利休の茶室日記

侘び寂びを求めて、何を思う

自分の番のいのち

2005-10-21 | 心に残る言葉
生まれ変わり
死に変わり永遠の
過去のいのちを受け継いで
今自分の番を
生きている
それがあなたのいのちです
それがわたしのいのちです

「輪廻」に関するの相田みつをさんの表現です

遠い過去から
みんなで繋いでいるいのちなら
大切に未来にも繋ぎきらねばならぬ
だから今日のいのちをみつめてみる

人のいのちのつなぎを支援している
老人ホームでの営み
先祖から子孫へ
明日のため

みんなで

わけ合うこと

2005-10-20 | 心に残る言葉
うばい合えば足らぬ
分け合えばあまる
うばい合えば憎しみ
わけ合えばやすらぎ

つまづいたって
いいじゃないか
人間だもの

いまから
ここから

「相田みつをさんの詩から」


あなたはいつもわけ合っていますか
ものごとの考え方
協力の仕方
やすらぎを感じていますか

あなたはうばい合っていませんか
意思
理想
憎しみを抱いて向き合っていませんか

違いを認めて
謙虚に
そして感謝のこころを持って


自問自答

2005-10-19 | 高齢社会
男は自問自答する
女は声を出して考える
女の耳は地獄耳
女は行間を読める
男は方向を「聞く」ことができる
それなのに男は人の話しが聞けない
女の話は遠回し
男は単刀直入
男の子はモノが好き
女の子はヒトが好き

『話しを聞かない男、地図が読めない女』より

思い当たることがいくつもあり
ついつい笑ってしまう
全てが脳のなせるわざ
そう思うと
役割と機能の相違と理解して
多くのことが許せてしまうと、
男の私は、自問自答


懺悔

2005-10-19 | 生活
戒律ってね、実は全部守れないことなんですよ。
守れないことが、お釈迦さんの目に余ったから、
「これはいけません、これはいけません」と注意なさった。
でもお釈迦さんも戒律を定めながら、
誰もがすべて守るなんて思っていなかったんですね。

だから懺悔するように人間はできている。

(『ぴんぽんぱんふたり話』の瀬戸内寂聴さんの言葉から)


そうですか。
戒律は守れないものでいいんですね。
しかし守れないときには
素直に懺悔できる謙虚さを持たなければならないということ

守れないものがある
そのときは、素直に反省できること

なんか肩の荷がおりました
生きる力がまた沸いてきます

老人ホームで暮らす人たちにも
必要なことかもしれないと思うわけです

さてどうしよう
一緒に考えてもらえますか?

守護霊

2005-10-18 | 
美輪明宏さんの守護霊は天草四郎
瀬戸内寂聴さんの前世は、、御所に側室としてあがった才色兼備の白拍子

信じる、信じないではなく
そういうことがみえる人がいるということを受容してみる

私にはどなたが守護霊としてついて下さっているのか
もちろん私にはみえない
前世は何だったんだろう

輪廻


信仰と宗教は同じではない

2005-10-16 | 出会った本
宗教と信仰を取り違えなさんな。

信仰というのは信じて仰ぐと書くんだけれど、
神、仏を信じて仰ぐだけじゃなくて、
自分をも、
神、仏の一員として信じて
仰ぎ尊ぶだけの自分に日々これ努めていって
反省して、
心を練り上げていくのが
信仰の作業だと。

そしてそれを手助けするために宗教がある
宗教はそれをただ商売にしているだけなの。

それを割り切って、これはこれ、
あれはあれと考えなさいと言うと
みんな
目からうろこが落ちるみたいですね。
「ぴんぽんぱん ふたり話」(瀬戸内寂聴さん、美輪明宏さん著)から


瀬戸内寂聴さんと美輪明宏さん、
このお二人の話はとても分かりやすい。
真実を、いとも簡単に言い切るからだろうか?

それにしても、今は亡き尊敬する方から
「信仰と宗教は違いますよ」と言われて
とても難題そうに思えて
ずっと、その課題に触れずにきたけれど
スーッと、答えが見つかった
そんな、感じです。

トマトとメロン

2005-10-15 | 心に残る言葉
相田みつをさんへ
いつも素敵な詩に救われています。
また詩をお借りしますこと、お許しください。


トマトにね
いくら肥料やったってさ
メロンにはならねんだなあ

トマトとね
メロンをね
いくら比べたって
しょうがねんだなあ

トマトより
メロンの方が高級だ
なんて思っているのは
人間だけだね
それもね
欲の深い人間だけだな

トマトもね メロンもね
当事者同士は
比べも競争もしてねんだな
トマトはトマトのいのちを
精一杯生きてるだけ
メロンはメロンのいのちを
いのちいっぱいに
生きているだけ

トマトもメロンも
それぞれに 自分のいのちを
百点満点生きているんだよ

トマトとメロンをね
二つ並べて比べたり
競争させたりしているのは
そろばん片手の人間だけ
当事者にしてみれば
いいめいわくのこと

「メロンになれ メロンになれ カッコいいメロンになれ!!
金のいっぱいできるメロンになれ!!」
と 尻ひっぱたかれて
ノイローゼになったり
やけのやんぱちで
暴れたりしているトマトが
いっぱいいるんじゃないかなあ


いつかメロンになりたがっている自分がいますか?
でも私は、本当においしいトマトを知っています。
だからトマトもステキだな、と思います。
原産地アンデス山脈の厳しい環境で
精一杯、生きて
そして、自らの能力を引き出すトマト
スパルタ農法で育ったトマト
究極の環境で
自己生態の本来の力を引き出しました
人間が与えた化学肥料の及ばない世界があります
本当のトマト

比べてはいけないんだけど
そんなトマトの方がいい

人間も一緒だよね
本当の優しさは
私の生き方は
原風景の中にあります。



侘び

2005-10-14 | 自然
侘びという言葉は、故人もいろいろに、歌にも詠じけれども、ちかくは、正直に慎み深く、おごらぬさまを、侘びという。
(紹鴎『侘びの文』より)

正直に慎み深く
おごることなく
そんな人格を養いたい
侘びの人生


八人の朝

2005-10-13 | 生活
朝の通勤電車の様子。
八人がけの座席、
五人が朝の二度寝、うち二人が熟睡、
二人がケータイメール、
最後の一人が読書。
隣に目をやると八人がけの座席前に立っている人がまた八人。
読書が三人、
ケータイを操作中三人、
じっと外を見ている人が一人、
最後は立ったまま寝ている人、三分に一回は膝からがくっと崩れかける。
多分、試験勉強で徹夜だったのだろうね、高校校生の君

今日は早く寝て下さいね。
朝の電車でマーケッティングをしてみました。

本を忘れた朝のレポートでした。