利休の茶室日記

侘び寂びを求めて、何を思う

夜は明ける

2005-11-29 | 高齢社会
故遠藤周作さんの奥様・遠藤順子さんが著書「夫の宿題」で、夫の闘病生活を支えた頃を振り返っている。「どんなに暗い夜でも明けない夜はない」と、自分自身にも勇気を与えていたという。
そうだ、夜は過ぎ、また太陽を迎える。
しかしまた必ず夜がくる。暗さがあるがゆえに明るさを求め、それを得た時の喜ぶを知る。
明暗、陰と陽、影と日なた要は、ひとときの暗さに耐えられるかだ。暗闇にも生き続けることができる価値を見出だしたい。


乾燥注意

2005-11-28 | 高齢社会
湿度が低く極めて乾燥した空気の中で、追い撃ちをかけるがごとく、エアコンが暖気を吹出している室内。私の繊細で弱い気管支が傷めつけられていく。
老人にとっては、さらにつらいだろう。
今晩は何らかの工夫をしてみようと思う。


中坊公平さん

2005-11-23 | 高齢社会
中坊公平さんが、住宅金融再生機構代表時代の不適切な債権回収の責任をとって弁護士を廃業するという。中坊さんらしい潔い身の引き方のように思われる。
若い労働力が「金のタマゴ」と言われた幼少時代、父親から絶対的受容を受け、「鉄になれ」と言われ育った。だから身体が貧弱で劣等感があっても、くじけず、まっとうな人生を歩むことができたと御本人が言われている。
ここに中坊さんの人生哲学があるのだろうか。
正しいことを正しいと主張できる信念、知識、経験、そしてともに歩む仲間。
高齢者福祉に置き換えて考えてみたい。


林檎

2005-11-21 | 高齢社会
林檎の産地青森では、林檎熟練泥棒が頻発しているという。とても辛く悲しい話しである。
林檎でなくても、野菜等農産物を育たことがある者にとって、これは自分の命を盗まれる感じだろう。
人間が育てる自然は、みんなで大切にしたいものです。


コート

2005-11-20 | 高齢社会
今日、初めてコートに袖を通した。手袋もはめた。関東でも、いよいよ冬支度である。
周りを見渡してみる。
マフラー、毛糸の帽子、ダウジャケットの青年もいる。
実は自分の季節感覚より早く、冬装束のようだ。そういえば、電車内にも暖房が入っている。
都会で季節の変わり目を見つけるのは難しい。
しかし気分はまだ秋。


死生学

2005-11-18 | 高齢社会
ターミナルケア、ホスピス、臓器移植、尊厳死等、自分の問題として考えてみたいと思う。
日野原重明先生は死生学が必要と指摘されていたように記憶している。
リビング・ウィルという言葉も、あらためてひもといてみよう。
時は、高齢社会。


吉永小百合さん

2005-11-14 | 高齢社会
最近CMで吉永小百合さんをみかけることが増えたような気がする。
不思議な存在感があり、訴求力を感じる。
素敵だなと思う。
綺麗とか若いとか、そういうことだけではない、色気。
あの味を出すために、どれだけの歩みを持ち、時を経ればよいのだろうか。
人間としてのフカミ
そこにいるだけでメッセージを伝えることができる人格をみにつけたい


骨盤矯正運動

2005-11-13 | 生活
久しぶりに部屋の掃除
少し疲れたせいか
腰が痛む
以前に、どうしても治らなかった腰痛を
ものの見事に治してくれた骨盤矯正をしてみた。
膝抱え運動と、鳩胸にしてつま先をくっつけての膝の屈伸運動
不思議と腰の痛みが遠のいていくような気がする
骨盤
身体の大切な源、男でも

通勤快速

2005-11-08 | 生活
郊外に住むものにとってありがたいのが、通勤快速電車。
主要駅から3~4駅を通過し先を急いでくれる。
運よく私の居住地の最寄り駅はその停車駅であるから郊外だけど便利だと思っている。
しかし今日は迂闊にもうとうとして乗り越してしまった。
「疲れているんだな」と無理矢理、自己納得くしながら、4駅を各駅停車電車で逆戻り。
普段と違う風景を楽しもう
その所用時間は約30分
ロスタイムとは思いたくないから。


秋晴れ

2005-11-08 | 自然
朝から快晴。
こんな日は山に向かいたいと思う。遠くから眺める山を引き寄せ、触れて感じてカラダの中に今の自然を記憶させる。
最近鈍ってきた感性に刺激を与え、自然から力をいただく。
自己再生の営み。