利休の茶室日記

侘び寂びを求めて、何を思う

10Kg体重増

2008-07-20 | 高齢社会
応用老年学学会の柴田博先生(桜美林大学大学院老年学教授)の研究によれば
23歳時から73歳時まで10Kg以上体重増加があった層の平均余命が長いという
逆に体重減少の層は長生きしにくいというデータが存在している。

長生きの秘訣は「プチ・デブ」

柴田先生の著書「間違いだらけの老人像」を拝読してから久しい
ご一緒に高齢者研究も行い、元気老人へのサービスも模索した
しかし
世の中はダイエットブーム、低栄養化をめざす

その柴田先生は証拠を示す
日本人のエネルギー摂取量は
戦後の昭和21年は1903Kcal
平成17年は1904Kcal
(「H17国民健康・栄養調査」)
戦後の飢餓状態近くまで落ち込んでいる

このデータを正しく読み取り
まずは自分自身の
メタリックシンドロームの腹囲85cm以上の恐怖からの回避


健康診断

2008-06-18 | 高齢社会
歳を重ねるとともに不安になる健康診断

訃報の話を聞いたこともあり
昨日、延び延びにしてたが、まずいな、と思い急きょ受けてきた

バリウム
げっぷとの戦い、きつい!!
これはなんとかならないのだろうか?

しかし健康な心身を維持するための辛さも必要かもしれない


訃報

2008-06-17 | 高齢社会
知り合いの老人ホームの若い理事長が急逝したとお聞きした
癌発症からわずか数カ月

老人ホームを立ち上げてから一年も経っていない訃報に愕然とした

新しい人事が動いて何もなかったようにみえるのだが
その分、悲しみが深い

慎んでご冥福をお祈りします。

東京ニューシテイ管弦楽団

2008-06-16 | 高齢社会
6月15日(日) 娘と共に
東京オペラシティコンサートホールにて開演された
東京ニューシテイ管弦楽団の演奏会へ

ショパンのスペシャリスト・河合優子さんが奏でるショパンのピアノ協奏曲第2番
疲れ
凝った脳がときほぐされていくような感覚を味わう

父の日
娘がくれたプレゼント


赤十字血液センターから

2008-06-01 | 高齢社会
赤十字血液センターから400ml献血のお願い状が届いた
前回の献血日から8週間が過ぎていることに気づく

人の命を守る活動がここにも存在し、そこに貢献する機会があることに感謝したい


四川大地震にもたくさんの善意が届いているそうだ


小さな傷つけ合いが止まない社会だが

まだまだアガペの愛があることがうれしく思う日


十和田観光電鉄

2008-05-08 | 高齢社会
出張

新幹線・八戸駅から乗り継いで三沢駅を降り、十和田観光電鉄のローカル線に乗り換えた

車内では斜め前の座席で三人の女子高生が静かにリズムをとりながら歌のお稽古中
電車が動き出し、それぞれが行動を変える。
ひとりは読書
もうひとりは手帳を取出してメモる
少し離れて座った子も大学ノートに何かを書きはじめた
たまに三人は顔を上げ、笑顔で短い会話を交わす

懐かしいお国なまりを聞きながら
毎日の当たり前の通学風景に思い馳せる

もう少しでお袋さんの手料理をいただくことができる
北里大学前を通過

お腹がすいたな

ローカル線車中から

お元氣ですか

2008-04-30 | 高齢社会
最近学んだこと

「〆」の「気」ではなく、八方に拡がる「米」の「氣」を使って
「元氣ですか?」

風水師・金寄靖水さんによれば「元氣」とは「元の氣」
すなわち人間の根源力だそうだ

そして「元氣」は「場の氣」と共振している

なんらかの原因を持って「人の氣」と「場の氣」が共振できなくなる時に
身体や生活、仕事が不調となることがあるという

自然に寄り添って生活していた「昔の人」が使っていた「元氣」は
現代の「元気」とは意味合いが違うようだ

周りに「元氣」ではない人たちがいるから
もう少し本当の風水を学んでいこうと思う

モバイルSuica利用

2008-04-21 | 高齢社会
モバイルSuicaにしたが、もとSuicaには5000円程度の現金がチャージされたままだ。
まずはこれを使いきってしまおうと思い、もとSuicaで利用を試みるが「二重申込」として改札口が閉まってしまう
何度試しても同じことがおきる
駅員に相談しても解決しないので「みどりの窓口」へ行って尋ねてみた
なんかはっきりしないが、もとSuicaの個人データを削除してくれた
下車後だったので大丈夫なのか試していない

分からないことへの不安が消えないまま
便利だが慣れるまで大変だな


疲労感

2008-04-19 | 高齢社会
二日続けて、上位職が主催する終日の会議に出席した
精神が疲労困憊の状態で、少し自律神経のバランスが崩れたようだ
会議の内容の善し悪しの話ではなく、会議に見を置くこと自体を考えてみる

会議は自分のペースで進むことは少ない。
特に上位職主催であればなおさらそうである。
また他の出席者の話を聞いたり、こちらから伝えたりしなければならない
そこには駆け引きもあるから、常に脳が働き続ける。
2時間ぶっ通しの会議のあとは、少なからず肩こりと頭痛に襲われることとなる

風水学校で学んだ「共振」する氣の流れだけではないから疲れるのかもしれない

会議を通して「共振」できない環境に身を置くことの辛さを知る

老人ホームで暮らす人たちの環境はどうだろうか
自らバランスをとることが難しい人
環境を受容する体力のない人
高齢期に一人ひとりが「共振」できる環境
そこには必ず生活を援助するスタッフの存在がある
人も環境のひとつである

また老人ホームで働き、寄り添うことがうまくいかないスタッフの疲労感

どんな仕事でも疲労感と達成感のバランスを保つために
休日が存在する
そこに「共振」してくれる環境、人が存在すれば救われるのかもしれない



お通夜に参列していつも思うこと

2008-04-15 | 高齢社会
お通夜に参列していつも思うことがある

特別養護老人ホームには入居期間に制限がない
病気になって長期入院とならない限りはいつまでも住み続けられる
もちろん元気になって介護認定上「自立」や「要支援」にならなければの話である
すなわちここで「死」を迎えることとなる

今週に入ってご入居者お二人のお通夜に参列させていただいた
老人ホームで働くスタッフと一緒である

人生の旅たちを見送ることは
ご入居者150分の1の命と向き合うことではない
おひとりお一人の命、ご家族には人生に一生に一度の出来事である

老人ホームにおける仕事の最期の仕上げ
おひとりお一人の人生の最終期の援助だからこそ
「ここで暮してよかった」
「ここまで生き続けて満足できた」、
と思ってくださったら老人ホームで働くことは至極の喜びに変わる



「あなたの命を敬い、最期の生活を援助させていただきました

これからあなたの命をつないでいきます

安らかに旅たちください」


手を合わせ、感謝の気持ちと誓いの言葉で焼香