利休の茶室日記

侘び寂びを求めて、何を思う

巒頭法(らんとうほう)

2008-04-27 | 住環境
金寄靖水さんの風水学校に参加
巒頭法(らんとうほう)をご教授いただいた

地の氣はもともと正常な状態にあるが、さまざまな理由で乱れることがある
それを修正する方法が「巒頭法(らんとうほう)」だそうだ

まずは自宅の氣の流れをチェックする方法
氣の波動を整えるところから始める

なかなか日頃の常識では理解がしにくいところであるが
遠い昔の地域環境の整え方の知恵を学ぶとその理解がぐっと深まる

現在の文化が発達していない時代に生きた人たちは
自然と向き合い、会話しながら生活を営んでいた
そこには個から地域という考え方が尊重され
村、街、国づくりが行われたという

理解しがたいからこそ、人間の歴史はおもしろい

匂い袋

2008-04-20 | 住環境


「薫り工房 ゆゑ由」主催の「手作りお香体験講座」に参加してきた

匂い袋の歴史は古く、約1300年前に日本に伝えられた。
奈良時代から平安時代にかけて、匂い袋は「衣被香(えびこう)」、「香袋(こうぶくろ)」と呼ばれた
主に公家や貴族たちは芳香・防虫・お守りとして利用し、その「移り香」として楽しんだという

白檀(びゃくだん)
龍脳(りゅうのう)
丁子(ちょうじ)
桂皮(けいひ)
山奈(さんな)
甘松(かんしょう)
藿香(かっこう)
安息香(あんそくこう)
乳香(にゅうこう)
零陵香(れいりょうこう)
排草香(はいそうこう)
木香(もくこう)
大茴香(だいういきょう)

などの天然香原料を調合しながら
会議の後の精神を癒す匂いを探る

調合しながら思うのだが、原材料の一つひとつに匂いの記憶が蘇ってくる
匂いの記憶は
人間がこの地球に生き延びるために身につけた最古の記憶だという

記憶障害である認知症高齢者の匂いの記憶と向き合うことができたら
新たな発見があると思う

その前に自分の匂いの記憶を遡りながら
移り香を楽しむ、たしなみ

燃えないゴミの日に思うこと

2008-04-12 | 住環境
土曜日は「燃えないゴミ」の日、これはいままでと変わらない

ただ4月1日からプラスチック・ゴム・皮革類は「燃えないゴミ」から「燃えるゴミ」となった
区からいただいた案内によれば
「埋め立て」から「熱回収(サーマルリサイクル)」へ
とうたわれていた
簡単に言えば、焼却能力を上げて、今まで埋めていたプラスチック類を燃やしていまうことらしい

その是非は別として家のゴミ箱の大きさを見直すことになりそうだ

いままでのいう「燃えないゴミ」がかなり少なくなった
1/10くらいだろうか
もちろんその代わり、「燃えるゴミ」の量が増えたこととなる
ゴミの絶対量は変わらない

これまでの「燃えないゴミ」用のゴミ箱はいっぱいにならなくなった
ゴミ箱の必要性の変化

この土日、日用品雑貨店のゴミ箱の売れ行きの変化が気になります

ライナーはマイナーだけど

2008-04-08 | 住環境
3月30日に開通した日暮里・舎人ライナー

マスコミは新たな開発を見逃していないようだ
私が気がついたものだけでも
ラジオではJ-WAVEが
テレビでは12チャンネルが
それぞれ特集を組んで紹介していた

新線のライナーだがエリア的にはどうみてもマイナー
しかしそこに魅力を見つけようとしている
不便だったからこそ残ったもの
変化しなかったからこそ価値があるものもある
着眼点はそこか?
しかし、「時代は動いた」(大げさかな

