かに静かに
02:1970/08/03(092) 真夏のあらし
03:1970/11/30(109) 情熱
04:1971/05/03(131) 雪が降る
05:1971/06/21(138) 掠奪
06:1971/08/16(146) 掠奪
07:1971/12/06(162) 自由の鐘
08:1972/03/06(175) 哀しみの終るとき
09:1972/05/08(184) 哀しみの終るとき
10:1982/11/22(732) 風は南風

◆三田明-1968年12月23日(第2回)(初出演)/1971年11月22日(第160回)(最終出演)、17回出演
01:1968/12/23(009) タートルルックのいかす奴
02:1969/04/07(023) 惜別のワルツ
03:1969/06/23(034) 太陽のカーニバル
04:1969/09/08(045) 太陽のカーニバル
05:1969/12/01(057) あなたの涙
06:1970/02/09(068) あなたの涙
07:1970/04/27(078) 涙と微笑み
08:1970/06/29(087) ふれあい
09:1970/08/10(093) ふれあい
10:1970/11/02(105) 振り返ってはみたけれど
11:1971/01/11(115) 振り返ってはみたけれど
12:1971/02/08(119) 振り返ってはみたけれど
13:1971/04/26(130) しのび泣き
14:1971/06/07(136) しのび泣き
15:1971/07/12(141) 愛があれば
16:1971/09/06(149) 愛があれば
17:1971/11/22(160) 運命と云うのはたやすいが

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (旅行マニア)
2007-03-27 00:43:34
旅行マニアと言います

私の旅行サイトで
こちらの記事を紹介させて頂きました

紹介記事は
http://blog.livedoor.jp/kabukom1173/archives/53448146.html
です。
返信する
歌わない橋幸夫  (もののはじめのiina)
2019-02-16 13:18:59
歌わない橋幸夫の講演会を聴いてきました。


先日の「歌わない橋幸夫の講演会」は、雪の予報で名前から「雪」を連想させましたが大丈夫でした。

「霧氷」は、好い歌ですねぇ~。聴くき惚れてしまいます。

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