ニュースの疑問

日々のニュースの中で、疑問を感じたことを、分析して、裏側をえぐり、真実を探っていく。

二人の専門家

2011年04月18日 | 福島原発
昨日の毎日新聞に 

英オックスフォード大 元教授 素粒子物理学 1941年
  ウエイド・アリソン氏

米ウィスコンシン大医学部教授 放射線被曝医療 1947年
  ジェフリー・パターソン氏

アリソン 度を越した不安視は間違い

 現在の科学的知見から考えると 
 これまで 健康に影響が出る水準は
 1mmSv/yearではなく
 100mmSv/monthではないかと 私は議論している。

年に換算すると 1200ミリシーベルトまで だいじょうぶと言ってる。

パターソン このレベルなら安全という基準などない。

 がんになる可能性も同じ
 空気や雨水にも含まれている
 量が少なくても体に蓄積されていく
 もともと自然界にあったものとは別に新たに放出された物質が
 人体に有害であると理解することだ

二人とも 64 70 と高齢ですが 放射性物質の害に関する
説は 大きくちがいますね。

本当は もっと詳しいデータがあるはずなんですけどね

日本に原爆を使用したあと アメリカは 
ABCCという研究機関を現地に設置して 
原爆の影響による 人体の被害を
長年 研究して データを蓄積しているはずです。
アメリカ国内でも 軍隊は 自国の兵士を使って
人体実験をしています。
原爆実験をするときに 数キロの場所に兵士を配置して
閃光がおさまった直後に立ち上がって体をさらさせる
直後の爆心地近くまで 行進させる。
そんなこともしていた。
中東の実戦で劣化ウラン弾の使用による 人体への影響
これらのデータも持っているはずです。
軍事機密になっているのだろうか。
チェルノブイリのデータもそろっているはず。
上記のパターソン氏も チェルノブイリ現地調査に参加している。
こういうデータの公表を求めるのが 
今しなければいけないことのひとつです。

そうすれば ほんとうに危険なのは 
どのへんからなのか わかるはずです。