開設直後だけの動きか、それとも飛躍するのか

交通利便性の恩恵から取り残されていた地域は
2008年 確かに変化を始めた、と私は思う

今年の花粉症対策

2008-03-29 | 住環境
3月中旬から花粉症の症状が出始めた
知人の紹介を受けて池袋にある病院を受診
花粉症の症状を抑える注射をしてもらった
「知り合いの方に効いても、あなたに効くとは限りません」と言われ
さらにさまざまな副作用への承諾のサインを求められらた
若干、不安に襲われたが
花粉症の悩みが解消されることを優先することを決意

さてどうだろう
くしゃみ、鼻水はほとんどなくなった
少しだけ目のかゆみがあるが、眼薬をさす程度で我慢できるようになった
久しぶりに快適な春を迎えることができた

ただ注射の成分は説明を受けていない
今、自分の身体の中にどういう変化が起きているか不思議だ
医学の進歩に驚きつつも自然への畏怖は消えない
ただスギ花粉は人間の行為の結果
人間が住みにくい環境、生態系の乱れか?

人間だけのために地球が存在しているわけではないのだ

お香

2008-03-27 | 住環境
NHKテレビによると、
人間は「においの記憶」が長く脳の中に残されているという
生き続けるために食べ物を嗅ぎわける必要があったからだ

そんなことを気にしていたとき
風水学校の参加者の一人であった若いお香の先生と出会った
名刺には「香司」と紹介されていた

「お財布でも入れてみてください」と言われて
いただいたお香のにおい袋を名刺入れに収めてみると
名刺にほのかな香りがついた

香りと記憶、においの記憶

高齢者ケアに応用できないかと考え始めた
一人ひとりの長期記憶に格納された「においの記憶」
それを引き出すことで、何か「その人」を発見できるだろうか

まずは自分自身を実験台にしてみようと思う


風水学校で思うこと

2008-03-20 | 住環境
3月18日夜、場所は渋谷
金寄靖水さん主催の「生活風水学校」に参加した
自分の生活環境と仕事の環境を風水という観点から見直したいと思ったからだ
数年前に宝塚で金寄靖水さんと語り合った「人と環境」のことが
頭の中でずっとひっかかったままだった


「気」ではなく「氣」
「〆」ではなく「米」で宇宙の拡がりを求める

「氣」とは波動
それに共振することで人と人の関わりが変化するという
50cm範囲は個体距離
100cm範囲は社会距離

お話を聞いていてふと気がついた
高齢者ケアにつながっている
特に認知症ケア

目線を下から水平に合わせ(波動を合わせる)
すべてを受容する気持ちで(共振する)
寄り添う(個体距離の中に)

人と場の「氣」の流通
風水から認知症ケアを探ってみたいと思う

六本木の夜

2008-02-15 | 住環境
久しぶりの六本木
ミッドタウン
定番のアマウンド前

時代の最先端の街
若者だけではなく、熟年層までが生き生きとしているようにみえる街

たまには時代の風に吹かれることも必要な50歳


本「風水学校」

2008-02-14 | 住環境
金寄靖水さん著「金寄靖水の風水学校」を読み始めた
思ったより立派な本の体裁に驚いたが、金寄靖水さんらしい

まずは心身ともにハンディをお持ちのご老人にとって
氣の流れが適切なのか確認したい
次はオフィスの環境を見直したい

来月逢う日まで
私の風水学校


湿度調査

2008-01-20 | 住環境
湿度計を買った

さっそく我が家の湿度調査

エアコンをつけた車の中は20%
ベランダ測定の外気湿度は30%
加湿器をつける前の居室内は42%
窓を開け、換気後は外気湿度と同じ30%まで下降
窓を閉め、エアコンをONすると40%まで上昇した
下降すると思っていたが意外な結果

その後、加湿器もON
湿度は60%、そして70%台をキープ
さらに居室のドアを閉め、密閉度をあげると90%以上まで上昇

そして窓ガラスに結露が現れ始める
空気中の水分が飽和状態となった証拠がみてとれる

朝、起床後には窓ガラスの水滴をタオルで拭くことが日課となった

自ら湿度を体感し、体調変化と住環境変化を探る

さてこれをどうご老人の住む住環境へ応用するか
これが課題なのだ