利休の茶室日記

侘び寂びを求めて、何を思う

ナビに助けられて

2006-02-28 | 高齢社会
カーナビゲーション、複雑な東京の街を案内してくれるナビのおかげで、気楽な気持ちで行動半径が広がる。ありがたい近代の名品だと思う。
地図を読めない脳が、太陽や星の動きから位置知る能力を蝕んでいるのだろうか。

将来の自分

2006-02-23 | 高齢社会
目の前の老人は将来の自分
老人のケアは苦労も多い。
しかしいつの日にかあなたも、あなたが老人にしたようなやり方でケアされる日が必ずくるのである

これは日野原重明先生が言われていることです。
20~30年後の自分と向き合っていると思うと
やさしくなれるか
悲しくなるのか
ともかく精一杯にはなれるような気がします
自虐的にならなければ、ですけど。
だから自分を大切にしたい


日産リバイバル・プランから学ぶ

2006-02-23 | 情報
日産リバイバル・プラン(カルロス・ゴーン)は
`破壊´を目指したものではなく、「創造」を目指したもの
「創造」といのは、現実を直視することによって初めて可能になるもの

新しい事業に向けて
現実をもう一度見つめなおそう
そのためにも素直に
自己観察力を養い
客観的になろう
ここにも感謝と謙虚の精神が存在する

花粉症

2006-02-19 | 生活
そろそろ嫌なシーズン、花粉症の話題が出てきた。
杉には全くうらみはありません。
杉はジャポニカです。
しかし花粉症の季節が恨めしい。
とにかくヨーグルトをいただいて食生活から正そう。

高速道路のトイレ

2006-02-18 | 高齢社会
年度末が近いせいか、道路工事が多い。高速道路工事もしかり、どこでもいくつかの工事に遭遇する。初めて気付いたのだが、工事現場にはトイレを積んだトラックがあった。そうだ、作業員の方の長時間作業ためには必要だな。当たり前のことに小さな感動。
人間にとってとても大切は排泄行為。いつでも近くに綺麗なトイレがある安心感。老人ホームだけではないんだとあらためて思う。
そう言えば、サービスエリアの女性用トイレも混雑、高齢者にとってはつらいだろうね。これもユニバーサルデザインの一つです。

ブンナよ、木からおりてこい

2006-02-13 | 出会った本
「ブンナよ、木からおりてこい」水上勉原著から


水ぬるむ 春 大きなしいの木の下に
小さな池がありました

池には たくさんのカエルの子どもたちが
なかよく暮らしています

木登りが得意なカエルのブンナは
ある日高いしいの木のてっぺんまで
登ることにしました
木の上はとても広くて 土もあり草も
生えていました

遠くの景色がとても美しく
すばらしいながめでした

しかし この木の上はおそろしいトンビの巣でした

トンビにつかまり運ばれてくる 傷ついた
スズメ モズ ネズミ ヘビ…
誰もが生きるために必死でした
自分一人が助かるために苦しみ 悲しみ
憎しみ 叫び… 木の上では いろいろな
できごとがありました

ブンナは助けあって生きることが
どんなに大切なことかわかりました

秋がすぎ冬がすぎ 春になってブンナは
しいの木からおりてきました…


水上勉さんの本から学んだことがいくつかあります
自然との対話
昔は多くの人が
自然の中で
自然とたくさん対話していたんでしょうね
情報の発達は
自然との対話を後退させたのかもしれない

自然と対話する感性をもう一度取り戻そう
子供のときのように。

親切で慎み深く

2006-02-12 | 心に残る言葉
親切で慎み深くありなさい
あなたに出会った人が誰でも
前よりもっと気持ちよく
明るくなって帰るようにしなさい
親切があなたの表情に
まなざしに
ほほえみに
温かく声をかける言葉にあらわれますように
(マザーテレサのことば)

最近、私はとがっているかもしれない。
そう思うときに
このマザーテレサの言葉を思い出そう
私の表情にけわしさが消えて
温かさが漂い
身近の人がほっとするような
そんな心の余裕と健康を維持しよう
たまに意識してみないとすさんでしまう人間としての弱さと向き合い
偉大な人が残して下さった言葉を噛み締めてみたい

ブレーン・ストーミング

2006-02-11 | 情報
ブレーン・ストーミングとは、1938年(昭和13年)頃、当時、アメリカの広告代理店BBDO社の副社長をしていたアレックス・F・オズボーンが考案した創造性開発のための技法だそうです。
何人かが集まり、あるテーマをめぐって、既成概念にとらわれず、自由奔放にアイデアを出し合う会議形式の一種。オズボーンによれば、“ブレーン(頭脳)で問題にストーム(突撃)すること”です。

私は知らず知らずのうちにこの方法で、脳を活性化しているような気がします。
一人で熟考する前に、議論していくといくつかの考え方が結びついて整理されてきます。そのためにも多くの引き出しが自分の中に必要なことも感じます。
最近は相手を傷つけるような討論が多いですね。国会の中継をみていても相手を弾劾するようなことばかり。
私も気をつけます。勝ち負けではないのですから。