利休の茶室日記

侘び寂びを求めて、何を思う

双眼の色

2005-10-27 | 心に残る言葉
君看よ 双眼の色 語らざれば憂い無きに似たり

秋、深まり
なぜか、こころにこの良寛のことばがとまり
黙して語らず
そんな気分です



駅前再開発

2005-10-27 | 住環境
私の住む街の駅前再開発がはじまった
古い商店と住宅が立ち並び、路地裏は狭い迷路が続いていた街
郊外型の駅前
むかしは商店だったのだろうけれど、今は有料の自転車置き場として店先を貸してした
その奥の帳簿場に座っていた老夫婦
どこに行ってしまったのだろうか
行き先を告げる張り紙のない店先
寂しさが見え隠れしている
またここに戻ってくるのだろうか

街の再開発
そこで暮らしてきた人々の
生活が再編できなければ
ただの乱開発

街の原風景
すぐ忘れてしまいそうだから、
意識して記憶に刻んでおこうと思う